ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

森の小径の整備作業

2021-10-30 | 自然観察

先週末、大手企業さんと地元の村で作っている森林の中の散策路の整備作業をしました。これはもう20年近く前からの事業で、私たちのグループも一緒に整備活動をさせてもらっています。今回は少人数での活動で、森の中の散策路の草刈りや枝払いを行いました。

 

森の中の小径とそこでの作業風景…すっきりと気持ちの良い散策路です。

 

 

 

この場所は鉢巻道路沿いです。八ヶ岳美術館から1㎞ほどの所です。ここで鉢巻道路を横切って、ズームラインに繋がっています。

 

この周辺には以前に皆さんで植樹したヤマボウシや山桜の木もあって、紅葉が始まっていました。

    

 

 

カラマツも黄葉が始まっていて、青空に映えていました。

 

ノイバラの実やカエデも赤く染まってきれいでした。

 

 

こんな2種類の木が寄り添う姿にも目を留めながら作業をしました。

 

良く晴れた日で、森の中の作業は疲れましたが、気持ち良かったです…この日は午後からの作業で、午前中に「八ヶ岳自然文化園」に足を運んでみました。ここのカエデがとってもきれいに紅葉していました!

 

 

「八ヶ岳自然文化園」の「まるやち湖」は静まり返っていました。向こうに八ヶ岳の「阿弥陀岳」が見えるはずですが、この時は雲の中でした…

 

池の周囲の「ガマ」の穂…もう弾けて綿毛になっているものもありました。

 

 

タンポポの花に「モンキチョウ」がいました。

 

「ガマ」と「ススキ」の風景はすっかり晩秋の装いです。

 

「ススキ」は日を浴びて輝いていました。

 

 

「タンポポ」の綿毛もきれいでした。

 

「まるやち湖」の水鏡…秋が深まって、散策する人もいない静かな湖畔でした。

 

白樺林の「シラカバ」と「ナナカマド」…これも秋の風景でした。

 

 

最後に、午後になって雲が上がって顔を見せた「阿弥陀岳」の様子です。雪化粧していました。

 

緊急事態宣言が解除され、皆さんワクチンも打ったと言うことで、いらっしゃったボランティアさん達…爽やかな森の中で、マスク越しでしたが久しぶりに一緒に作業ができ、交流もできて嬉しかったです…

 

 

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諏訪湖畔をウォーキング

2021-10-28 | ウォーキング

秋の深まりを感じる諏訪湖畔を歩きました。横河川の河口から出発し花岡城址までの往復でした。横河川は8月豪雨で上流で土石流が発生し、河口までかなりの土砂が流れ下ったようです。現在は湖畔でその土砂を取り除く工事が行われています。ここは冬になると白鳥や水鳥たちが集まる場所です。工事の影響がなければいいのですが…

 

雲の多い日でしたが、湖畔の秋を感じながら歩きました。コスモスと湖です…

 

木々の紅葉が進んできていました。カツラが黄葉し、甘い香りが漂っていました。

 

サクラの並木も紅葉してきれいでした。

 

カエデは日当たりの良いところから紅葉していました。

 

ナナカマドが真っ赤な実をたくさんつけていました。

 

釜口水門近くには噴水があって定期的に上がっています。飛来する白鳥を模った噴水です。

 

 

釜口水門を渡り、花岡城址に向かいました。途中で見かけた「ウマブドウ」と「アオツヅラフジ」の実です。

 

 

「花岡城址」は諏訪氏の一族の花岡氏の城があったところです。諏訪湖の西岸の小高い場所に築かれていて、今は「花岡公園」になっています。ここからは諏訪湖が一望できます。

 

 

岡谷市街地も見えます。

 

ここには三角点もありました。今週末の「武田信玄狼煙リレー」はここがその1か所になります。

第14回武田信玄狼煙リレー ~武田信玄生誕500年記念~/韮崎市観光協会 (nirasaki-kankou.jp)

 

    

 

こんな秋色も見つけました。

 

 

花岡城址からまた釜口水門を渡って湖畔を歩き、出発点の横河川河口に戻りました。現在、釜口水門は耐震工事中で、こんな看板がありました。ツバメに配慮が注目でした…

 

水門からの諏訪湖です。行きの時より少し空が明るくなってきていました。

 

 

空には「トビ」が飛び、湖面には「マガモ」が泳いでいました。渡りの水鳥たちが増える時期になってきました。

 

 

 

秋風景を見ながらの湖畔のウォーキングは気持ち良かったです。この日歩いたのは約6㎞、歩数は9272歩でした…

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山頂からの雲海~入笠山~

2021-10-24 | トレッキング

「富士見パノラマリゾート」のゴンドラで山頂駅に降り、山野草園から雲海と日の出を見た後「入笠山」に登りました。登り始めたのは朝8時です。木々の間から雲海が見え隠れしていました。

 

登山道周辺のササやぶに陽が射して、きれいに輝いていました。

 

山頂は良く晴れて360度のパノラマが開けていました。陽は上ってきていましたが、山頂からの雲海も素晴らしいものでした。

 

 

朝日に私の影も長~く伸びていました…

 

雲海と山々の姿を写真におさめました。まずは「八ヶ岳」です。

 

 

「美ヶ原」方面も雲海の上に浮かんでいました。

 

その向こうには北アルプスの「穂高岳」と「槍ヶ岳」そして「常念岳」が見えました。

 

 

「乗鞍岳」と「御嶽山」もきれいに見えました。

 

 

中央アルプスの「木曽駒ケ岳」です。

 

 

「富士山」もこの日はとてもきれいに見えました。入笠山ヘは何度も登っているのですが、こんなにきれいな富士山を眺められたのは初めてでした。

 

 

 

南アルプスの「甲斐駒ヶ岳」、「北岳」、「仙丈ケ岳」です。

 

「富士山」と「甲斐駒ヶ岳」が一緒の写真も撮れました。

 

山梨県方面…雲海が少しずつ上昇していきました。

 

登山道で見かけた名残の花…「カワラナデシコ」です。

 

秋の深まりを感じるススキと紅葉でした。

 

 

 

湿原のシラカバが晩秋の草紅葉と秋空に映えていました。

 

 

山頂駅の山野草園に戻ってきたら、すでに雲海は消えて山麓の田園風景が広がっていました。

 

良い天気で早朝の雲海と日の出を見られ、入笠山にも登ることができて充実の半日でした。この日の歩数は12693歩でした…

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲海と日の出~富士見パノラマリゾート~

2021-10-22 | 自然観察

寒くなりました!この寒さで八ヶ岳も初冠雪です。これは昨日の撮影です…

 

「富士見パノラマリゾート」の山頂駅からの雲海を見たいと思っていて、ようやく実現したのは一週間前(10/15)のことです。9月末から11月上旬までの期間限定ですが、プレミアム雲海ゴンドラが早朝5:30から運行されるので、それに乗っていきました。まずは雲海と日の出の景観です。

 

この日は前日から原村に泊まって早朝5時前に出発…まだ周囲は暗かったです。

 

パノラマリゾートの山麓駅の灯りを後にして登り始めると、すぐに雲海が見えてきました!この日は雲海ができる好条件の日だったようで、素晴らしい雲海がゴンドラの中からも見ることができました。

 

 

 

 

 

登って行くに従って「富士山」も見えて来て、雲海と日の出と山姿への期待が膨らみました。

 

山頂駅に降りて展望の良い場所に移動し、日の出を待ちました。晴れた空と山々の陰、そして雲海と素晴らしい景観に感動でした!

 

日の出の瞬間です。

 

 

 

 

 

「富士山」も「甲斐駒ヶ岳」も少しずつ明るくなってきました。

 

 

雲海が朝日を浴びて輝いていました。

 

 

こちらは北西方面…こちらにも一面雲海が広がっていました。見事な雲海の景でした。

 

日が昇って来てますます雲海が輝いて見事でした。

 

 

 

八ヶ岳の姿もすっきりと美しく見えました。

 

ここで出会った植物たち…「エノコログサ(ネコジャラシ)」が陽を浴びてきれいでした。

 

咲いていたのは名残の「ホタルブクロ」と「エゾリンドウ」です。

 

 

入笠湿原の草紅葉はもう晩秋の装いでした。木道は霜が降りて滑りやすかったです。

 

素晴らしい雲海に出会えたこの日、感動の時間が過ごせました。早起きして出かけた甲斐がありました…

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の(終わった?)白駒の池

2021-10-18 | トレッキング

北八ヶ岳の「白駒の池」の紅葉がきれいな時期かしらと出かけました。茅野市から麦草峠を越えて八千穂村(現、佐久穂町)に至る、国道299号線の「メルヘン街道」を進みます。途中で見かけた田園風景とキバナコスモスの揺れる街道でした。

 

 

 

途中で霧が出ていたり、シカに出会ったりしながら標高を上げて行きました。

 

 

 

途中の展望台に上ってみたら、素晴らしい雲海でした!雲海の上の御嶽山と中央アルプス…見事な雲海に出会って感動しました。

 

 

蓼科山と八ヶ岳はすっきり晴れていました。カラマツはすっかり秋(晩秋)色でした。

 

 

前日に雨が降った次の寒い朝…木々のしずくが光に煌いてきれいでした。

 

 

まるでクリスマスのイルミネーションを纏ったような木々もありました。

     

 

 

この「メルヘン街道」の最高地点は「麦草峠」です。

 

その先に行った所に駐車場があります。そこから苔の森の中を「白駒の池」に向かいました。周囲はコメツガ、シラビソ、トウヒ、ダケカンバなどの原生林です。そしてここは日本蘚苔類学会から「日本の貴重な苔の森」に認定されています。

 

 

 

 

日本にある苔1800種類のうち、500種類以上もの苔がこの八ヶ岳にはあるそうです。

 

 

 

 

 

苔の森の美しさを堪能しながら「白駒の池」のほとりに出ました。ところが、期待していた紅葉はすでに終盤…ちょっと残念でしたが、名残の紅葉を撮ってみました。

 

 

良い天気で、水鏡がきれいでした。

 

池のほとりのドウダンツツジやカエデやナナカマドなど、名残の紅葉…

 

 

 

この日は「白駒の池」を一周歩いてみました。原生林の中を見え隠れする池を眺め、苔を眺めながら木道を歩きました。

 

 

 

ここは標高2115m地点にある池では日本最大だそうです。水深8.6m、周囲は1.8㎞です。ゆっくり1時間ほどで一周できました。

 

 

紅葉の終わりの池でしたが、苔の森と池を堪能できました。その後、奥蓼科の「御射鹿池」にも立ち寄ってみました。でもここは紅葉には少し早かったです。去年の秋に訪れた時は紅葉が終わってましたし…なかなか見頃を定めて出かけるのは難しいものです。

 

 

      

 

 

最後に茅野市から原村へのエコーライン沿いの田園風景です。八ヶ岳の姿と共に気持ちの良い風景でした。

 

 

 

コスモス畑も秋ならではの風景でした。

 

 

この日は「白駒の池」を一周したので、歩数は6235歩でした…

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする