楽しみにしていた、第36回全国都市緑化信州フェア「信州花フェスタ2019」が開幕しました!これは「花博」同様かと思っていましたがちょっと違って、毎年全国各地で開かれているようです。「花博」は1990年の大阪の「花の万博」も2004年の「浜名湖花博」にも出かけて、どちらも泊りがけで2日間をかけて見たのですが…信州で開かれるこの都市緑化フェア、去年から見に行こうと考えていました。規模は小さいようですが、事前情報でお花や庭に注目していました。4/25に開幕で、すぐ大型連休…これは混雑が大変と、開幕の次の日に出かけました!
メイン会場は「信州スカイパーク」です。サブ会場は安曇野市と大町市の「国営アルプスあづみの公園」です。この日はメイン会場へ…まずは「やまびこドーム」へ行ってみました。
この中では信州産サボテンの展示がありました。信州は寒暖差が大きいのでサボテンのとげがきれいに成長するのだそうで、全国7位のシェアだそうです。(1位は愛知県でした!)
美しいサボテンの花もたくさん見られました。
大町市には「劇団四季記念館」があります。それで特別企画展が開かれていました。その中で「赤毛のアン」の舞台装置と「ライオンキング」の展示です。
会場内ではフラワーアレンジメントや寄せ植えなどのワークショップも…県内出身の峰竜太さんがフラワーアレンジに挑戦していました!TV取材の為撮影禁止でしたが…外にも素敵な寄せ植えが展示されていました。
エントランスガーデンの壁面緑化は素晴らしかったです。
「バラクライングリッシュガーデン」のケイ山田さんの作品はコンテナガーデンです。
あちらこちらにこうした花壇が設置されています。
見どころは沢山あるのですが、つぎに「信州の庭」を巡りました。これは造園や園芸の専門家による50もの庭園作品の展示です。注目の庭はいくつもあったのですが…まず苔の作品です。
軽井沢の白糸の滝のイメージ作品…奥に霧に煙る白糸の滝があります。
松本手まりをイメージした庵と庭…庵の中の景色と咲いていたバイカカラマツに注目でした。
この庭には洞窟のような小部屋が…壁面緑化が素敵でした。
火遊びを楽しむ庭も気になりました。コンパクトな薪割機やストーブにも注目でした。
松本石匠組合さんが作った石垣…富嶽三十六景をモチーフに組み立てたそうです。裏側の石積みにも注目でした。
次に向かったのは「北アルプスと花の丘」…ここは昨年の秋以来2000人以上の人が植えつけに参加したそうです。あいにく北アルプスの眺望はすっきりしませんでしたが、花の丘はとってもきれいでした!植えつけ体験に私も参加…パンジーを植えてきました。
この丘に登ると目の前は「松本空港」です。小型飛行機が離陸して行きました。
定期便の離着陸…かつて父と母はこの空港から九州旅行と北海道旅行に旅立ちましたが、私はまだここから飛び立ったことがありません…この日のFDAの飛行機はピンクとブルーでした。降り立ったピンクの飛行機…ちびまる子ちゃんのイラスト入りでした!(飛行機の写真は夫のカメラから…)
ブルーの飛行機は飛び立って行きました。
ヘリコプターもホバリングして荷物を下ろす訓練をしていました。
この日、会場内のこの桜が満開…ここでもまた桜のお花見ができました。
この時期、たくさんのチューリップやフリチラリアも咲いていて見ごたえありました。
一面のスミレが咲きそろっている場所もありました。
その近くには懐かしい庭の風景がありました…
別の場所に「バラ園」があるのですが、さすがこの時期はまだ咲いていません。5月中旬頃からがいいそうです。
ちょうど会場内を走るロードトレインに出会いました。
会場の端には空港の滑走路と北アルプスを背景に芝桜が広がっています。45万株の芝桜でライチョウと桜の花びらのアート作品になっていました。
沢山の花に出会え、さまざまな庭を楽しむことができました。一番良かったのは同行の母が楽しんでくれたこと…歩いて会場内を巡るのは困難と考え、会場で車いすをお借りして巡りました。たくさんの花を堪能し、丘に登って童心にかえって飛行機も喜んでくれました。母にとっては久しぶりの遠出でしたが、良い一日となったようです。