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SHOさんが、桜野側の沢から砂蘭部岳に登った仲間から「頂上に着いたら刈り払い道があった」との情報をいただいたとのこと。可能性としては、砂蘭部川沿いの林道から付いているだろうとのことで、先々週、探しに行ったそうだ。しかし、その時は見つけられなかったそうだ。今日、さらに走っていない林道を走ってみて、見つかったらそこから登ってみる予定で出掛けた。しかし、あちこち走ってみたが、それらしいところはとうとう見つからなかった。途中で八雲乳牛育成牧場の展望台へ寄って、八雲市街地方面の展望を楽しんだ(画像)。
よく国有林の境界線に刈り払い道があることが多いが、森林管理署では教えてもらえない。そこで、町に出てから、八雲の森林関係の仕事をしている友人に電話してみた。「昔、熊嶺小・中学校のあった道の先の分岐を越えて、さらに砂蘭部川沿いを進めば、国有林になるのだが・・・」とのことだった。しかし、今回はその道へのゲートが施錠されていて入れなかった。でも、SHOさんの仲間が、以前その道も入って探したらしいが、判らなかったとのこと・・・。「あとは、桜野側の沢から頂上へ上がって、その刈り払い道を辿ってみるしかないね~」と諦めざるを得なかった。でも、必ずどこかの林道から付いているはずなのだが・・・悔しい!
その後、真っ直ぐ帰路に就くのは早すぎたので、日本海側へ出て、乙部町の円山(446m)の直ぐ下を通り、18km以上もの全線舗装の立派な広域基幹林道・栄豊線(乙部町栄浜と八雲町豊浜を結ぶ)を走って、円山への登るルートがないか探してみた。西側に最短で頂上へ登れそうな沢ルートと東側から果たして頂上へ繋がっているかどうかは不明だが刈り払い道を見つけた。
その刈り払い道を辿ってみようと準備していたら、雷が鳴って猛烈な雨が降ってきた。暫く様子をみたが、止みそうもないので諦めて帰路に就いた・・・途中で親子熊が車の前に現れたので、カメラを用意している内に薮の中へ消えていってしまった。それにしても、この林道、実に立派なまだ新しい林道だが、ほとんど車が走らない無駄遣い林道の典型のような気がしたが・・・?
結局、走行距離270kmの林道偵察ドライブに終わったが、標高の割に立派な山容の円山への可能性は残った。