教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

蝶とその幼虫

2013年06月14日 | 生き物

今年は少ないように感じるジャコウアゲハ。
私の散策時間が昨年より大幅に減っているからかも
しれませんが、ちょっと気になります。



羽化したジャコウアゲハの華麗な舞姿はもちろん
お菊虫と呼ばれる蛹には会えているのですが
不思議なことに今まで幼虫を見たことがありませんでした。

幼虫を見るためにはまず食草探しなのですが
ウマノスズクサと他のツル植物をなかなか見分けられず
毎年がっかりしていました。

ところが最近



あった♪ウマノスズクサです。

葉を裏返してみると



体長1cm強のジャコウアゲハの幼虫がいました!
羽化後の配色を連想させる印象的な姿です。



だ~い好きなルリタテハ。
早春にはよく会えたのですが、最近はご無沙汰・・。

でも先日、終齢間近のプリプリさんに会えました!
ルリタテハの幼虫はインパクト大なのでご注意下さい。

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じゃ~ん!



サルトリイバラの葉の裏にいました。
蝶の幼虫に強い興味をもつきっかけになったこの姿。
会えると嬉しくて毎回興奮してしまいます。
瑠璃色に変身するまでもうちょっとだよ、ガンバレ!
と励ましておきました。



家では羽化したてのツマグロヒョウモンに会えました。

幼虫はこんな姿。
こちらも苦手な方が多いかも・・・要注意です!







4月はさまざまな成長段階のこの黒色×赤色の幼虫たちが
食草のスミレをもとめて地面を猛烈な速さで移動していて
踏まないように気をつけなければならないほどだったのに
蛹は見つからず、確認できた蝶は1頭だけ。
ほとんどが羽化までたどり着けなかったのだと思います。

幼虫→蛹→羽化成虫の変化を思うとワクワクします。
まだまだ見てみたい幼虫はたくさん。これからも楽しみです♪


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