ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

初秋の湖畔

2019-09-29 | ウォーキング

9月も下旬になると秋の気配が漂ってきます。ウォーキングで久しぶりに諏訪湖畔を歩きました。出発地は横河川の河口です。ここは冬になると白鳥が飛来するので、ここにかかる橋は「はくちょう橋」です。橋には地元出身の童画家「武井武雄」の絵があります。市で勧めているウォーキングコースにはあちこちにこの「あるき太郎」がいます。

 

 

 

 

この橋から眺めた諏訪湖です。

 

青空に「コスモス」の花がきれいな秋の日でした。

 

「御柱祭」のマンホールの蓋を見つけました!御柱祭は次回、2022年(3年後)に開催です。

 

湖畔には「ナナカマド」の木がたくさん植えられています。もう実が赤くなっていました。オレンジ色の実もありました。

 

 

今回知らなかった自分にビックリしたのはこの噴水!長年ここに住んでいて、この噴水は知っていたのですが(時々上がっているなと、遠くから眺めたり…)今回仲間に教えてもらって「へぇ~!」だったこの噴水、皆さんは気が付きますか?!

 

 

 

 

お判りでしょうか…白鳥をデザインした噴水だったのです!言われてみれば、なるほどです。大きなモニュメントもあります。

 

 

ここを訪れた「与謝野晶子」の詠んだ歌「諏訪の湖(うみ)天龍となる釜口の水しづかなり絹のごとくに」が碑になっています。

 

その「釜口水門」…ここが天竜川の始まりです。ここから天竜川に沿って一日がかりでドライブして河口まで行ったことがありますが、終わりは静岡県浜松市と磐田市の境の太平洋です。

 

この水門には魚の為の「魚道」が作られています。

 

 

釜口水門から見た諏訪湖と八ヶ岳です。雲が多くなってきました。

 

 

湖畔のサクラやドウダンノ中にはこうして色付き始めているものもありました。

 

 

釜口水門を渡ってその先の花岡公園までいきました。天竜川沿いの伊那地方と諏訪を結ぶ古道である西街道の要衝の地にあった山城の跡です。標高811m地点から高低差50m程登ります。ここからは市内と湖が見渡せるはず…(木々が繁ってしまっていますが)

 

登る途中にあった不動明王の石仏…ヒガンバナも咲きだしていました。

 

 

城址の近くには「稲荷神社」があります。正一位寿命稲荷大明神を祀っているようです。 いくつもの鳥居をくぐった先に小さな祠があります。

 

 

お供え物はやっぱり「油揚げ」!そして狛犬ならぬ「狛狐」!

 

 

この神社への石段(下から見上げたところ…)は急峻ですごかったです。(ここは避けて登りました)

 

 境内にはもう銀杏が落ちていました。

 

この日出会った花々…「ユウガギク」と「ソバナ」と「ゲンノショウコ」です。

 

 

 

「ノブドウ」の実はこれから色付くのでしょう。「クロホオズキ」は花と実が…

 

 

おまけはこの日に出会った鳥…「トンビ」と「シラサギ」です。

 

 

この日の歩数は10000歩近く…高低差もあったのでちょっとハードなウォーキングでした。でも新たな発見もあっていい歩きができて良かったです。

 

 

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我が家でお料理教室?!

2019-09-24 | 料理

月1回集まっている仲間たち…いつもは集まっておしゃべりしたり、体を動かしたり、手仕事をしたり、散策したりですが、年1回はお料理教室を開催しています。教室と言っても、仲間内で得意料理を教え合っているのですが。今年はその調理実習場所がスケジュールと合わず、借りられないことに…ということで原村の家に仲間が集まって調理実習をすることになりました!当日は8人の仲間が集合しました。一人の方が持参してくれた素敵な花です。

 

メニューは「山菜おこわ、具沢山お味噌汁、野菜サラダ、じゃが丸くん、高野豆腐の肉巻、ピーマンの姿煮、ちくわサラダ、付け合せの人参グラッセとトウモロコシと枝豆」でした。得意料理を教えてもらいながら、皆でワイワイおしゃべりしながら作りました。狭いキッチンですがダイニングテーブルも使いながらの調理です。まずは「山菜おこわ」…これはもち米2:うるち米1で炊飯器で炊きました。山菜の水煮を使って手軽ですが、お酒、しょうゆ、出汁で本格的な山菜おこわができました!

 

「高野豆腐の肉巻」は戻した高野豆腐を拍子切りにし、その2枚の間にきんぴらごぼうを挟んで豚肉で巻いて焼き、甘辛く味付けします。ボリュームがあってご飯も進む味付けでした。

 

「ちくわサラダ」はちくわとカイワレ大根とレモンのみ…何も味付けしなくても、これだけで美味しく食べられます!しかも同じ材料で2種類…どちらもいい感じに見栄えもします。レモンは皮ごと食べますので、こだわりの品を…

 

 

「じゃが丸くん」はその名の通りじゃがいもをゆでてつぶし、バターを混ぜ、中心にチーズを入れて丸めます。それをコロッケの要領で揚げます。可愛らしいその姿もいい感じです。

 

「野菜サラダ」はレタスとキュウリとトマト、それに自家製のクレソンです。上に乗っているのはオリーブのようですが、何と黒ニンニク!これも仲間の方の自家製…沢山の黒ニンニクを毎年作るとのこと、皆にお土産もくれました。これはオリーブオイルと塩でいただきました。

 

「ピーマンの姿煮」は大きなピーマンをなんとそのまま(種も丸ごと!)煮ました。種も気にせず食べられることにビックリの美味しさでした。

「人参グラッセ」もバターでつやよく美味しくできました。

付け合せの地元産のトウモロコシもとっても甘かったです。トウモロコシは茹でる派と蒸す派が半々でした。

「枝豆」の美味しい茹で方も伝授してもらいました。250gの豆を両端カットして15gの塩をすり込み、1ℓの水に25gの塩を入れて沸騰させ、枝豆を入れて5分茹でる…これで絶妙な茹で加減、塩加減の枝豆になりました。

「具沢山味噌汁」はタマネギ、ナス、油揚げ、ミョウガがたっぷり…それに出汁が素晴らしいお味でした!シイタケ、昆布、煮干しを前日から水だしで準備してくれていて、とってもいい出汁が出ていました。お味噌も手前味噌で美味しく味わいました。

出来上がりの盛り付けです。前月に皆でランチに出かけた「指北庵」のイメージで盛り付けました。

 

8人が揃って、おしゃべりしながら楽しく美味しくいただきました。これに食後はコーヒーとお持たせのドライリンゴのチョコがけをいただき、最後は我が家のアイスクリーム(夫作)を楽しんでいただきました。

 

 

いろいろ学ぶことも多く、美味しいものをいただいて楽しく充実の一日でした。

おまけはこの日の原村に咲いていた花…大きな瓶のホテイ草が咲き、フジバカマが咲き、なごりのブッドレアが咲いていました。

 

 

 

 

 

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ちいさい秋みつけた!

2019-09-17 | 自然観察

9月になってウォーキングの会で地元の「やまびこ公園」に行きました。さすが標高1000mの高台です。秋の気配があちこちに…まずは秋の花「ハギ」です。

 

 

「ススキ」もしっかり秋模様…風になびいていました。

 

秋の実りも見つけました。「トチ」の実です。大きなトチノ木の下には大きなトチの実がたくさん落ちていました。

 

 

 

展望ガーデンでは「コキア」が色付き始めていました。

 

林間の道沿いには「シラヤマギク」や「ヨメナ」がたくさん咲いていました。

 

 

これも秋の花…「キバナアキギリ」でしょうか。1年前に松原湖畔で「シナノアキギリ」に出会いましたが、「キバナアキギリ」との違いは葉の形…シナノアキギリは円心形の葉でキバナアキギリは矛形の葉だそうです。なのでこれは「キバナアキギリ」かと…

 

「カシワバハグマ」と「オクモミジハグマ」も秋の花…ハグマ(白熊)とは中国の「ヤク」という動物の白い尾のことです。武将の鎧兜や僧侶の払子に使われました。花の形がハグマに似ているからの命名だそうです。

 

 

ここには夏のなごりの花も咲いていました。「ツリガネニンジン」は咲き終わりの実が付いているものもありました。

 

 

「ハクサンフウロ」と「ツリフネソウ」、「トリカブト」も咲いていました。

 

 

 

 

「ゲンノショウコ」も可愛らしい花です。なごりの「ホタルブクロ」にも出会えました。

 

 

展望ガーデンに咲いていた「ヒマワリ」は本当に夏のなごりの風景でした。

 

 

 

ここで見つけた「ちいさい秋」はこの「タマゴタケ」です。白い卵の殻を破って出てくるような色鮮やかなキノコ…一見、毒キノコに見えますが、これは食用です!

 

 

「?」のかわいいキノコも見つけました…

 

この「鳥居平やまびこ公園」からは諏訪湖と八ヶ岳が見渡せます。

 

空を見ていた仲間が「ラクダがいる!」と…確かに山の上にラクダがいるような…

 

ここで見つけた昆虫はカミキリムシの「ゴマダラカミキリ」です。きれいな?模様に注目でした。

 

 

セミの抜け殻もたくさん発見…セミもまだ賑やかに鳴いていました。

 

陽ざしはまだ強かったですが、さわやかな風の吹きぬける公園を歩き、時には誰もいないターザンロープで遊んでみたり、ところどころにある健康器具で体力測定をしたりしながら楽しみました。この日の歩数は5500歩でした…

 

 

 

おまけの「みつけた!」はこの道具…夫の実家の味噌蔵から出て来たそうです。何の道具か調べてみたら、なんと「お歯黒道具」のようです。義兄がきれいに塗りなおしたので新しそうですが、お歯黒に使ったとはかなり古いものでしょうか…いつ頃のものか、なぜ味噌蔵にあったのか、あれこれ不思議なお道具です…

 

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秋の牛伏川自然観察会

2019-09-10 | 植物

昨日は牛伏川の自然観察会の日…でも私は別の用事があって行かれないので、先週行って来ました。この時期に出会いたい花は何と言っても「アケボノソウ」です!ここでは一時期絶滅寸前まで減ってしまったそうですが、保護しつつ観察していてだいぶ増えてきています。ちょうどいい咲き具合の「アケボノソウ」に出会えました。

 

 

この繊細な花びらの模様には、いつ出会っても感動します!この花弁の緑色の斑を地上の山に、紫黒色の細かい点を空の星に見立て、夜明けをイメージして曙草(アケボノソウ)と名付けたとも言われています。

 

他にも出会いたかった花が沢山…草叢に目立つのは「フシグロセンノウ」その色に出会うと元気をもらえる気がします。

 

 

似ている花たち…「コウゾリナ」、「ヨメナ」、「ゴマナ」です。

 

 

 

ここにはオミナエシ(女郎花)は無いけれど、「オトコエシ」(男郎花)が咲いています。

 

「タマアジサイ」はすっかり花開いていました。

 

やっぱり秋…こんなキノコが顔を覗かせていました。いずれも毒キノコ…

 

 

この花の後(花は黄色です)は「オオガンクビソウ」…雁首とは煙管の先で、花の付き具合がこの煙管の雁首に似ているからだそうです。

 

7月に咲いていた「ウバユリ」はすっかり実が付いていました。この中に無数の種が入っていて熟すと飛び散ります。

 

他に咲いていたのは「クサノオウ」、「ママコノシリヌグイ」、「キンミズヒキ」、「イタドリ」です。

 

 

 

 

この日の牛伏川フランス式階段工の姿です。ちょっと曇り空でしたが、青葉の中に美しい流れでした。

 

この日出会ったチョウ…アザミに「ジャノメチョウ」、シシウドに「ヒョウモンチョウ」です。

 

 

 

 

この日から4日後…東京からのお客さんを案内するというので、またまた牛伏川へ行って来ました。前回見落とした花たちです。「キツリフネ」と「ミゾソバ」、「シデシャジン」、「サラシナショウマ」です。

 

 

 

 

とっても大きな「バライチゴ」の実に出会いました。

 

もう一度載せたい花は「アケボノソウ」…この日案内した方の旦那様は「アケボノソウ」が大好きだったそうで、あちこち「アケボノソウ」に会いたくて歩かれたようです。この方、亡き旦那様の思い入れのある「アケボノソウ」に出会えて感激されていました。案内した甲斐がありました…ちょうど見ごろできれいに咲いていました。

 

この日出会ったチョウたち…アザミに「ヒョウモンチョウ」、タニソバに「ミスジチョウ」、サラシナショウマに「ヒョウモンチョウ」です。

 

 

 

 

この日の階段工…いつもと変わらず滔々と流れていました。

 

 

 

ところで信州はいよいよソバの季節…あちこちでソバの花盛りです!この日も青空にソバ畑がきれいでした。松本への道、山麓線での眺めです。

 

 

 

稲も実りの時を迎えています。

 

もう一度ソバの花…一面のソバ畑の風景もいいけれど、よく見るとソバの花も可愛いです。

 

 

 

おまけは久しぶりに撮った塩嶺からの諏訪湖風景です。

 

 

秋の牛伏川も見どころ満載でした! 去年は牛伏川フランス式階段工竣工100周年、今年は101年目となります…

 

 

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晩夏~キツネノカミソリ~

2019-09-06 | 植物

9月もすでに1週間…初秋の気配も感じられますが、8月末の晩夏の記録です。地元の「出早神社」の境内に咲く「キツネノカミソリ」を見てきました。この「出早神社」は春には「カタクリ」の群生で、秋には紅葉で賑わいます。普段は訪れる人もごくわずかな静かな場所ですが…

「キツネノカミソリ」はそのユニークな名前…「狐の剃刀」の所以は花色が狐の色、葉が剃刀のように細くとがっているからだそうです。ヒガンバナ科の植物ですが、彼岸花より先に晩夏に咲きます。葉は春に出て夏には消え、ヒガンバナのように茎を伸ばしてその先に花を付けます。

 

 

 

この出早神社の境内にはこの「キツネノカミソリ」が群生しています。この日は群生の花々は少し末でしたが、見事な群生が見られました。

 

 

 

「キツネノカミソリ」以外にも「ミズヒキ」の群生や「ツリフネソウ」や「シデシャジン」が咲いていました。

 

 

 

「キツネノカミソリ」の所にクロアゲハが来ていました。なかなかうまく撮れませんでしたが、証拠写真です。

 

 

 

 

9月に入って実家の山へ行って来ました。今年も何回か行った山仕事…今回が最終です。今年の秋、実りがあるといいのですが…

 

 

こんな清楚な花に出会いました。

 

 

紅葉している葉も…きれいに色付いていました。

 

そして色鮮やかなキノコ…「ナギナタタケ」のようです。毒キノコではないけれど食用には向かないそうです。

 

用事があって出かけた松本で見かけた植物とチョウ…「ナナカマド」の実が色付いていました。

 

 

 

なごりの「ツユクサ(蛍草!)」にシジミチョウ…「ヤマトシジミ」でしょうか。

 

草むらにもいました!じっとしていてくれたのでアップの写真も撮れました…「ミヤマシジミ」でしょうか。

 

  

 

 

 

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