教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ウバユリ咲く

2012年08月11日 | その他

蛇との出会いを期待して母と久しぶりに散歩しました。
母が何度も見かけたという場所に案内してもらうも
空振り・・・。その後日陰の多い場所へ向かいました。



昼なお暗い公園は涼しい風がとおり
ウバユリがひっそりと咲いていました。



華やかさこそないものの存在感たっぷり。
種ができてからも味わい深い植物です。



カブトムシも探したけれど見つからず、会えたのは
羽化したてと思われるウスバカゲロウのみ。
翅がツヤピカでした♪

今、家で頑張って咲いていてくれるのは
蝶を呼ぶために植えたジニアと



ご近所からわけてもらったというコマツナギ
丈夫で増えすぎてちょっと困るくらい・・



シジミチョウたちが集まってくるのはちょっと嬉しい。
蜜に夢中だったのはヤマトシジミ♪
草むしりしていない庭はカタバミだらけなので
根気よく探せば幼虫も見つかるかもしれません。



野良猫にゃんきち(女子)は撫でて~と
手の下に入ってくれるようになりました♪
ふわふわでかわいい・・けれど毛が抜けて抜けて
毛のボールがつくれそうです。つくろうかな?



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高原のジャノメチョウ

2012年08月10日 | 生き物

志賀高原で出会った生き物たちシリーズ?
最後のご紹介です♪



池の周りに白樺やチシマザサ・・・
こちらでは見られない光景です。
こんな場所をを好むのが

高原ならでは♪のヒメキマダラヒカゲ



そしてクロヒカゲ
ヒカゲチョウにとても似ています。



ヤナギの仲間の樹液に来ていたヤマキマダラヒカゲ♪
翅の付け根近くの三つの丸が、つながっているのが
サトキマダラヒカゲ、くの字に曲がってひとつ離れて
いるのがヤマキマダラヒカゲなのだそうです。
ヤマ、のこちらは家の周りでは見られません。

ジャノメチョウ科のチョウたちは、子供の頃
気味悪い目玉模様のある茶色い蛾だと思い
よく風呂場でばたついていたのを怖がっていた
記憶があります。今思えば笹薮が近くにあったっけ・・。
種類が多くて表情豊かな蝶だと気づいたのは最近。
もう家に飛び込んでくるほど数が多くないのが残念です。



ヒヨドリバナに来ていたのはスカシバの仲間
ちょっと蜂っぽくもあるけれど昼行性の蛾なんですね。



カミキリムシの仲間にはほとんど会えず
このマルガタハナカミキリを撮ったきり



長いテントウムシのような虫がマメ科の
植物にいました。初めての出会い♪
名前はヨツボシナガツツハムシというのだそうです。

この豊かな森がいつまでも変わらず健全でありますように・・。
いずれまた訪れたい場所です。


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施餓鬼法要へ

2012年08月09日 | その他

お寺から施餓鬼供養のお知らせをいただいたので
母姉とともに出かけました。私は初めての参加です。



お墓をきれいにし、お寺からいただいた光明真言の
書かれた五色の紙、ビールとお菓子を供えて心スッキリ♪



近くでのびていた瞳の色が美しい猫に挨拶してから
本堂へ。



扇風機がぶんぶん回るなか、参加した方は70人以上いたでしょうか。
法要は11人のお坊様が集まって執り行われました。
ちょっぴり動画を撮ってみました。下の△をクリックしてみてくださいね↓。

< 施餓鬼供養 >


真言宗についてどころか仏教のこと自体
よくわかっていないけれど、朗々と唱えられる
お経を聞いていたら心が落ち着いたような・・。
参加してよかったと思いました。



帰りは江ノ電に乗ってのんびり☆



車窓から見た日暮れの134号線。
やはり渋滞していました。



クリームあんみつを食べてほっと一息♪
暑い立秋でした。


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旅立つエルタテハ

2012年08月08日 | 生き物

引き続き志賀高原で出会ったチョウたちをおおくりします。



爽やかな風にワレモコウが揺れていました。



アザミに可愛いセセリ。珍しいアカセセリのようです。
翅を広げてほしかったのですが、すぐ弾丸のように
飛び去ってしまいました。

高原ならではのチョウではありませんがとても
きれいだったのでパチリ。アカタテハです。

ミヤマモンキチョウ・・・のわけがなく普通のモンキチョウ。
光に輝くその姿は特別に美しく見えました。



裏面が地味で見過ごしそうなこのチョウ・・



なんとコムラサキなのです♪
今までも知らずに通りすぎていたかもしれません。

スキー場にあった建物内で飲み物を買ったとき



外に出たくてバタついている蝶が窓際にいました。
傷ひとつありません。今考えたら建物内で羽化したばかり
だったのかも。抜け殻がないか確かめればよかった・・。

裏面に白いL(エル)の文字。
思いがけなく初めてエルタテハを間近に
見ることができました♪外に出すと、振り返りもせずに
森の奥へ去っていきましたが・・
とてもよいことをした気がして、飲んだコーラが
いつもよりも美味しく感じたのでした。


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高原のヒョウモンチョウたち4種

2012年08月07日 | 生き物

志賀高原で先日出会ったヒョウモンチョウの仲間を
ご紹介します。

湿原に咲いていたこのユリに似て、表面は
オレンジの地に黒の点がとんだ豹紋。
名前を確かめるにほ裏面の観察も必要です。



クガイソウにとまっていた小さめのヒョウモンチョウ

裏面を見ると、繊細な色合いのコヒョウモンでした。



後翅の裏面に白い線があって緑がかっているこちらは
ミドリヒョウモン。そういえば最近富士山の麓でも会えましたっけ。
場所と光が違うとまた違った味わい♪



同じヒヨドリバナに夢中だったのはオオウラギンスジヒョウモン
長い名前です!

こちらはウラギンヒョウモン
白いところが星のように銀色に輝いていました!



ウラギンヒョウモンのカップルもいました。

ヒョウモンチョウの仲間は初夏に羽化したあと
しばらく活動し、暑い真夏には活動せず夏眠
するのだそうです。知りませんでした。

それにしてもヒョウモンチョウ類は種類が多く
どれも似ていて、翅の模様で名前を調べながら
頭がぐらぐらしてしまいました。
今まで出会ったものも見直したくなりましたが
時間がかかりそうなのでガマン。
いつかの楽しみにとっておくことにしました。


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志賀高原で出会ったトンボ

2012年08月06日 | 自然

旅から帰ってきました。
涼やかなよい香りの風、抜けるような青空
咲き乱れる花々に舞うチョウたち。

暑い家で撮影画像を見直すと高原でのひとときが
夢のように思えます。



蓮池のまわりではたくさんのトンボが飛んでいました。

ヤンマ類はまったく撮れなかったけれど
葉の上でじっとしていた



青いイトトンボはじっくり観察することができました。
ハート型になったカップルが数組♪
拡大して見たところ、エゾイトトンボのようです。

小さめのサナエトンボの仲間もいました。



ヒメサナエ?ヒメクロサナエ?コサナエ?



調べたところコサナエのオスが一番近いようです。



同じ池まわりにいたこちらは下半身がずんぐりとして
黄色味が強い・・・コサナエのメスなのかな~?



ヤマアカガエルもいました♪
やっぱりカエルに会えると嬉しい。



湿原に何といっても多かったのはアカトンボの仲間
このトンボはアキアカネですね。

高原がもうちょと近ければいいのにな~・・・
体力不足をしみじみ感じた旅となりました。


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奥志賀を歩く

2012年08月05日 | 自然

志賀高原の旅は2日目も上天気で
白樺がまぶしいほど輝いていました。



この日は奥志賀まで足をのばし
期間限定で公開されているという牧場へ。
人見知りしない牛たちが草地を横切る
変な人間を興味津々で見つめていました。

カラスアゲハ、クロアゲハ、テングチョウ
ヒョウモンチョウの仲間たちなどが乱舞するなかに



今回の旅初のキベリタテハが混ざっていました♪
なんて素敵なデザインなのでしょう。

バッタ類の多さに驚きながらしばらく歩いていると
ずっと会いたかった長い生き物に出会えました!
それは・・



ヤマカガシです!
けっこう大きく下半分が膨らんでいるのが
わかりました。移動する姿に見とれているうちに



茂みのなかに逃げ込まれてしまいました。

追いかけているときにたくさんあった牛の落し物を
よくも踏まなかったものだと不思議に思いつつ
美味しい牛乳とあま~いトウモロコシをいただいて
大満足で牧場をあとにしました。

嬉しかった出会いは他にも・・



発生が局地的で準絶滅危惧種だというヒメシジミ



今年は翅をひろげたところも見られました♪

昨年志賀高原を訪れた時撮影しそびれた蝶のなかで
印象に残ったのはミドリシジミの仲間。
発生時期も限られるのであまり期待していなかったのですが

会えました~♪かなり傷ついていて弱弱しかった
けれど頑張って飛んでいました。



側面はこの模様・・尾状突起が欠けていて
表面もすれてしまっているので何シジミか
わかりませんがいるのがわかって嬉しい♪
発生し始めるのは6月頃なのかな?
また次の楽しみができました。


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高原の蝶たちと戯れる

2012年08月04日 | 自然

高原の蝶に会いに今年も志賀高原を訪れました。



一日目は晴天で空は真っ青!
前年と同時期なのに咲いている花の種類が
ちょっと違います。



花盛りのヨツバヒヨドリに黒黒とした蝶が。
翅をひろげると



こんなにあでやか!クジャクチョウです。

他にもヨツバヒヨドリを好むのは・・



とても会いたかった蝶、アサギマダラです~♪
大きな翅は浅葱色の部分が半透明で
飛び方はふわーりふわりと優雅。



キアゲハはあざみに夢中♪

高原らしくヒョウモンチョウの仲間が多かったので

水辺の笹にとまったこの蝶もそうだと思いましたが
地面にとまった姿を見たら



コムラサキでした~!初めての出会いです♪

光のあたり方によって紫色が微妙に変化します。
黄色っぽい口吻や触覚の先端がぽちっと山吹色
なのはちょっとゴマダラチョウに似ています。

ほかにも見たことがない昆虫がいましたが
名前を調べてからご紹介いたします。
明日はどんな生き物に出会えるか楽しみです。


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この夏出会ったクモたち

2012年08月03日 | 教室風景

真夏の蜘蛛たちを出会った順に並べてみました。
クモが苦手な方はご注意下さい☆

私は蜘蛛がだ~いすき♪というわけではなく
森でいろいろな蜘蛛に出会ううちにその
種類の多さに驚き、興味を持つようになり
素通りはできなくなった・・というレベル。
今は何を見ても新鮮です♪



珍しく地面を歩いていたチュウガタコガネグモ。
すこし止まってほしくて行く先に足を出したら
腿まで上がってきました~。手のりもできそうです。
このチュウガタコガネグモはなかなか大きかったのですが



さらに大きかったのはこのコガネグモ!
高いところに張った大きな巣の真ん中にいました。
チュウガタコガネグモとコガネグモは似ていますが
大きさだけでなく腹部の模様も違いますね。



いつ見ても綺麗だな~と思うコシロカネグモ



こちらも同じコシロカネグモだと思います。
脚や体が半透明なところがポイント♪



暑くなるにつれ増えてきたのが
ナガコガネグモの幼体。
秋に近づけば腹部が黄色と黒の縞々模様になります。



少し前に水辺で見かけたこの蜘蛛。
毛むくじゃらなクモだな~と思っていたのですが
拡大したら・・・腹部(背中?)にぎっしり赤ちゃんグモを
背負っているようなのです。
名前はわからないのですがコモリグモの仲間のようです。



こちらは家の風呂場で蜘蛛の苦手な姉が
必死になって捕獲したヒラタグモ。
脚と頭胸部が半透明ですね♪

家に住む蜘蛛といえばアシダカグモ。
以前大きいのが戸袋から飛び出したときは
背筋がぞわっとしましたが・・。
今度出会ったら定規を並べて撮影したいと思います。


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真夏の里山を歩く

2012年08月02日 | 自然

以前すてきなクヌギレストランがあった里山を
訪れました。



その木はどうやら切られてしまったようで
レストランを見つけることができなかったので、
樹液の出ているクヌギを探しに軽い気持ちで
森の中に入りました。

結果、登りきったところで美しいコナラ林があり



お目当てのオオムラサキがいたものの
見える範囲に樹液レストランはなし。
カナブンも飛び交っていたので探せていないだけ
かもしれません。



咲き出したタマアジサイにヨツスジハナカミキリが
訪れていました。花ごとにいる、といっても過言ではないほど。

気がついたら3時間以上歩いていました・・・。
暑いけれど緑の風が心地良い!



麓の公園の若いクヌギにカナブンが群がるレストラン発見♪



隣の木には大きな大きなカミキリムシがいました!
日本最大のカミキリムシ、シロスジカミキリです。
クヌギの樹液は、シロスジカミキリの産卵痕とその幼虫に
よって滲み出すものが多いのだそうです。
このカミキリムシが減ってしまえば、樹液の出たクヌギが減り
結果、クヌギの樹液を糧にしている昆虫が減る・・・。
自然は微妙なバランスで成り立っているのですね。



クヌギの葉の上にいたアカハナカミキリ
幼虫は松、ハンノキ、クヌギなどの枯木や伐採木を食べるそう。
普通種ということですが、近所では見たことがありません。



木の幹に手のひらサイズの大きな蛾が♪
綺麗・・・!つい近寄りすぎて飛ばれてしまいました。
チャマダラエダシャクという名前だそうです。

アイスを3個もたてつづけに食べたのは初めて♪
子供の頃のように滝のような汗を流した一日でした。


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