昨日と今日、1泊で再び大滝へXCスキーに行ってきた。若い頃と違ってゲレンデスキーは直ぐに飽きてしまう。厳冬期の山はラッセルが辛いので、単独では気が進まない・・・・なぜか、このXCスキーは、坂を登るときは辛いが、近くに常設コースがあったら毎日でも通いたいくらい好きだ。
今回は一人だったので、久しぶりの厳冬期の車中泊に挑戦・・・・床に断熱マット、その上にエアマット、さらに幅の狭い薄手の敷き布団は年中同じパターンで、その上で使う寝袋が違うだけである。冬は-16℃対応の寝袋である・・・と言っても、しっかり着込まなければ寒いのは当たり前である。さらに、吐息の水蒸気で車の中や寝袋の外側も結露して凍り付くので、ゴアテックスの寝袋カバーも必要である。寒い顔や頭は、寝袋をスッポリ被って凌ぐ。
昨日は、11:00過ぎに到着し、休憩を挟みながら16:00まで練習と滑走を楽しむ。その後、前回も利用した無料温泉「ふるさとの湯」へ向かう。2分ほど走ると、北湯沢駐車場公園にはトイレはあるのだが、夕食時にビールを飲みたいのと、夜に大の方が出ることはほとんど無いので、温泉終了まで休憩室で過ごし、21:00以降はその駐車場で夜を明かすことにした。
入浴後の17:30ごろに、直ぐそばにあるセイコーマートで夕食の弁当とビールを買ってくる。その時点で、すでに外気温-13℃になっていた。なかなか手強い夜になるだろう・・・厚手の上下の肌着にフリースの上下、さらに上にダウンのインナージャケット・・・・これでバッチリのはず。
寝る前に2度目の温泉に入り、寝酒のビールを飲み就寝態勢に入る。幸い、ポカポカしているうちに直ぐに眠ることができた。しかし、皮肉なことに、3:30に大を催して目を覚ます。よりによって、こんな時に限って・・・・悔しい!
仕方ないでので、結露で凍り付いたガラスを最小限見えるようにして北湯沢駐車場公園へ移動。外気温が-14℃になっていた。外に出たら寒くてすっかり目が覚めてしまい、足も冷たくなって、二度寝することができなかった。
昨日から1/4日まで大学(九州大・鳥取大・岡山大・広島大・愛媛大の国立大学連合?)の合宿が入っていた。雪がほとんど積もらないこれらの大学は、入学後に初めてスキーを履く子がほとんどらしい。今日はクラシカル走法の基礎練習をしていたが、初心者の1年生とそこそこ様になっている4年生の差が歴然としていて面白い。
今日は、8時頃にコースへ行ったが、あまりにも冷えていて、塗っていったワックスが合いそうも無い。気温の上がるまで暖かい休憩所で本を読んで時間稼ぎをしていた。9時にやってきたいつもお世話になっている定連のMoさんが、見かねて、今日の雪温に合うワックスとワクシング用具一式を貸してくれた。休憩所にワックス台が備え付けられている。お陰で、気持ちよく滑ることができた。
今日から、5kmコースもオープンした。ほどよいアップダウンがあり、トレーニングには最適の好きなコースだ。ところが、昼頃から、もの凄い勢いで雪が降り続き、吹雪き状態になった。午後からは、追い込んでクタクタになるまで連続滑走するつもりだったのに・・・。仕方なく、昼食後切り上げて帰路に就いた・・・当然、連日「ふるさとの湯」に入ったのは言うまでもない。