癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ひと月経過

2010年12月06日 | 日常生活・つぶやき
 NHKドラマ「坂の上の雲」のエンディングに毎回映し出される映像とほぼ同じアングルで撮った小蓮華岳への稜線(08,7,27撮影)

 滝から転落して「むち打ち症」に罹って約ひと月が過ぎた・・・3日前ほどから首の角度で左腕に出る痺れの頻度が減り、痺れ自体もやや弱くなったような感じがする。こうしてPCをやっていても、特に姿勢に気を付けなくても痺れが出なくなった。一昨日の忘年会は大事を取って1時間で途中退席したこともあり、戻り反応もなくひと安心。「頸椎カラーをしたままのウォーキングくらいはしても良いですよ」と言われたので、少し気分的に楽になった。

 ただ、一昨日の忘年会で、頸椎カラーを外して座り続けていると、1時間ほどで首の後の方がだるくなった。9日前の合同忘年会のときはその症状が出たのが3時間後だった。そのことを、今日整骨院で話したら、「毎日頸椎カラーをして安静にしているので、頭の重さに耐える首の筋肉が弱って来ているかも知れない」とのこと・・・かといって、まだ首の筋肉を鍛える運動をするわけにはいかない・・・今晩も自分が幹事の忘年会があるが、果たしてどうであろうか?


 さて、普段、特に日中は殆どTVを見ない自分だが、読書やPCは必要最低限にするようにと言われていることもあり、一日の殆どをソファーに寝転んで大画面のTVを見て過ごしている。人生で、これほどTVを見るのは初めての経験だ。午前中は、ワイドショー、午後は、再放送や録画したドラマ(とくにサスペンス物)が多い。

 そんな中で、昨年の12月に放送されたNHKドラマ司馬遼太郎の「坂の上の雲」(第1部)の再放送を見て、昨日から始まった第2部へと続いた。その中で、いつもエンディングに映し出される山を見るたびに、なぜか懐かしさを覚えるのだった。「ひょっとしたら自分が歩いている山かも知れない」と、ネット検索で調べてみたら、案の定、白馬岳に登ったときに、自分も歩いている白馬大池から続く小蓮華岳への稜線だということが判明。

 早速、HPにアップしてある白馬岳の自分の記録を見てみたら、TVに映し出される映像とほぼ同じアングルで撮った写真(上掲画像)が載っていた・・・道理で、懐かしい感じがするわけだ。この写真を撮ってまもなくこの稜線が一転して真っ黒な雲に覆われて、すぐ頭上で雷が鳴り、目の前や足元の山肌を走る稲光と雷雨に襲われて生きた心地がしなかっただけに忘れられない山だった・・・。