癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

最後が辛かった「湧別原野クロカン85km」

2016年02月28日 | スキー・クロカン


 北大雪スキー場の下からスタートして、遠軽町を抜け、湧別町まで滑走する国内最長のクロカンスキーレースだ。これで、通算8回目の参加。

 最低気温-20℃という予報にビビったが、会場に着いたら、-11℃だった。ほっとする。ワックスも設定雪温の範囲だった。しかし、平地の方はかなり冷えたらしい。

 スタート地点では、ビデオカメラ取材のチューリップあばさんと今回は怪我でカメラマンとチームサポーターとして参加した恵庭の旅人さんとも再会できた。

 自分では結構滑ったと思ったが、37km地点の丸瀬布のタイムを見たら、これまでにないくらい遅いタイムだった。この時点で7時間オーバーを覚悟した。滑らないなりに、滑走を楽しむことに意識をおき、ゆったりとした大きな滑りを楽しんだ。しかし、それも、遠軽の60kmまで。残りの湧別までの25kmは、疲れとの闘いだ。とくに最後の3kmはへろへろで5人くらいに抜かれた。

 チューリップおばさんと旅人さんに迎えられてなんとかゴール。

 結果は、タイムはワースト記録の7時間16分21秒。ところが、順位は194位と、昨年より12番も上がっていた。プラス気温で最高に滑った昨年より約1時間以上も遅かったが、優勝タイムも昨年より1時間遅れだったそうだ。自分のタイムも順当なところだった訳だ。

 途中のタイムの遅さに愕然としながら滑っていたが、みんなも滑らなかったらしい。順位に救われた感じだ。

 この大会は、その時の雪質や雪温、天候などの条件によって、本当にいろいろおもしろい結果が出る。この85kmが再開された2012年からこれで5年連続参加しているが、昨年までは、タイムは条件の関係で、年々速くなっているのに、順位が年々下がっているという具合だった。今回は、タイムはワースト記録だが、順位の落下は阻止できた。ウルトラ系のこの大会で、この歳で、まだ参加者の半分より上にいるのは励みになる、

 記録証と荷物を受け取り、楽しみにしていたそばも食べず、ビールも飲まずに、慌てて15時の送迎バスに飛び乗った。これを逃せばスタート地点へ戻るバスは、17時で2時間も待たなくてはならない。


選手が続々集まる朝のスタート地点


スタート前


スタート地点の坂を登ると、数kmはダウンヒルもどきの滑走が続く。


37km地点の丸瀬布給食所。給食所はおよそ10kmごとにある。


前を行く集団。このあと、全部を抜いた。


貴重な滑走中の写真(旅人さん提供)


スタート地点へもどってから、入浴のために寄った、丸瀬布温泉のマウレ山荘。Hoの無料クーポン利用。

山の用意もしてきたが、とてもそんな気が起きない。あすは、紋別まで走って流氷を見に行く予定。今晩は、丸瀬布の道の駅で車中泊予定。

詳しい完走記録は、帰宅後にホームペーシにアップします。
http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)