ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

横河川上流へウォーキング

2023-06-30 | ウォーキング

梅雨の合間の天気の落ち着いた日に「横河川」の上流にウォーキングに出かけました。「出早神社」を発着点にして「長命水」までの往復でした。「出早神社」は春のカタクリ、夏のキツネノカミソリ、秋の紅葉の良いところですが、この日のモミジは若葉の季節でした。

  

 

この時期は露地のイチゴも実りますが、道中には「ヘビイチゴ」や「モミジイチゴ」が実っていました。「モミジイチゴ」の黄色の実は食用になるので途中でつまんでいただきました。甘くて美味しかったです。

  

  

 

道沿いにはいろいろ花も咲いていて注目しながら歩きました。「トリアシショウマ」と「ヤマアジサイ」と「キバナノヤマオダマキ」です。

  

  

 

眼を上に向ければ木々の花や実も目立ちました。「マタタビ」の葉が白くなってきてこれから花が咲くところです。赤い実は「ニワトコ」かと思います。次の2つは?です→「ミツバウツギ」と「ヒメコウゾ」と教えていただきました。

  

  

 

このユニークな花に注目して調べてみたら「ウリノキ」のようです。ミズキ科ウリノキ属の「ウリノキ」は吊り下がった花弁がくるりと反り返り黄色の長い葯が目立ちます。葉が瓜のようでこの名前がついたそうです。

     

  

 

黄色の花では「キツリフネ」と「ホソバノキリンソウ」が咲いていました。「タケニグサ」も伸びてきていました。

     

  

 

道沿いにたくさん咲いていたのは「ヒメウツギ」です。「スイカヅラ」も見られました。

  

     

 

まだまだ途中でも見かけた花たち…出早神社近くの畑花壇で咲いていた「オカトラノウ」と「ノコギリソウ」です。神社境内ではたくさんの「シャラ(夏椿)」がたくさんの花をつけていました。

  

     

  

 

神社の脇を流れる水路には「バイカモ」が群生していました。増水し流れも急な水路ですが懸命に咲いている姿に感動しました。

  

 

さて目的地の湧き水「長命水」ですが、相変わらず滾々と水が湧き出ていました。この湧水の近くには苔がたくさん生えていて、こんなキノコも出ていました。「シロソウメンタケ」のようです。

  

     

 

昨年の集中豪雨で土砂崩れや氾濫した箇所の工事はまだまだ続いています。工事中の場所には水も出ていて「クジャクチョウ」が吸水していました。

  

      

 

梅雨時の合間のウォーキング日和…あれこれたくさんの出会いがあって嬉しかったです。この日の歩数は11846歩でした… 

 

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久しぶりの山行き~守屋山~

2023-06-27 | 山登り

山に登ることが少なくなってしまったのですが、久しぶりに「守屋山」に登ってきました。「守屋山」は諏訪市と茅野市、それに伊那市高遠の境にあります。 この麓には諏訪大社があって、守屋山が諏訪大社の御神体とも言われています。この日は国道152号線の杖突峠から少し高遠方面へ下った所の登山口から登りました。

  

 

この日は夫の知り合いの青年とそのお母さん、そして私と夫…この方々とは以前にこの守屋山にも霧訪山にも登りました。すっかり青葉に覆われた森を抜け、川を渡って登って行きました。大きなシダ(「シシガシラ」と教えていただきました)が目立つ登山道でした。

  

  

  

 

ここで出会った花で嬉しかったのは「ベニバナヤマシャクヤク」です!もう花が末の状態でしたが、何株かこの辺りにあって感激でした。

     

 

ニリンソウ」→「フタリシズカ」もたくさん咲いていました。「サワギク」と「ニガナ」と「シロニガナ」です。

  

  

 

登って行くに従って笹薮になってきました。これは「ササ」の花!この蕾の中から花が出てきます。何と50~60年に一度しか咲かないのだそうです。鎖のある急登も頑張って頂上にたどり着きました。

     

  

 

「守屋山」には東峰と西峰の二つのピークがあって、こちらは東峰です。ここから眼下に諏訪湖、そして周辺の八ヶ岳から北アルプス、中央アルプス、南アルプスが見えるはずですが、この日は雲が多く見えませんでした。

     

  

 

東峰から西峰へはアップダウンはありますが緩やかな尾根道も続いています。「オオカメノキ」の「癒しの並木道」を抜け、「ブナ」の大木の「元気になる木」にパワーをもらって登りました。

  

  

 

緑の森の中では「ヤマツツジ」がたくさん咲いていて、その花盛りの木は美しい景観を見せてくれていました。

     

  

 

西峰に着きました。こちらの方が東峰より少し高いです。諏訪湖を眺めつつ、ここで昼食をとりました。悠々とトンビが舞ういい景色でした。

  

     

  

     

 

頂上からは360度の景観が望めるはずですが、この日の各アルプスは雲の中でした。

     

 

山頂周辺に咲いていた花たち…これは「タニウツギ」と「ヒメウツギ」です。

  

 

黄色の花に目を引かれる「ミヤコグサ」が群生し、紫色の「ウツボグサ」もたくさん咲いていました。

  

  

 

「クルマムグラ」と「キンポウゲ」、それに「アヤメ」と地上すぐの所で咲いていたのは「ミニアイリス」のような咲き方ですが、これも「アヤメ」でしょうか…

  

  

 

木々の花たちや?の花(「オオヤマフスマ」と教えていただきました)も載せておきます。

  

  

  

 

ここで出会ったチョウは「キアゲハ」と「ツマグロヒョウモン」と「モンキチョウ」でした。緑色のきれいな「ゾウムシ(リンゴコフキゾウムシと教えていただきました)」です。

  

       

   

 

キノコも見かけました。白い小さな茸は「ヒメヒトヨタケ」、何やら怪しい形態のものは「ノムシタケ」でしょうか…

  

 

最後に美しい花を…春の名残の「キバナヤマオダマキ」と夏の始まりの「ノアザミ」です。

      

      

 

たくさんの出会いと感動のあった山行きでした。ただ、久しぶりの山行きは体力の低下も感じ、大いに疲れました。この日の歩数は17406歩でした…

 

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梅仕事の季節の花々

2023-06-25 | 植物

梅雨の時期は梅仕事の時期でもあります。実家から梅の実が実ったとの知らせが届いて、梅もぎに行ってきました。摘果したそうですが、たくさんの梅が実っていて、3㎏ほどもいできました。

     

  

    

 

梅はこの後一晩水にさらしてあく抜きし、紫蘇漬けや砂糖漬けにし、梅酒も作りました。梅の木の隣には栗の木もあって花が咲いていました。秋の実りが期待できそうです。

     

     

 

「マツバギク」がかなり以前から毎年咲きますが、年数を経て石垣を覆い尽くすほどになっています。

     

  

     

 

このマツバギクの咲いている上段の畑は以前はバラ園になっていて、オープンガーデンになっていました。手入れが大変になってそのバラをみんな譲ってしまって更地にし、今では手のかからないそば畑になっています。その頃、フェンスには「クレマチス」を一面咲かkせていて、今はその名残が少し残っていて咲いていました。

  

     

  

 

実家で咲いていたスイレンの花…ちょうど見ごろにきれいに咲いていました。

     

     

 

おまけは野菜の花たち…ナスとトマトとキュウリとスナップエンドウです。スナップエンドウは今が旬ですが、その他のものはこれから楽しみな夏野菜です。

     

     

     

     

 

この時期、新生姜も出回るのでジンジャーシロップを作ったりショウガの佃煮を作ったりしました。毎年恒例のマーマレード作りの季節でもありました。梅雨時でも美味しいものをいただいて乗り越えたいものです…

 

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6月のウォーキング

2023-06-22 | ウォーキング

梅雨の時期ですが、ちょうど雨もなくウォーキングができました。この日は横河川河口の「諏訪湖ハイツ」を発着点にして、「釜口水門」方面への往復でした。まずはこの日の諏訪湖…波もなく湖面は凪いでいました。

     

     

 

この時期に見かけるのは「カワウ」と「カルガモ」でしょうか。仲良く(?)一緒にいました。

     

 

湖畔に繁茂しているのは「イタチハギ」…花も沢山咲いていました。土手には「ブタナ」も蔓延っていました。

  

  

 

広場の「ヤナギ」は青々として来て夏の到来を感じました。広場では草刈りの作業中…車の草刈り機や手押しの草刈り機が活躍していました。

     

  

  

 

湖畔には「トンビ」がいつもいます。この時は柳の木の上と桟橋に…桟橋の「トンビ」は魚を捕まえていました。他にいたのは「ハクセキレイ」と「セグロセキレイ」でしょうか…

  

     

  

 

湖面は凪いで青空と雲の流れがきれいに映えていました。この日、八ヶ岳は雲の中でした…

     

     

 

途中にある舟の係留場所…ここには「スイレン」が広がっていて、ちょうど花が咲いていました。

  

  

     

  

 

「釜口水門」近くでは1時間ごとに白鳥の形の噴水が上がるのですが、この日は調子が悪いのか、その形になっていなかったです。

  

 

この公園に「ハマナス」がきれいに咲いていました。「ユリノキ」の花と「ヤマボウシ」の花もまださいていてみることができました。

  

  

 

水門を渡って湊地区へ…この水門から「天竜川」が始まります。湊地区側からの諏訪湖と、新しくできた水上のカフェです。桟橋の上にカフェテラスが出来ていました。気持ちの良い景色を眺めながらいい時間が過ごせそうです。

  

  

 

湖岸には「シモツケ」や「ハコネウツギ」が咲き、名残の「ツツジ」も見られました。「キショウブ」も増えてきていました。「シロツメグサ」にミツバチが来て盛んに吸蜜していました。

  

  

     

 

帰り道で見かけたこの花…googleレンズで「コーカサスサワグルミ」と出ました!胡桃のような実は付かないようです。

  

 

「諏訪湖ハイツ」の庭には「キンシバイ」の花がたくさん咲いていました。

  

 

久しぶりの湖畔ウォーキング…たくさんの花にも出会って気持ちの良い歩きができました。この日の歩数は8224歩でした…

 

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2度目の「超絶技巧、未来へ!展」~長野へ~

2023-06-20 | ミュージアム

2月に「岐阜県現代陶芸美術館」で「超絶技巧、未来へ!展」を見てその作品に魅了され、次の開催場所が長野県立美術館と知って、再びその展覧会に行ってきました。もう一度行きたいと言い出したのは夫です…

     

     

 

私は明治工芸の展示に関心があってよく見てきたのですが、明治工芸はすべて撮影禁止でしたのでパンフレットからです。

     

 

現代作家さんの超絶技巧についてはNHK「日曜美術館」でも取り上げられいましたが、その技は目を見張るばかりです。写真撮影許可の作品だけ載せます。これは稲崎栄利子さんの陶磁…布のようにしなやかな作品でした。

     

 

こちらは池田晃将さんの漆工…漆に貝を埋め込んで超細かい数字になっています。大竹亮峯さんの作品は木彫…月下美人の花は花器に水を入れるとゆっくり開くそうです。

  

 

前原冬樹さんの作品は木彫…一本の木から彫り出されています。福田亨さんの作品も木彫…水滴は木でできているとは思えない出来栄え、蝶は立体木象篏と言われるものだそうで、色を塗ったわけでなく、さまざまな木を組み合わせてリアルな蝶が出来ています。

  

 

本郷真也さんは金工…鍛金技法で作られた大きな龍は体が自在に動くそうです。若宮隆志さんの漆工…金属製品の質感を良く表現されていました。

  

 

明治期の工芸作品も鑑賞してエントランスに出てきたら外は霧の世界…「中谷芙二子」さんの「霧の彫刻」です。

      

 

外に出て霧の彫刻の感触を味わいました。時間によって展示される作品です。

  

     

  

     

 

この後、ここの美術館に来るといつも立ち寄る「善光寺」へ…午後の時間帯だったからか、比較的静かな境内でした

    した

  

 

境内に咲いていた「オオヤマレンゲ」の花!大きな見事な花でした。

     

  

 

こちらは隣の城山公園の風景…この公園も県立美術館ができた時に整備されました。可愛らしいデイジーがたくさん咲いていました。

  

     

 

再びの「超絶技巧、未来へ!」展を堪能した(美術館によって同じ企画展でも展示方法が違ってそれも魅力的でした) この日の帰りは高速道(長野道)で一気に自宅へでした…バラ園や美術館、善光寺周辺を歩いてこの日の歩数は5403歩でした…

 

業務連絡…「ハキダメギク」について、「牧野新日本植物図鑑」の記載はこのようでした。参考にしていただければと思います…

     

     

 

追記…先ほど庭隅に出ていた「ハキダメギク」を撮ってみました…

  

 

追記です。山と渓谷社の「野草の名前 秋冬」にのっていた「ハキダメギク」の記載事項です。

     

     

 

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