教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Uさんの新作水彩画

2011年05月22日 | 教室風景

Uさんは鎌倉の海を描きました。



「成就院から由比ガ浜を望む」  水彩画  F6

木々と家の間から見える海は
秋晴れの空を映しおだやかに輝いています。
波間にサーファーがたゆたい
静かでゆったりとした時間が流れています。

落ち着いた色合いでまとめられた近景は
水彩絵の具のにじみやためを効果的に用い
濃淡とタッチを絶妙に使い分け
細かい説明無しに秋の里山の雰囲気を
見事に表現しています。
この光景に出会ったときのUさんの感動と
よろこびが伝わってきます。

濡れた紙の上で広がり変化していく
水彩絵の具を楽しみながら操るUさん。
新しい画題と技法にチャレンジしながら
枚数を重ねるごとに世界を深めてきました。

Uさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」
の中の“作品集”内のUさんのページ
たくさん掲載されていますので
どうぞこちらもご覧下さい。


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ヤマボウシ咲く

2011年05月21日 | 教室風景

上郷森の家の別館中庭に3本
西側に1本あるヤマボウシが
白く輝いてきました♪
4日前の教室日もこの状態だったのですが
全体が小さく、白い花びらのように見える
総苞片がまだ緑色だったのです。



よく見ると中央の花はまだ開いていないよう。
今度の月曜日教室でもう一度確認してみます♪

5月の教室も3回目



ひと月前に比べると
ウグイスの歌声があまりしなくなったような・・
今は爽やかな葉ずれの音を聴きながらの制作です。



午前中にはUさんが水彩画を
午後にはAさんが日本画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに!

森は初夏らしい装いになってきました。



緑こんもり!
ガマズミ、シャリンバイ、ノイバラ、ハナウド・・・
白い花が目立ってきました。



桑の実♪
熟すまであと少し



ヤマモモの実はまだ直径1cmくらい。
この森のものは採集できないのですが
赤い実りって眺めるだけでもワクワクします♪

ホタルの池にオタマジャクシを見に行ったら
なんと!



子ガエル誕生♪
体長1cmほどでしょうか、小さな小さな
ヤマアカガエルが一匹だけ葉の上にのっていました。
卵の状態から約3ヶ月・・
いよいよ上陸が始まりました。


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公園の小さな生き物

2011年05月20日 | 散歩

少し前までシバザクラで一面ピンク色だった公園



キショウブとノハナショウブ(・・だと思います)などの
初夏の水辺の花が見頃になっていました。
ハグロトンボの羽化が待ち遠しい♪



ハトたちはいつもこの辺で
順番に水浴びのあと並んで日光浴。
皆気持ち良さそうな顔をしています♪



花壇のパンジーの花も
そろそろ終わりだな・・

とぼんやり眺めていたら



ニホンカナヘビが視界を横ぎりました。



凛々しい♪

カナヘビが去ったと思ったら



石垣のすきまから
ヨロヨロと大きなハナバチが這い出てきました。
コマルハナバチのようです。



パンジーに気がつくと
すがるように花にのぼって蜜を吸い
また這って移動。
目の前に違うパンジーを差し出したら
またすがって吸蜜。
少しも飛び立つ気配はないので
弱っているのかなと思いましたが・・
新女王なのかもしれませんね!

小さな石垣に作られた花壇には
たくさんの生き物の気配がします♪

 


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キチョウ危うし

2011年05月19日 | 生き物

散歩みちに蜘蛛の巣が増えてきました。

蜘蛛の巣は地面に対して垂直に
つくられるものだと思っていましたが・・
いろんなところにいろんな角度で
張ってあるものですね。



キチョウを観察していたら
地面に近いところに張られた
蜘蛛の巣にひっかかってしまいました!
キチョウ危うし!



巣から逃れようと
激しくバタバタバタ・・・
10秒ぐらいばたついたでしょうか、
自力で巣を壊して



ほっ・・・
小さな巣だったので助かりました。



隠れみのにゴミを身の回りに集める
ゴミグモ。体の大きさも巣も充実してきました。



白い部分が銀色にきらりと光る
大きさ5mmほどの蜘蛛。
緻密できれいな形の網を張っていますね。



カニみたい・・・ガザミグモであっているでしょうか。
先日グミの木でジャコウアゲハを捕らえていた
クモと同じだと思います。
体を安定させるためなのか足から糸が
出ているのが見えますが網はないようです。

もうすぐ本格的な蜘蛛シーズン。
卵のうだけは見たオオトリノフンダマシ
成体に今年こそは出会えるかも!
楽しく探し回りたいと思います。


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花のあと

2011年05月18日 | 散歩

早春に美しい花を見せてくれた植物たちの花後の姿。
撮影順に並べてみました。



カタクリ
撮影したのは少し前なので
今頃はこの鞘がはじけているかもしれません。
種にはアリの好む物質がついていて
アリが持ち去ることで広がっていくそうです。



ムラサキケマン
種はホウセンカのようにはじけて遠くに飛び
カタクリと同じように
アリの好む物質がついているそう。
アリともちつもたれつ、よくできていますね。



ゴウダソウ
大判小判の大判に似ていることから
オオバンソウという別名も。面白いかたち♪



タンポポの綿毛って見ていると
懐かしいようなあったかい気持ちになります。



クリスマスローズ
この緑色の鞘のようなものの中に
種がたくさん入っているそう。



ソシンロウバイ
変わった形をしていますね!
種から育てたら花が咲くまでどのくらいかかるのでしょう?



ウグイスカグラ
半透明になった頃が食べ頃なので画像のものは未熟。
確かあっさりした甘さだったと思います。

花時には注目するのに
種は見たことがなかったという植物はたくさん。
花が少ない初夏の森散歩も
花後の様子を観察して歩けば楽しさが増しますね。


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ビーズフェスティバルのお知らせ

2011年05月17日 | その他

ビーズジュエリー作家の友
4月に「第5回アーツJクラフツ展2011」
で受賞した作品が展示されるという
銀座での展覧会のお知らせです。



背中側より 部分

画像は “コスチュームジュエリーDelica” から転載しました。



見れば見るほど繊細で複雑な造形、
美しい桜色にうっとりします。
華麗な全体像はぜひ会場でご覧下さい☆

「GINZA ビーズフェスティバル」
5月18日(水)~24日(火)
銀座三越8階催物会場


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新恵 美佐子展

2011年05月17日 | その他

新恵 美佐子 さんの個展が
明日からはじまります。



「生命の始まりからその終焉、そしてまたあらたな生を
循環させる営み「リ・インカーネイション」の思想の下、
その作品は生命の輝かしい一瞬を「花」をモティーフに
神秘的に表現されており、観るものを深遠な世界観へと
いざなっていきます」  -画廊の案内状より抜粋-


新恵 美佐子 展

5月18日(水)~24日(火)
日本橋高島屋 6階美術画廊

ぜひご覧下さい!


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5月の森で

2011年05月16日 | 自然

前回の教室日に歩いた
横浜自然観察の森では



ミズキの花は満開
蜂やコガネムシやカミキリムシや蝶やらで大賑わい



いつもぬかるんでいる小道脇には
タニウツギ



もう初夏なのですね~♪



ノイバラや

ヒメコウゾは
昨年より開花が遅かったような気がします。



ふるふるっ



枯れかかった木の高いところに
直径10センチほどの美味しそうなきのこ

きのこ好きの友人に聞いたら
アラゲキクラゲという名前だそう。



ドクウツギの実はこんなに大きくなりました。
歩くたびに森の緑が濃く
香りも強くなっているのを感じます。

 


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森のチョウたち♪

2011年05月15日 | 生き物

トンビにサンドイッチをとられた上郷森の家近くの広場。
少し前までサッパリした野原だったのに



今は野草で道が覆われつつあります。
この場所は夏近くまで人の手が入らないので
もうそろそろ歩くことができなくなり
まさに虫天国と化すのです♪

チョウもよく舞っています。



ツルウメモドキでしょうか、
ツル植物の緑色の花をよく訪れているのは
アオスジアゲハ。



ヒ~ラヒラ ヒ~ラヒラ
明るい場所で特徴的な舞い方をするのは
コミスジ。




クロアゲハ・・だと思います。
この森は黒っぽい蝶がとても多いです♪



クロアゲハと似て葉陰が好きな
サトキマダラヒカゲ



ヒメジャノメ



ヒメウラナミジャノメ
上のヒメジャノメはモンシロチョウよりひとまわり大きく
このヒメウラナミジャノメはモンシロチョウよりひとまわり小さい。

翅を広げたところは
色や蛇の目紋が似ていますが
裏面はまったく違い



ヒメウラナミジャノメはこ~んな波模様。
大きいヒメジャノメの方はこんな派手ではありません。

サルトリイバラの葉に
今年もルリタテハの幼虫を見つけました♪
蝶との出会いが増えてきて
森歩きが数倍楽しくなりました。


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雨上がり

2011年05月14日 | 教室風景

先日までの雨が残る朝の森



ニセアカシアは満開で
甘~い香りを漂わせ



雫のついたクララには
シロコブゾウムシたちがたくさん♪



ホタルの池をのぞきこむ
視線の先には



こ~んなに育ったヤマアカガエル
前足が出るのもあとわずかですね♪

教室に入る頃には雲がきれて
天窓からの光が眩しいほどに。
制作には最高の上天気です!



たくさんのメンバーが集まりました。
自らの世界に没頭し、課題に取り組みながら
仲間の作品や制作風景に接することで
新鮮な刺激を得ることができますね♪



午前の部にいらしたHさんが
4月23日付け日経新聞の記事
「消えゆく和膠 どう守る」
という記事の切り抜きを持ってきてくださいました。

全国で唯一の生産者が昨年暮れ生産中止・・
教室でも自分の制作でも
今まで三千本100%でやってきたため
それを知った時は途方にくれました。
もう在庫もわずかなので今では三千本を減らし、
鹿膠と、数年前に生産中止となった
手持ちのパール膠を加えています。
日本画制作ばかりでなく文化財修復に必須の和膠。
その復活を心から望んでいます。



お昼になると久しぶりの青空が♪
小さな生き物に出会いましたので
のちほどご紹介したします。


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