教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

群れるツバメシジミ

2012年04月20日 | 生き物

 川沿いの散歩道は桜の花びらで薄紅色に染まり
芽吹いた野草で緑の香りがします。



夏近くになると草ぼうぼうになって通行できなくなるほどの小道です。

ピイ~~!



カワセミの男子です!近くにいるもう一羽と鳴き交わして
川を行ったりきたり。子育て中なのかもしれません。



おお!青いシジミチョウが1・・2・3・・・・見える範囲で28頭いました♪
先日まではこんなにいなかったので、ここのところの暖かさで
一気に羽化したのかもしれません。



惑星直列☆光のあたり方の違いでしょうか、微妙に色が違います。



美しいです~!側面を見たらツバメシジミでした。
この青いのがオス



この黒いのがメスです。食草のシロツメクサも写っています。
オスは数えれば40頭はいたようなのにメスはまだ2頭しか
見ていません。やはりオスより遅れて羽化するようです。

短いですが動画をとってみました。
最後にカワセミの甲高いさえずりが入っています。
(▽をクリックしてみてくださいね↓)

< 群れるツバメシジミ にカワセミの声>


動画の声の主はこちら



動画をとっているときに頭上を飛び
すぐに戻ってきて近くの木にとまりました。

こんなに背伸びすることができるのですね!
子育て中で警戒心が強くなっているのかも・・
いよいよ小さな散歩道にも活気が出てきました♪




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Oさんの新作水彩画(その二)

2012年04月19日 | 教室風景

Oさんの水彩画を3点続けてご紹介いたします。

短い期間で驚くほど多くのスケッチをしてこられたOさん。
枚数を重ねるごとに質を意識した線を引かれるようになり
色の鮮やかさや透明感が増した結果、作品はより
明るく軽やかになりました。

「大倉山記念館」  水彩画  八ツ切

うっそうとした緑にかこまれた80年もの歴史をもつ建造物。
陰影の色を思い切って暗くしたことで、主役が光り輝きました。
木漏れ日が踊るメリハリのあるすがすがしい作品です。



「大倉山エルム通り」  水彩画  八ツ切

エルム通りは大倉山駅からつづく古代ギリシャ風の
意匠をこらしてあるという個性的な商店街。
明るい雰囲気の店がどこまでも連なっているような
のどかさ漂う奥行きのある作品です。

「ぼたもち寺」  水彩画  八ツ切

美味しそうな別名で親しまれている常栄寺。
朱地に緑文字という印象的な札がかかり
金色の紋も華やかな門が強烈なアクセント
となり目が引き付けられます。

自然と視線は奥の本堂へ・・・



印象を的確にとらえた細部は色があふれて楽しい!
手前門周りの暗部が遠近感を強調し
多い色数をしっとりとまとめあげています。
地域の活気さえ伝わってくる気持ちのよい作品です。

Oさんのその他の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のOさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。




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春の日差しに温まる

2012年04月18日 | 散歩

朝9時ごろ、風がひやっとしたので重ね着をして散歩♪
みるみる暑くなってぬいでしまいました。
道行く人を見れば半そでの人も!



気温が上がると飛びっぱなしのキチョウ。
ようやくヒメオドリコソウで吸蜜したところをパチリ。
レモンイエローがまぶしい~!



よく見れば小さなカメムシの赤ちゃんもいました。

木陰に逃げ込むとヒラリ大きな蝶が!



枯葉そっくりのクロコノマチョウ!この春初撮りです♪

岩肌で体をあたためていたのは



尻尾の先の青色が美しいニホントカゲの幼体です。
頭から尾まで6cmほどだったでしょうか、可愛い♪



夢中で水浴び!
あまりにも動作が速く豪快に水を飛ばすので
はじめ何の鳥かわからなかったのですが



後ろ姿と鳴き声でヒヨドリだと確信しました。
この場所は水浴びによい場所らしくさまざまな小鳥が
やってくるのですが、瞬間をとらえるのは難しい・・。

晴れればポッカポカ!
もうそろそろ冬物の上着をしまってもよさそうですね♪


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Sさんの新作水彩画

2012年04月18日 | 教室風景

Sさんは夜の竹林を描かれました。



「 竹 」   水彩画  F6

闇に包まれた竹林が下から強い光を受けて
神秘的に妖しく浮かび上がっています。
複雑な色と濃淡をもった竹の直線のリズムと
幅広い明暗差をもった不定形な光と闇が好対照で
面白く、練られた色は美しく響きあっています。

近づいてみると小さな竹の葉が全体に。



風を受けた竹がきしむ音、葉がサラサラふれあう音が
聞こえてくるようです。光の部分も闇の部分もすべて
微妙に変えた色を葉一枚一枚にのせてから
暗部は思い切った濃い色を刷毛で塗り、洗い、
また描きおこすという作業を根気強く繰り返して
深い闇と強い光を劇的に演出されました。
吸い込まれるような鮮烈な印象の力作です。

以前は明るく淡い色で作品をまとめ上げることが多かったSさん。
モチーフの変化とともに味わいと奥行きと強さが増しています。
この春からはいよいよ日本画制作へ!とても楽しみです☆
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のSさんのページに掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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桜散るころ現れる

2012年04月17日 | 生き物

先日歩いた横浜自然観察の森は桜の散り始めで



木々の新芽が萌えだしていました。



シロバナタンポポが満開!
春の飛鳥を旅したとき見たのは黄色いタンポポではなく
ほとんどがこのシロバナタンポポだったのを思い出します。
神奈川県ではかなり珍しいのではないでしょうか?



バッタの赤ちゃん♪ピチピチですね。



モンキチョウはボロボロ・・
冬を越すのが大変だったのでしょうね。



ミツバアケビの枝先に小さな黄色いクモが♪

耳元でブ~ン!
定期的に大きな音がきこえました。
音源を探すと・・・



開いたばかりのイヌビワの葉裏に
ツマグロオオヨコバイのカップルがいて
片方だけがリズミカルに翅を震わせていました。

いそがしいそがし♪
小さな生き物の活動が盛んになってきました。


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Aさんの日本画完成

2012年04月17日 | 教室風景

Aさんは咲き誇るアジサイの花を描かれました。

「紫陽花」  日本画  P10

光り輝く手まりのような花々が画面いっぱいに折り重なって
眩しいほどです。遠くから見てもひとつひとつがわかるほど
小さな花はしっかり描き込んであります。
粒子の粗い岩絵の具を全体に何度も塗り重ねた堅牢な地に
丁寧にやわらかく引かれた線。力強さと緻密さを兼ね備えた
迫力ある作品です。

部分を拡大しました。



細やかさがおわかりになられるでしょうか。
場所によって変えてある線の色や透明感のある美しい花の影色。
すみずみまで手を抜くことなく、描ききった気迫が
作品を何倍にも大きく見せています。

毎回絵肌に工夫を凝らし、驚くべき粘り強さで
思い描く物語世界を完成させるAさん。
近年その世界はますます深く楽しくなっているのです。
Aさんの過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のAさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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春のいろ

2012年04月16日 | 散歩

ソメイヨシノの盛りはすぎましたが
散歩道の彩りはますます華やかです。



懐かしい香りのナノハナ



色も形も大好きなムスカリ



寒い時期に手入れされていた公園のシバザクラも
見ごろ。どの花も甘~い香りを漂わせていますね。



暖かさが苦手で元気がないパンジーに
キタテハが訪れていました!



傷のないピカピカの美しい体!
上手に越冬できたのですね。



とうとうベニシジミも飛びはじめました。



蕾ふくらむカエデの新芽には
小さな蜘蛛が巣がきらきら♪

春っていいな・・・目にするもの何もかもが新鮮です。


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Nさんの新作日本画

2012年04月16日 | 教室風景

Nさんは生まれたばかりのお孫さんを描かれました。



「 輝 誕 生 」   日本画  F4

ふわりとして頼りなげだけれど確かな存在感。
希望と愛の塊である赤ちゃんの素晴らしさが
あふれ出ています。
愛情をたっぷり込めて表現された明るい作品には
お名前の字そのものの輝かしい未来が見えるよう。
見た途端思わず微笑んでしまいます。



散らした金片は芽生えの頃の風のように
きらめいて、やわらかそうな髪の毛をそよがせ
すべすべのほっぺを優しくなでています。
澄んだ瞳を見ていると心が洗われるようです。

お花、風景に始まりさまざまなモチーフと技法に
取りくんできたNさん。近年は次々とお孫さんが誕生し
その愛らしい姿を成長を追うように描かれています。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の
作品集”の中のNさんのページに制作順に掲載されています。
ぜひこちらもご覧ください。


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シグマからタムロンへ

2012年04月15日 | 散歩

壊れてしまったいただきもののレンズ
SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC。
ペンタックスK-rくんにつけられて近くの虫も
遠くの鳥も撮れて小さくて軽くて丈夫。そんな
今まで使っていたレンズと似たものの中古を
価格.comで探してみましたが予算が・・。
頼りにしているカメラ人に相談すると

「前にあげたの、持ってるでしょ?」



その言葉どおり家のカメラコーナー
(ほとんどがいただきもの)にちゃんと居てくれました!
TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3
XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO
。長い名前です~。
さっそく試し撮りしたのがこれらの写真。



すっきりきれいに見たとおりの色が出ています。
あるサイトではシグマのほうが写りがシャープだと
出ていましたが、あまり違いはないよう。



ありがたいです!気持ちよく写ります~♪



桜の花びらが満開のチューリップにはらり。



花粉にまみれたナミテントウがいました!

う~ん、シグマよりは寄れない気がします。
気のせいかピントも少々合いにくいかな~?
それとも自分の目のピントが合いにくくなっているのかも・・



雫をたたえたバイモ
けっこう離れていましたがキリリと写りました。



あっまたまたコゲラ。
シグマのレンズで最後に撮ったのと同じ小鳥が
また目の前にとまってチャン~ス!

シグマでなじんだレンズの回転方向とは逆なので
しばらく慣れるまでかかりそうですがひとまず安心♪
試し撮りの結果にほっと胸をなでおろしました。
これ一本を大切に使いこみたいと思います☆


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林信夫・山田りえ 二人展開催中

2012年04月15日 | その他

さいか屋藤沢店にて開催されている
先輩方二人展のお知らせです♪




                        
                   林 信夫 「名残り雪」F20号



深くゆったりとした詩的世界を紡ぎだす林信夫先生と
艶やかな花々をいきいきと表現される山田りえ先生という
素敵な組み合わせの日本画展。



温かく明るく力強い作品がずらり並ぶギャラリーの
広い空間は、癒しのパワーに満ちあふれていました。

『林信夫・山田りえ二人展』
4月11日(水)~17日(火)
10:00~19:00
(最終日17日は15:00まで)
藤沢さいか屋・5階ギャラリー
(JR藤沢駅改札を出て左、すぐ)


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