今朝の地元新聞を開いたところ「アサギマダラ」の記事が目に飛び込んできました!一面のトップ記事です!昨日まで出かけていて、母がショートステイを利用している今日は予備日…貴重なフリーの朝です。予定の庭の草取りは後回しにして早速出かけました。車で5分くらいの出早神社近くの場所です。
いました、いました!フジバカマの間を歩くと、次々に飛び立つ「アサギマダラ」に出会えました。「アサギマダラ」はその浅葱色(薄い藍色、水色)の翅が特徴の大型の蝶です。フジバカマに止まっている「アサギマダラ」もじっくり見ました。
ここでは畑に地元の方が「フジバカマ」を植えてくれてチョウを呼んでくれています。花はもうだいぶ咲き進んでいましたが、まだまだ咲いていて「アサギマダラ」も懸命に吸蜜していました。数は15頭くらいはいたでしょうか、今年の飛来は少ないようですが、充分楽しませてもらえました。
複数の「アサギマダラ」を狙いましたが、2頭が精一杯でした。
見学に来ていた方が♀は珍しいから確認のために捕獲したと見せてくれました。マーキングはせずに放すとのことでした。後翅の下に黒い斑紋があるのが♂で、無いのが♀です。
浅葱色のとてもきれいな「アサギマダラ」も確認できました。
ところでタイトルの「アサギマダラの乱舞」ですが、私自身はそう感じるほど複数飛び交っていたのですが、写真に取り込むのはなかなか難しかったです。雰囲気だけでも感じていただけるといいのですが…
ここは高台にあって遠くに諏訪湖が望めます。
こちらは塩嶺方面を望む方向です。
フジバカマの花が今年は色が濃いように感じました。見事に咲き揃っていました。
ここには他のチョウたちもやって来ていました。「ミドリヒョウモン」です。
この場所はブッドレアとフジバカマ、それにサワフジバカマが植えてある場所です。複数種の蝶が集まっていました。
翅の先端部が黒色の特徴ある「ツマグロヒョウモン」もいました。
「ツマグロヒョウモン」と「アサギマダラ」のツーショットを見ていたら、マーキングのされた「アサギマダラ」でした。どこでマーキングされたか読み取れるといいのですが難しかったです。
最後にクジャクの飾り羽のような大きな目玉模様が特徴的な「クジャクチョウ」です。この目玉模様には視線の役割があるそうです。またフクロウや蛇の目玉に似ていることから天敵から身を守るのに都合が良いようです。この目玉を頭と誤認させることで重要な頭を守る意味もあるそうです。
今年の飛来は少ないようですが、それでも今日は何頭もの「アサギマダラ」に出会えて良かったです。他のチョウ達にも出会えて嬉しく帰宅し、その後予定していた庭の草取りを頑張りました…