道南全山219座完登まであと5座を残していた。今日はそのうちせたな町の薮山低山の(鵜泊)丸山と(北桧山)丸山を登って来た。どちらも楽勝の薮山だった。ただし、どちらもまったく展望のない山だった。
◎(鵜泊)丸山(334m)
丸山はたくさんある。この山は鵜泊漁港の上の高台にある鵜泊団地の裏に聳える山なので、(鵜泊)丸山とした。
3月に下見をしておいた団地の上の南端から延びる林道を300mほど車で進み、水道施設の建物があるところが尾根の取り付きなので、そこから北西尾根を往復した。
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鵜泊団地の南端の林道入口から望む丸山
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GPSトラックログ
登りは尾根をまっすぐ登れるが、下りは登りのGPSトラックログに合わせて軌道修正しながら右往左往して下った。
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林道の最高地点にあった水道施設の建物?
その向かい側の尾根に取り付いた。GPSで測ったら頂上まで直線距離で1kmだった。
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下の方は薄い薮で、全く苦にすることなく登ることができた。
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しかし、250mを超えると、ネマガリダケが出てくる。密度はそれほど濃くないのが幸いである。
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やがて、人工林が現れて、その縁に廃道化した林道が現れた。それは頂上の方へ向かっている。
しかし、頂上の下を通過しているので、少し戻ったら、頂上方向へ向かう作業道跡の分岐があった。
そちらへ進んだら頂上のすぐ横を通過していた。
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三角点のない頂上なので、木にテープをぶら下げて記念撮影。
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すぐそばに枝を広げたブナ?の大木があった。
下山時に、廃道化した林道がどこから上がって来ているのか気になった。しかし、カーブして反対方向へ向かっていたので、諦めて、登りのログを頼りに薮に入った。
枯れた笹の茎が鼻の中に入り、鼻血が出た。目の保護は透明のサングラスをしているが、鼻はどうにもならない。
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下山してきたら、車のそばにタニウツギが咲いていた
登り 10:50スタート~11:50頂上<1時間> 下り 頂上12:00~12:50ゴール<50分>
◎(北桧山)丸山(103.7m)
この山は、現在の地図には山名は載っていない。しかし、『日本山名事典』(三省堂)にも載っていて、故齋藤浩敏さんの道南全山219座にも、故児玉保則さんの北海道全山1594山にもカウントされている。昔はきっと地図に載っていたのだろう。山名は載っていないが、その山の北側の集落には丸山という地名は載っている。
当初は標高しか分からず、地図上のどこにあるのかなかなか探せなかった。うぐい沼(浮島公園)から南東1.3km地点に位置するピークだった。
地図上には北側の丸山集落の奥から源頭部を巻くように長い林道が点線で記載されている。しかも、それは頂上を通過している。それを辿ると3.5kmもある。
林会長は、積雪期に南側の尾根から登頂したと聞いていたので、自分も3月に下見をしておいた。その時に尾根の末端から作業道のようなものがあることが分かっていた。
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自分が登った方からはその丸山は見えないので、下山後、愛知の方へ回り、丸山集落からその姿を確認して帰路に就いた。
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GPSトラックログ
林会長から聞いていた、国道229号の若松トンネル手前の栄石端から東に入る道路を走り、南尾根の末端の人家の前から尾根に取り付いて往復した。ほとんど、薮に覆われた作業道歩きで楽勝だった。
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人家の右の尾根が南尾根の末端である。
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人家の車庫の裏に細い丸太橋が架かっていた。そこが作業道の取り付きだった。
GPSで測ったら、頂上まで直線距離で600mほどだった。この山に登るには最短距離である。
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作業道跡の分岐。行きははっきりしている下を進み、帰りはずっと尾根を下ってきたら、上の道に出た。
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下の方はこんなはっきりした道だったが、途中ではっきりしなくなった。
その後、細い尾根に取り付いて、南尾根を狙った。
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南尾根に出たら、古い作業道が続いていたので、それを辿った。
頂上が近くなると、だんだん薮が濃くなったが、道の痕跡ははっきりしていた。
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やがて、フキで覆われた幅の広い林道跡に出た。これが北側の丸山集落から続いている林道である。
その林道は頂上へ続いているので、右側へ進んだ。
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そろそろ頂上だろうとGPSで確認しようと思ったら、道端に立つ三角点が目に飛び込んできた。
このような林道の縁にある三角点は非常に珍しいケースだ。三等三角点(点名・丸山)だった。
下りは、最後まで尾根の上の作業道跡を辿ったが、途中で分からなくなり、そのまま薄い薮を下ったら、スタート地点のすぐ上の作業道に出た。
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人家を見下ろすとまもなくゴール。
登り 13:30スタート~14:00頂上<30分>、下り 頂上14:05~14:30<25分>
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帰りに寄ったうぐい沼(浮島公園)
◎残りの3座について
あと残りは、奥尻島の神威山と勝澗山、せたな町太田の天狗岳である。
奥尻島最高峰の神威山は、航空自衛隊の基地の中にあるので、勝手に入ることができない。しかし、申し込めば一等三角点を見る(写す)だけなら許可してもらえると聞いていたので、5月中旬に電話してみた。
その電話では、5月中旬から6月中旬は、大規模な演習等があるので、それ以降にしてほしいと言われた。そこで、6月20日に設定し、航空自衛隊第29警戒隊のホームページの最後の「お知らせ(問い合わせ)」のページに掲載されている「基地見学等許可申請書」に記入して郵送した。数日前に許可の電話をいただいている。
勝澗山も簡単に登れそうな薮山なのでそのときに登る予定である。
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219座完登ゴールの山に設定した(太田)天狗岳。すでに同行申し込みがあるので、今のところ、奥尻の後の日曜日6月23日の予定である。この山は、非常に急なので、冬より掴まるもののある夏の方が怖くなさそうだ・・・?
◎(鵜泊)丸山(334m)
丸山はたくさんある。この山は鵜泊漁港の上の高台にある鵜泊団地の裏に聳える山なので、(鵜泊)丸山とした。
3月に下見をしておいた団地の上の南端から延びる林道を300mほど車で進み、水道施設の建物があるところが尾根の取り付きなので、そこから北西尾根を往復した。
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鵜泊団地の南端の林道入口から望む丸山
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GPSトラックログ
登りは尾根をまっすぐ登れるが、下りは登りのGPSトラックログに合わせて軌道修正しながら右往左往して下った。
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林道の最高地点にあった水道施設の建物?
その向かい側の尾根に取り付いた。GPSで測ったら頂上まで直線距離で1kmだった。
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下の方は薄い薮で、全く苦にすることなく登ることができた。
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しかし、250mを超えると、ネマガリダケが出てくる。密度はそれほど濃くないのが幸いである。
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やがて、人工林が現れて、その縁に廃道化した林道が現れた。それは頂上の方へ向かっている。
しかし、頂上の下を通過しているので、少し戻ったら、頂上方向へ向かう作業道跡の分岐があった。
そちらへ進んだら頂上のすぐ横を通過していた。
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三角点のない頂上なので、木にテープをぶら下げて記念撮影。
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すぐそばに枝を広げたブナ?の大木があった。
下山時に、廃道化した林道がどこから上がって来ているのか気になった。しかし、カーブして反対方向へ向かっていたので、諦めて、登りのログを頼りに薮に入った。
枯れた笹の茎が鼻の中に入り、鼻血が出た。目の保護は透明のサングラスをしているが、鼻はどうにもならない。
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下山してきたら、車のそばにタニウツギが咲いていた
登り 10:50スタート~11:50頂上<1時間> 下り 頂上12:00~12:50ゴール<50分>
◎(北桧山)丸山(103.7m)
この山は、現在の地図には山名は載っていない。しかし、『日本山名事典』(三省堂)にも載っていて、故齋藤浩敏さんの道南全山219座にも、故児玉保則さんの北海道全山1594山にもカウントされている。昔はきっと地図に載っていたのだろう。山名は載っていないが、その山の北側の集落には丸山という地名は載っている。
当初は標高しか分からず、地図上のどこにあるのかなかなか探せなかった。うぐい沼(浮島公園)から南東1.3km地点に位置するピークだった。
地図上には北側の丸山集落の奥から源頭部を巻くように長い林道が点線で記載されている。しかも、それは頂上を通過している。それを辿ると3.5kmもある。
林会長は、積雪期に南側の尾根から登頂したと聞いていたので、自分も3月に下見をしておいた。その時に尾根の末端から作業道のようなものがあることが分かっていた。
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自分が登った方からはその丸山は見えないので、下山後、愛知の方へ回り、丸山集落からその姿を確認して帰路に就いた。
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GPSトラックログ
林会長から聞いていた、国道229号の若松トンネル手前の栄石端から東に入る道路を走り、南尾根の末端の人家の前から尾根に取り付いて往復した。ほとんど、薮に覆われた作業道歩きで楽勝だった。
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人家の右の尾根が南尾根の末端である。
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人家の車庫の裏に細い丸太橋が架かっていた。そこが作業道の取り付きだった。
GPSで測ったら、頂上まで直線距離で600mほどだった。この山に登るには最短距離である。
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作業道跡の分岐。行きははっきりしている下を進み、帰りはずっと尾根を下ってきたら、上の道に出た。
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下の方はこんなはっきりした道だったが、途中ではっきりしなくなった。
その後、細い尾根に取り付いて、南尾根を狙った。
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南尾根に出たら、古い作業道が続いていたので、それを辿った。
頂上が近くなると、だんだん薮が濃くなったが、道の痕跡ははっきりしていた。
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やがて、フキで覆われた幅の広い林道跡に出た。これが北側の丸山集落から続いている林道である。
その林道は頂上へ続いているので、右側へ進んだ。
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そろそろ頂上だろうとGPSで確認しようと思ったら、道端に立つ三角点が目に飛び込んできた。
このような林道の縁にある三角点は非常に珍しいケースだ。三等三角点(点名・丸山)だった。
下りは、最後まで尾根の上の作業道跡を辿ったが、途中で分からなくなり、そのまま薄い薮を下ったら、スタート地点のすぐ上の作業道に出た。
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人家を見下ろすとまもなくゴール。
登り 13:30スタート~14:00頂上<30分>、下り 頂上14:05~14:30<25分>
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帰りに寄ったうぐい沼(浮島公園)
◎残りの3座について
あと残りは、奥尻島の神威山と勝澗山、せたな町太田の天狗岳である。
奥尻島最高峰の神威山は、航空自衛隊の基地の中にあるので、勝手に入ることができない。しかし、申し込めば一等三角点を見る(写す)だけなら許可してもらえると聞いていたので、5月中旬に電話してみた。
その電話では、5月中旬から6月中旬は、大規模な演習等があるので、それ以降にしてほしいと言われた。そこで、6月20日に設定し、航空自衛隊第29警戒隊のホームページの最後の「お知らせ(問い合わせ)」のページに掲載されている「基地見学等許可申請書」に記入して郵送した。数日前に許可の電話をいただいている。
勝澗山も簡単に登れそうな薮山なのでそのときに登る予定である。
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219座完登ゴールの山に設定した(太田)天狗岳。すでに同行申し込みがあるので、今のところ、奥尻の後の日曜日6月23日の予定である。この山は、非常に急なので、冬より掴まるもののある夏の方が怖くなさそうだ・・・?