ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

ストーブクッキング講習会

2019-03-30 | 料理

花の便りが聞かれてもまだまだ寒く、暖房が必要なこの地です。そんな寒い日、ストーブクッキングの講習会があって参加しました。場所は塩尻市の「スナバ」…昨年完成した素敵な建物はシビックイノベーション拠点で、コワーキング、アクセラレーター、リビングラボの3つの機能が融合した空間で…と説明されていますが、シェアオフィスやいいコミュニケーションの場所になっているようです。

 

 

内部もおしゃれです。床は杉材が敷き詰められていました。

 

 

ここには2台のストーブが鎮座していました。森林の多い長野県…木材の有効活用も図る狙いのようです。

 

 

この会場で「塩尻市森林公社」主催の講習会が開かれました。

 

講師は大森まゆみ先生…長年、料理本のプロデュースに携わり、今は木曽の開田高原で一日一組限定の宿を開いておられる方です。まず「ゆっくりと煮る、鶏と白菜のスープ」です。一晩塩をしてねかせた鶏手羽元の骨に沿って切れ目を入れ(キッチンバサミで!)鍋に入れ、その上に白菜をたっぷり。味はシンプルに鶏の塩とショウガ、ローリエ、こしょうです。ことことストーブの上で煮込むだけです。

 

 

 

つぎに「春野菜とマカロニのグラタン」…これは大きな耐熱容器で玉ねぎやベーコンやジャガイモを炒め、茹でマカロニやアスパラ、ブロッコリーなどの春野菜も加えてホワイトソースであえてチーズをのせて焼きます。味はシンプルに塩です。クッキングストーブのオーブンで焼き上げました。

 

 

 

つぎに「ビーフロースト」これは1枚300gの牛肉の筋を切り、叩いて(肉叩きがなければ包丁の背で)、塩コショウをして焼きます。焼いた肉は即食べるのではなくホイルに包んで3分ほど寝かせて食べるのが美味しいとのこと…

 

 

 

 

次に「野菜サラダ」です。ドレッシングもシンプルにレモン汁とオリーブオイル塩コショウです。これを乳化するまで良く混ぜるのがコツとのこと…先生はホークで混ぜていました。

 

 

バゲットはさっと水にくぐらせてホイルに包んでストーブの上に…これで焼きたてパンになります。

 

ベーコンも塊のままや豪快に焼いて切り分けます。

 

出来たお料理はこれです。ストーブ料理を焼きたてパンと共におかわりしながら美味しくいただきました!

 

デザートもストーブクッキングです。信州ですのでリンゴ…「焼きリンゴ」はスライスしてバターでソテーします。

 

そしてもう一品「焼きバナナ」!これは初めてでしたが、しっかり焼いたバナナはとってもクリーミーで美味しかったです!美味しいコーヒーと共に堪能しました。

 

 

この講習会の先生の著書…本は増やさないと言いながら、こうした機会にはついつい買ってしまいます。もちろん先生のサイン入りです!

 

 

この後、ストーブについてのワークショップもあり、参加された方との交流もして満足の一日でした。

おまけはこの日の北アルプスと八ヶ岳です。

 

 

 

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東京へ~美術館めぐり~

2019-03-26 | ミュージアム

北の丸公園に行くと立ち寄るのは「東京国立近代美術館工芸館」です!この建物と中の雰囲気も素敵で、何だか落ち着く場所です。今回は「備前焼」の桃山時代から現代までの特別展でした。建物は明治43年築の旧近衛師団司令部庁舎で重要文化財に指定されています。

 

 

 

この重厚な造りの階段を上ると素敵な空間です。

 

この椅子も窓もとっても素敵でしばし眺め入りました。

 

 

桃山時代の茶の湯のうつわの名品から現在の陶芸家の新たな作品まで備前焼を堪能しました。この工芸館、何と来年には金沢に移転するそうです!ここが閉館するのは残念ですが、工芸の盛んな金沢の地での国立工芸館も楽しみです。今度の場所は石川県立美術館のお隣だそうで、兼六園周辺にまたミュージアムが増えることになります!

この後「東京国立近代美術館」にも足を運びました。ここでは昭和の洋画界を牽引した画家、「福沢一郎展」を見、「美術館の春まつり」では美術の教科書に載っていたようなたくさんの収蔵作品に出会えました。

 

 

日本で初めてできた国立の美術館…その収蔵作品も素晴らしいですが、お堀端の環境も素敵です。「眺めのよい部屋」という名の休憩室から見た風景です。

 

 

 

竹橋付近のお堀…柳も芽吹いていました。

 

 

夕暮れ迫るお堀端です…

 

この後、新宿に戻って帰途につきました。良く歩いて(美術館も広かった!)疲れましたが、充実の一日でした。

 

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東京へ~都心のお花見~

2019-03-25 | 旅行

春になって桜の便りも聞かれるようになったので東京へ行って来ました。出かける朝は寒くて最低気温-3℃!良い天気でした。

 

山梨県に入るくらいで陽が昇って来ました!雲と光がとってもきれいでした。

 

 

早朝の富士山は逆光ですっきり見えませんが、存在感あるその姿をうっとり眺めつつ東京に向かいました。

 

さて、お花見です!前日に娘が上京してお堀端の桜を見てきて情報をくれたので、目的地は千鳥ヶ淵の桜にして、まず靖国神社に行きました。

 

まず目についたのはピンクの色も鮮やかな桜です。

 

 

参道わきにはいろいろお花が植えられていて楽しませてくれました。クリスマスローズとシャガです。

 

 

 

境内には東京の桜の開花宣言をする時の標本木があります。この木の桜が5~6輪咲くと開花宣言が出されます。今年は3月21日でした。私が行ったのはその3日後でしたが、もうずいぶん咲き進んでいました。(かなりの老木!)

 

 

境内にはたくさんの桜があって、青空に映える桜を堪能してきました。

 

 

靖国通りの桜も見事!桜を眺めつつ歩きました。

 

お堀の桜と言えば「千鳥ヶ淵」…お堀端の桜が見事でした。

 

 

桜を見て、田安門から北の丸公園へ…いつも石垣に目を奪われます。

 

武道館脇を通って乾門方面へ向かいました。武道館では某大学の卒業式が…はかま姿の若者が沢山でした!北の丸公園のお花たち…オオシマザクラ、モクレン、スイセンです…桜の下ではシートを広げてお花見をする方の姿も…

 

 

 

ミツマタも満開でした。黄色とオレンジ色もきれいでした。

 

 

良い天気に恵まれて桜を満喫でき、良い休日が過ごせました。せっかく北の丸公園に行ったので美術館にも…(これは次のブログで)

 

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3月になって

2019-03-19 | 植物

3月になったと思ったらもう半分が過ぎてしまいました。どんどん季節が進んでいくので、ここで少し記録を…雪の少なかった今年の冬、山も物足りない雪景色でしたが、3月になって降雪があって八ヶ岳も真っ白になりました!諏訪湖畔からと茅野市からと原村からです。

 

 

 

別の日の八ヶ岳…この日も真っ白でした。

 

北アルプスも白くなっています。

 

こちらは蓼科山…青空に雪山はきれいです。

 

水汲みに行く「長命水」の付近は苔が沢山…陽ににキラキラときれいでした。「カマサワゴケ」でしょうか。

 

これは「ミズシダゴケ」かと思います。

 

ハコベの花が咲き、水面のキラキラも春模様でした。

 

 

さて我が家の小さな庭にも春の気配が…3月初めのスノードロップとクリスマスローズです。

 

 

イタリアンパセリも芽吹いてきました。チューリップの芽も今年は早いです。

 

 

暖かい日が続いた3月中旬、スノードロップはもうこんなに花開いています。

 

ロースマリーの花も咲き出しました。

 

畑に行ったらルバーブの赤い芽吹きが…

 

陽だまりではホトケノザとタンポポが…いよいよ畑仕事も始まります。

 

 

おまけは美味しかったもの…

冬の名残のかぼちゃがあったので、夫がパンプキンプリンを作りました。丸ごと一個使って大きな器一杯のプリン!カラメルソースも上手にできていて美味しかったです。

 

創作和食のお店に行きましたが最初の一品しか写真がありません…時間をかけて季節を活かした美味しいコースをいただきました。

 

娘が買って来てくれた季節のケーキ…春らしいイチゴたっぷりのケーキは美味しかったです。

 

年度末の忙しい時期になってきます(予定がびっしり…)。花粉も飛びはじめて辛い季節でもありますが、次々に咲くであろう花を楽しみに乗り切りたいです。

 

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早春の「節分草」

2019-03-11 | 自然観察

今年もまた「節分草」を見に行って来ました。毎年行っている木曽の中央線「日出塩」駅近くの公園…情報をチェックすると、今年は例年より早く咲き出して見頃は3月10日頃とのことで、8日に行くことに…でもその日は明け方から雪!気になりつつも木曽の友人との約束もあったので出かけました。その日の雪模様はこちら…

 

 

青空は広がっていましたが、雪の中での散策となりました。

 

そんな雪の中、節分草はその小さな花を健気に咲かせていました。節分草はキンポウゲ科の早春の花…絶滅危惧種に指定されていますが、ここではこの地区の方々によって保全され、毎年たくさん咲いています。ただ、この日は雪の中、その白い花姿は見えにくかったです。

 

 

 

 

 

 

ここでは雪の中で群生の様子が見えなかったので、その後に辰野町の群生地区に行ってみました。そこは雪がなく、青空の下できれいに花開いていました。

 

 

 

苔のある場所に咲いている花はくっきりと見えます。

 

一つの茎に一つの花が基本ですが、時には二つ花を付けたものも…

 

群生している様子はこちら…小さな白い花なので枯葉の上では目立ちませんが。

 

やはり苔の上の花が見栄えがします。

 

 

アップの花…とっても素敵な色の組み合わせだと思います。

 

早春の花、「節分草」をたくさん見ることができてて嬉しかったです。辰野では日当たりのいい所で「梅」が咲き出していました。

 

その足で夫の実家へ…たくさんの「ナズナ」を摘んできました。「フキノトウ」も出ていて、帰宅後に早春の味を堪能…春を感じた一日でした。

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