夏に行く予定だったウォーキングコース…中止になってしまったので、秋になってしまいましたが個人的に行ってきました。母をデイサービスに送り出して、用事を済ませていたらもうお昼近く…それでも和田峠越えで「七島八島」を目指しました。旧道を通り、古い和田峠のトンネルを抜けます。
トンネルは車1台通行できる幅…交互通行で信号に従って進みます。
和田峠の先には昔、国設和田峠スキー場がありましたが、今は木が生い茂っています。ここまで来たら気温は10℃!ぐっと寒くなりました。
ビーナスラインに入ったら霧です!
「七島八島」の駐車場から湿原に入ります。ここは下諏訪町です。入り口には鹿よけネットが張られていました。
湿原全体を獣害から守るために防護柵やネットが張られています。
もう高原はすっかり秋で、秋の花々が咲いていました。「ノコンギク」と「ユウガギク」です。
同じキク科の花々…「シラヤマギク」と「ゴマナ」です。
やはりキク科の「ノコギリソウ」はきれいに咲いていました。
これもキク科の白い花「ヤマハハコ」は少し末でした。
湿原は霧の中でした。
霧の中、夏の名残の花々も咲いていました。「ヤマホタルブクロ」と「ヤナギラン」、それに「カワラナデシコ」です。
秋の花はこの「ヤマラッキョウ」と「ツクバトリカブト」です。
「マムシグサ」が赤い実になり、「シシウド」もしっかり実になっていました。
霧の中の木道は歩く人もほとんどなく、鎮まりかえっていました。
霧の中、湿原は草紅葉が始まっているようでした。
「ハバヤマボクチ」も霧の中でした。
「タムラソウ」も「ノハラアザミ」も霧の中で夏の名残の花を咲かせていました。
夏の名残はこの「サラシナショウマ」も…さすがチョウはいませんでした。
「マツムシソウ」や「オミナエシ」は初秋の花でしょうか。もう花が末でした。
秋の名の付く花「アキノウナギツカミ」は、その茎にあるトゲトゲで滑るウナギもつかめるそう…
「アキノキリンソウ」はベンケイソウ科のキリンソウに花が似ていることからの命名…
秋の花「ワレモコウ」はたくさん咲いていました。「エゾリンドウ」も秋色です。
秋色に染まったハクサンフウロの葉もきれいでした。
霧の露をまとった「セイタカアワダチソウ」とイネ科の植物…
湿原は霧が立ち込めては流れて…様々な変化を見せてくれました。
草紅葉が始まる湿原でした。
霧が流れると車山が見えてきます。
霧の中でしたが、七島八島を一周して花にも出会え、いいウォーキングができました…