ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

展望の山~守屋山~

2021-01-28 | 山登り

先週、良い天気の日に地元の「守屋山」に登ってきました。この山は諏訪大社ともつながりがあって、諏訪大社の後方に位置します。手軽に登れる山なので、高い山に登る前の足慣らしや、四季折々の景色を見に何度も登った山です。この日の諏訪湖は、湊方面から諏訪方面まで一面氷っていました。

 

茅野市から杖突峠に向かい、杖突峠を越えたところの登山口から立石コースを登りました。

 

登山道には雪が残っていました。軽アイゼンも持参したのですが、使わず登山靴とストックで大丈夫でした。

 

 

急登が続いて久しぶりに息の上がる山道でしたが、頂上に着きました。守屋山のピークは2つあって、こちらは東峰です。

 

良い天気で360度のパノラマを堪能できました。まずは眼下に見える諏訪湖の様子…

 

その上方の「霧ヶ峰」から「蓼科山」方面です。その向こうに「浅間山」も見えます。

 

「八ヶ岳」もすっきりとみんな見えました。

 

八ヶ岳の裾野と山梨方面…ここからは手前の山に隠れて富士山を望むことはできません。

 

南アルプスの「甲斐駒ヶ岳」「北岳」「仙丈ケ岳」が見えます。

 

中央アルプスの「木曽駒ケ岳」と「空木岳」です。

 

北アルプス方面…「穂高連峰」と「常念岳」がきれいに見えました。白馬方面まで見えました。

 

 

 

ここから西峰に向かいました。アップダウンを経て着いた西峰が「守屋山」の最高峰です。

 

こちらも360度の素晴らしい展望…「日本展望の山100山」に選ばれています。まずは眼下の「諏訪湖」から…諏訪湖は一度とけた氷が風で岸に寄り、その後にまた氷って二重になっていました。

 

また360度の山々を展望しました。諏訪湖の上方に「美ヶ原」です。

 

「車山」と「蓼科山」…この時は雪が少なかったです。

 

 

遠く「浅間山」もくっきり見えました。

 

「八ヶ岳」にも雪は少ないです。

 

南アルプスの山々もきれいです。「甲斐駒ヶ岳」「北岳」「仙丈ケ岳」が並んで見えます。

 

中央アルプスの「木曽駒ケ岳」と「空木岳」…裾野は靄がかかってそれもまたいい風景でした。

 

東峰では見ることができなかった「御嶽山」がここからは見えます。凛々しい雪姿でした。

 

「乗鞍岳」と北アルプスの峰々…「槍ヶ岳」も眺めることができました。

 

 

 

 

山頂で空を見上げて気づいたお月様…この日は「上弦の月」でした。

 

良い天気で寒かったですが、頂上でラーメンを作って食べて温まりました。

 

雪道の下山は慎重に…途中の岩や木を見ながら下りました。

 

このコースではいくつもの岩に出会います。頂上付近にあった「細石(さざれいし)」です。

 

 

これは「百畳岩」…「鬼の見張り台」との記載もありました。「鬼滅の刃」で主人公が修行中に一刀両断する岩とよく似ていると、あちこちで話題になっている割れた岩ですが、ここにもありました!

 

 

これは「鬼が城頭岩」と名前がついていました。

 

これは「亀石」です。確かに亀に似ていました。

 

下山後は守屋山つながりの「諏訪大社」上社本宮へお参りしました。平日の午後遅い時間でしたので、参拝者はほとんどいませんでした。

 

諏訪大社…荘厳なお社です。

 

 

手水舎の水も氷るほど冷え込んできていました。

 

家に帰る頃には西山に陽が沈んできました。

 

寒い中でも良い展望の山行きができて良かったです…

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冬の鉢花たち

2021-01-24 | 日常のあれこれ

こちらは冬の気温が氷点下になるので、耐寒性のある植物以外は冬の間は家の中で過ごします。今家の中で咲いている鉢花たちを記録しておきます。まずは、もう何年も毎年咲いてくれる「ミニカトレア」…小さいながら華やかな花です。

 

 

この「シンビジウム」も何年も咲いています。今のところシンビジウムの鉢で咲いているのはこれだけです。

 

 

「デンドロビウム」はとってもたくさんの花がつきました。可愛らしい花です。

 

 

「クリスマスローズ」はみんな地植えにしたかと思っていましたが、鉢植えもありました!春から秋まで畑に鉢ごと植えてあったので気づきませんでした。寒くなって、夫が家の中に入れてくれたら花が咲きました!シックなブラックのクリスマスローズです。

 

 

ピンクの縁取りの可愛らしいクリスマスローズも咲きました。

 

 

この可愛らしい花は次々と蕾が出て咲いてくれます。Googleレンズによると「ボンザマーガレット ルージュピンク」だそうです。

 

「シクラメン」は晩秋から咲き始めましたが、まだまだ元気に咲いています。

 

 

おまけは美味しいものたち…実家で小さなサツマイモを貰ったので、ふかして丸ごとの干し芋を作りました。甘みが凝縮した美味しい干し芋になりました。

 

秋にたくさん干した柿もうまみが凝縮し、白い粉が吹いてきれいな柔らかな干し柿となりました。

 

珍しくて美味しかったのは「りんごバター」と「黒ごまバター」それぞれ娘たちから届いたものです。

 

これもいただき物の「きゃらぶき」の瓶詰…この時期にいただくと春が待たれます。

 

冬の間、山の家に行くとストーブが大活躍です。クルミや落花生を炒ったり煮込み料理をしますが、この日は焼き魚…ストーブ用の焼き網をストーブの中に入れて焼きます。遠赤外線で焼く魚はとっても美味しいです。この日は娘夫婦と一緒にアナゴとホッケを焼いて食べました。

 

 

娘が買ってきてくれた地元和菓子屋さんの苺大福…白あんのものも美味しかったです。

 

この冬はリンゴたっぷりの「タルトタタン」を夫がよく作ってくれます。美味しいコーヒーと一緒にステイホームでお茶しています…

 

 

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結氷した湖で鳥たちは…

2021-01-22 | 自然観察

寒さが厳しい今年は諏訪湖の水鳥たちも多いようです。諏訪湖の氷を確認した日の水鳥たちです。まずは氷った下諏訪町の艇庫付近にいた「カワアイサ」です。メスの頭は茶色で後頭部の羽が逆立っていて特徴があります。

 

オスの頭は黒く後頭部は膨らんでいます。

 

「カワアイサ」が氷の開いた穴の所にいました。ここで潜っては魚をねらっているようでした。

 

 

 

氷の上を「ハクセキレイ」が歩いていました。滑ることなく上手に歩いていました。

 

 

氷の穴が開いている場所には「オオバン」もいました。

 

氷の湖を見つめるのは「カワウ」です。首を伸ばして何のポーズでしょうか…

 

 

赤砂公園の湖岸では「ヒドリガモ」が岸に上がって、みんなで道を渡って公園の芝の方へ向かっていました。

 

 

 

横河川河口は氷っていないので、たくさんの水鳥や白鳥が集まっていました。「カルガモ」です。

 

白鳥の周辺には「オナガガモ」もたくさんいました。

 

それでは「コハクチョウ」の登場です。その数、だんだん増えてこの日私が数えたのは65羽でした。でも新聞を見たら72羽との記載がありました!

 

 

眠っている姿の白鳥です。立っているのは一本足だったり二本足だったりです。

 

 

すっきり目覚めている白鳥さんと目が合いました!

 

いつもの横河川の河口にいる白鳥さんたちが、何やらみんな移動し始めました。

 

そして順次飛び立っていきました!

 

 

 

飛んで行った先は近くの体育館駐車場付近です。順次飛び立っては着水して、結局みんなこちらに移動しました。

 

 

寒い日でしたが、この日の八ヶ岳はさほど白くはなかったです。

 

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結氷した諏訪湖

2021-01-20 | 自然観察

今日は大寒…今朝のこちらの最低気温は-9℃と冷え込んで、諏訪湖の全面結氷とその後の氷がせり上がる「御神渡り」への期待が高まっていました。でも風が強くて氷が割れて岸に打ち寄せてしまったようで、「御神渡り」の観察をされている八剱神社の宮司さんも残念がっておられました。

私は一昨日、諏訪湖の氷を見てきました。まずは岡谷市横河川河口付近です。ここは氷がなく、湖面は波打っていました。

 

下諏訪の赤砂崎まで行ったら諏訪の間欠泉が噴出しているのが見えました。

 

舟泊に氷が浮いていました。モザイク模様のような湖面でした。

 

 

赤砂公園の湖岸には氷が打ち寄せられていました。

 

 

結氷した氷が波によって砕け、岸辺に打ち寄せられています。これがたくさんになると岸の上にどんどん登ってきます。

 

 

下諏訪の艇庫方面に向かうと湖面はほぼ結氷していました。

 

 

ここにも打ち寄せられている氷の山がありました。

 

 

湖面の氷にが空を映しこんでいるようでした。

 

 

流氷のように砕けた氷が漂っている場所もありました。

 

艇庫から先は一面に結氷しているようでした。

 

波打ったまま氷った様な場所もありました。

 

帰りに見た赤砂公園に湖岸…氷の亀裂に空が映ってといってもきれいでした。

 

 

ことしの「御神渡り」は出現するでしょうか…寒いのは勘弁願いたいところですが、御神渡りの出願も期待したいです…

 

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雪の霧ヶ峰

2021-01-19 | 自然観察

毎年、新年になると山仲間の方と富士山を見る山旅に行っていたのですが、この状況では出かけることができず、地元の霧ヶ峰からの富士山を期待して行ってみました。まずは白樺湖です。白樺湖は湖面が凍っていて、その上に雪が積もっていました。

 

 

スキー場には滑っている人の姿が見えませんでした。

 

 

ビーナスラインを霧ヶ峰に向かいました。途中から見下ろした白樺湖です。

 

ビーナスラインは除雪してありましたが雪道でした。

 

周囲の山も雪ですが、それほど多くはありません。

 

 

富士見台の展望台に車を留めましたが、富士山は見えませんでした。南アルプスも霞んでいました。眼下は茅野市です。

 

 

 

 

霧ヶ峰のスキー場もスキーをしている方がたった一人だけの状態でした。リフトは動いていましたが。

 

このスキー場の脇をスノーシューで登ってみました。

 

ウサギの足跡がたくさんついていました。

 

 

この「薙鎌神社」の先まで行くと諏訪方面が見えるので行ってみましたが、木が成長して見えにくくなっていました。「薙鎌神社」…薙鎌を御神木に打ち込んだり奉納したりする風習は柳田國男著「信州随筆」にも出てきました。

 

 

 

 

高原は一面の銀世界で、雪が陽にキラキラ輝いてきれいでした。

 

 

霧が出た時に鐘を鳴らして道しるべとする「霧鐘塔」と「車山」です。「霧鐘塔」のある所はスキーリフトの終点です。

 

ここは夏にグライダーが飛ぶ場所でもあります。その関連施設の軒先のつららがみごとでした。

 

駐車場まで来たらゲレンデにそり滑りの子供たちがいました。地元小学校の課外授業のようでした。

 

ビーナスラインを戻って車山肩に停め、北アルプスを眺めました。雲が多く霞んでいましたが。

 

 

 

 

風による風紋ができているところがありました。

 

 

 

車山の斜面は風が強そうでした。

 

 

久しぶりの霧ヶ峰の冬景色…思いの外雪が少なかったです。これから本格的な冬でしょうか…

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