癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ガス中の乗鞍岳

2006年09月10日 | 登山・旅行
好天の朝を迎える。朝日に輝く蝶ヶ岳と常念岳と思われる山も見えている。天気予報は「晴れのち雨」。しかも明日からの今週いっばいは悪天予報のみ。今日しか山のチャンスはない。午前中が勝負である。迷わず予定通り乗鞍岳を目指す。

マイカーは乗鞍温泉までしか入れず、登山口となる標高2700mの畳平まではシャトルバス。往復2000円は高いか安いか?バスでくねくねと登って行くうちに、ガスが下がって来る。

ガスの切れることを期待して、頂上の剣ヶ峰を目指す。花畑にはトウヤクリンドウやイワギキョウやウサギギクなどが咲いている。白花のイワギキョウを見つける。

だんだんガスに雨が混じって来る。妻同伴で1時間半、強風の頂上に到着。国内初めての3000m峰も展望ゼロでは実感も感動もまったくなし。

下山後、往復50分ほど歩いて乗鞍温泉の上にある日本滝百選に選ばれている三本滝を見る。なかなか見応えのある滝であった。

その後、明日の予定の妻籠宿を初めとする中仙道の宿場探訪のためにスーパー林道を越えて木曽路を南下する。途中、義仲館と寝覚めの床に寄る。

夕方を迎え、恋路の湯に入り、道の駅[大桑]に落ち着く。皮肉なことに雨が上がって、露天風呂から木曽駒ヶ岳が見えていた。