夏至だった日。
一年で一番昼間が長いのだったら
日のある間は森を散策し続けたい!
と願っていたのですがあいにくのお天気。
潤った森は嬉しそうでした。
傘をさしたり閉じたりしながらぶらぶら・・。
森を歩くこの時間は喜びを越えてもはや無心。
いつの頃からか、心と体のバランスを保つ
大切なひとときとなっています。
瞑想状態から・・・
はっと現実にかえるこの輝き。
ジンガサハムシです~!
なかなか敏感で、ちょっと接写しようと動いたら
さっと飛び立ってしまいました。
近くの萩の葉の上には赤いゾウムシがいました。
初めての出会い♪帰宅して調べたところ、名前は
トホシオサゾウムシ。
この日はノイバラの上で2回このゾウムシを見ました。
こちらも会ったのは初めて、マダラアシゾウムシという名前
のようです。名前のとおり象のような長い口吻ですね。
見かけたもう1匹を思い返せば、ノイバラの茎に口吻を
ぐりぐり刺していました。産卵するところだったのかも!
葉陰にはシロジュウシホシテントウが。
白点の配列が2・6・4・2の4列14個。似たような色形の
テントウがいるので見分けるのに大事なポイントだそうです。
カラムシの葉の上にはラミーカミキリ。
小さいけれど白緑色、空色、黒の素敵な配色。
毎年夏になるとよく見かけるけれど、その美しさに
ついつい撮影してしまうカミキリムシです。
今年はじめてのセマダラコガネ。
小雨の中でも皆上手に雨宿りをしていました。
それにしても、夏至以降、徐々に日が短くなる
というのが感覚的にしっくりこない・・。
これから暑くも楽しい夏が来るというのに、何となく
秋を意識してしまって寂しいような、不思議な気持ちに
毎年なります。