毎年恒例の「手作り仕込味噌」の企画の参加してきました。
これは「生坂村農業公社」の方の指導の下、設備もお借りして仕込味噌を作るものです。
我が家では、もうずっとこの味噌ばかりです。
生坂村は我が家からはだいぶ遠いのですが、手作り味噌を仕込む機会が貴重なので毎年2日間通っています。
まず1日目、前日に水につけておいていただいた大豆を圧力釜で煮ます。




大豆はもちろん地元産!生坂村産のとっても美味しい大豆です。
煮上がった大豆は指でつぶれるくらいになっていてそれをすぐに冷まします。

このミンチ器でつぶします。
私の実家でも子供の頃は家で味噌を作っていて、共同のこうした器械を使った記憶があります。もちろん手動で…


つぶして塩をまぜた大豆(味噌の素)です。

前日から発酵器に入れて発酵させた麹をほぐして、また発酵器に入れます。
麹も地元産のお米を使って作っています。

2日目は、しっかり発酵した麹は固まっているのできれいにほぐし、大豆と塩の味噌の素に入れます。


味噌の素に大豆の茹で汁を加えて機械で混ぜます。
大豆の茹で汁はほんのり甘みがあってお味噌汁や煮物に入れると良いそうで、分けてもらってきました。


混ざったら空気を入れないよう、桶に叩きつけるように丸めて投げ込み、平らにならします。
これで手作り仕込味噌の完成です。
これは9月過ぎまで自然発酵を促し1年くらいおいて味がなじんだところで食べ始めます。

今年もいい塩梅に味噌が仕込めて良かったです。
一昨年の味噌がそろそろおしまい…これから昨年の味噌の味を見るのが楽しみです。
この地元産の大豆と、農業公社のお母さんたち手作りの麹も買ってきました。
お豆腐と甘酒を作る予定です!

別の日、「こんにゃくの手作り」教室に参加しました。
これは原村産のコンニャク芋!3年ものだそうで、立派です。

コンニャク芋を洗って汚れを取り、刻みます。
水と一緒にミキサーにかけます。500gの芋に水2ℓが基本。



ミキサーにかけたものを鍋に移し、水も全部加えて煮ます。


次第に重くなってきますが、焦げ付かないように絶えず鍋底をこそげながら、ふつふつするまで煮ます。

火を止めて冷ました中にぬるま湯で溶いた精製ソーダ(炭酸ソーダ)20gを何回かに分けて入れてよく混ぜます。
のり状になったら型に入れてしばらく置きます。(今回はお豆腐の型を再利用!)

型から外して煮立ったお湯に入れ、10分くらい湯がいて水にとって晒したら完成です。

コンニャク作りは2回目、前回は皮を全部むきましたが今回は残し…
いい感じのコンニャク色に仕上がりました。(色を濃くしたければひじきを混ぜるといいそうです)
さっそく出来立てを刺身コンニャクでいただきました。
ワサビとお醤油もいいけれど、甘味噌だれもとっても美味しかったです。

この時、利休饅頭も作りました。黒糖皮で餡を包みます。


蒸して出来上がりです。ちょっと割れてしまいましたが美味しいお饅頭ができました。
