富士見町にある縄文遺跡の「井戸尻遺跡」にウメの花が咲いたとのニュースがあったので見に行ってみました。まずはこの日の山の姿から…原村から見えるの北アルプスはまだ真っ白です。
八ヶ岳は雪が少なくなってきています。
原村から富士見町に向かう場所からの富士山…ちょっと霞んでいました。
富士見パノラマスキー場は今週末まで営業予定だそうで、ゲレンデにはまだしっかり雪がありました。
富士見町からの八ヶ岳は姿が違って見えます。麦畑が青々していました。
途中で出会った「ダンコウバイ」の花…春の始まりを伝えています。
土手には「ホシノヒトミ」や「イヌナズナ」がたくさん咲いて、ここでも春の訪れを感じました。
途中で出会った茅葺きの古民家…懐かしい里山の風景でした。近くに咲いていた「ツバキ」一輪…
ここから見る甲斐駒ヶ岳は雪が輝いて、とってもきれいでした。
「井戸尻遺跡」に着きました。この場所からはたくさんの縄文の名残が出土していますが、この日は考古館には入らず、周辺を散策しました。
縄文住居が復元されています。
紅梅がたくさん咲いていました。
白梅も咲いていて、紅白の梅の花の競演が見られました。
ウメの木々の向こうは竹藪…タケノコが皮を付けたまま大きくなったようです。
考古館の庭には「モクレン」の花がたくさん咲いていました。
庭にはこの近くで出土する石が展示されていましたが、注目はこの大きな黒曜石でした。
近くには道祖神もありましたが、道祖神の前に祀られたこの藁馬に注目でした。藁馬は神送り・神迎え・招福・厄払いの4つの役割を担うそうです。
最後に甲斐駒と紅梅と水鏡の風景を…
ここは豊かな湧水に恵まれ、植栽田にはスイレン、アヤメ、ハスなどが季節ごとに咲きます。今はまだそれらの植物が育つ前なので、素敵な水鏡が見られました。
この時期に井戸尻遺跡を訪れたのは初めてでしたが、ウメの花と素敵な景色に出会えて良かったです…