◎安家森(1239m)袖山高原コース
安家平の放牧場の先のコブのような安家森。左は遠別岳(1250m)。
昨夜は、登山口手前25km程の葛巻町の道の駅くずまき高原で夜を明かした。3時頃に寒くて目が覚めた。外気温はなんと3℃しかない。エンジンを掛けてピーターを入れた。登山口へ向かう時には2℃まで下がっていた。
今回の山旅の初めは暑くて寝られなかったのに、わずか2週間で寒くて寝られなくなるなんて?
さて、この安家森は、北上山地の北部、岩泉町と葛巻町との境をなし、北隣に遠別岳も並んでいる。安家の語源はアイヌ語の「ワッカ」(水の湧くところ)らしい。
登山口は標高1100mを超す袖山高原にある。登山口は1150mなので、標高差はわずかに90mである。
6:45スタート、登り30分、下り25分、山頂5分、7:45ゴール。
登山口。これが分からなくて2回も行ったり来たりした。
遠別岳も同じ登山口だが、こちらの方が「いわて20名山」に選ばれている。
雑木林の中を緩やかに下って行く。
突然目の前が開けて、安家平の放牧場に出る。牛もこちらを見ている。草原の中に続く踏み跡を進む。
草原を抜けるとガレ場の登りとなる。ここからが登りの本番だが、わずか10分ほどで頂上到着。
一等三角点の山である。当然展望は素晴らしい。
南西方向に岩手山と姫神山が見える。
北西方向には岩木山も見えた。
眼下には通って来た安家平。その奥に早池峰山も見える。
これで、今回の岩手県の山は終わりである。下山後、下北半島の根元にある吹越烏帽子へ移動。カーナビを入れたら約150kmもあった。それでも一部高速を使って3時間で登山口に付いた。
◎吹越烏帽子(508m)明神平コース
明神平へ向かう道から吹越烏帽子を眺める。
下北半島の根元にあり、低山ながら、太平洋と陸奥湾に挟まれた南北に連なる丘陵の最高峰で一等三角点の山である。
低いながらも山の形が良く、まわりに高い山がないので良く目立つ。山頂付近は風が強くて樹木が育たず、短時間の登りで高山の雰囲気が味わえるので展望も見事である。今日の感じでは、花も多い山のようである。
登山口から標高差350m程の手軽な山である。
11:10スタート、登り1時間、下り45分、山頂15分、13:10ゴール。
登山口は明神平林道の途中にある。
アカマツが多く目につく林の中を行く。
400mほどで森林限界の上に出て、ガレ場の道となる。
450m付近はミヤマアズマギクなのでその狂い咲きかと思ったが、蕾もたくさんあったところを見ると、どうやらピンク色のコハマギクのようだ。
呆気ない感じの頂上到着。頂上標識のほかに一等三角点と木の祠と学校の統合記念登山会?などの木杭が立っていた。
360度遮るもののない展望は見事である。
陸奥湾の北側には釜臥山などの恐山の山々。
その右奥に海峡を挟んだ恵山や海向山とそこへ連なる山並みも見えた。ということは、逆にこの山も見えるということだ。今度注意して見てみよう。
南には、小川原湖や石油備蓄タンクや風力発電機などなど。写ってはいないが、こな右奥には八甲田山もうっすらと見えていた。そして、周りは海・海・海…。
また、下北半島と津軽半島が先の方で重なって見えるために、切れ目のない大きな湖のようにも見える。
左上はキノコ、右上はアキグミ、左下はノコギリソウ、右下はこれまでの山でどこにでも咲いていて一番目についたノコンギク。このほか、センブリ、アオモリアザミなどが目についた。
3連休の初日ということもあって、6人の登山者に会った。
今回の計画で、あと残っている山は、東北百名山で最も厄介な津軽半島の袴腰岳・丸屋形岳(セットで選ばれている)である。何が厄介かというと、もう10数年も登山道整備がされてなくて、ネマガリダケなどの藪に覆われているからである。最近は登る人もいなくて、ネット場での情報も見当たらない。
もともと登山道はあったのだから、GPSを武器に足元の登山道の痕跡を探しながら藪こぎすれば行って行けないことはないだろう。
明後日は雨予報なので、明日は疲れもあるが、行けるところまで行って偵察を目的にするつもりだ。いずれにしても、今回の山旅は明日で終了し、明日中には帰宅するつもりだ。
夕食は青森市内の長尾の煮干し中華そば
安家平の放牧場の先のコブのような安家森。左は遠別岳(1250m)。
昨夜は、登山口手前25km程の葛巻町の道の駅くずまき高原で夜を明かした。3時頃に寒くて目が覚めた。外気温はなんと3℃しかない。エンジンを掛けてピーターを入れた。登山口へ向かう時には2℃まで下がっていた。
今回の山旅の初めは暑くて寝られなかったのに、わずか2週間で寒くて寝られなくなるなんて?
さて、この安家森は、北上山地の北部、岩泉町と葛巻町との境をなし、北隣に遠別岳も並んでいる。安家の語源はアイヌ語の「ワッカ」(水の湧くところ)らしい。
登山口は標高1100mを超す袖山高原にある。登山口は1150mなので、標高差はわずかに90mである。
6:45スタート、登り30分、下り25分、山頂5分、7:45ゴール。
登山口。これが分からなくて2回も行ったり来たりした。
遠別岳も同じ登山口だが、こちらの方が「いわて20名山」に選ばれている。
雑木林の中を緩やかに下って行く。
突然目の前が開けて、安家平の放牧場に出る。牛もこちらを見ている。草原の中に続く踏み跡を進む。
草原を抜けるとガレ場の登りとなる。ここからが登りの本番だが、わずか10分ほどで頂上到着。
一等三角点の山である。当然展望は素晴らしい。
南西方向に岩手山と姫神山が見える。
北西方向には岩木山も見えた。
眼下には通って来た安家平。その奥に早池峰山も見える。
これで、今回の岩手県の山は終わりである。下山後、下北半島の根元にある吹越烏帽子へ移動。カーナビを入れたら約150kmもあった。それでも一部高速を使って3時間で登山口に付いた。
◎吹越烏帽子(508m)明神平コース
明神平へ向かう道から吹越烏帽子を眺める。
下北半島の根元にあり、低山ながら、太平洋と陸奥湾に挟まれた南北に連なる丘陵の最高峰で一等三角点の山である。
低いながらも山の形が良く、まわりに高い山がないので良く目立つ。山頂付近は風が強くて樹木が育たず、短時間の登りで高山の雰囲気が味わえるので展望も見事である。今日の感じでは、花も多い山のようである。
登山口から標高差350m程の手軽な山である。
11:10スタート、登り1時間、下り45分、山頂15分、13:10ゴール。
登山口は明神平林道の途中にある。
アカマツが多く目につく林の中を行く。
400mほどで森林限界の上に出て、ガレ場の道となる。
450m付近はミヤマアズマギクなのでその狂い咲きかと思ったが、蕾もたくさんあったところを見ると、どうやらピンク色のコハマギクのようだ。
呆気ない感じの頂上到着。頂上標識のほかに一等三角点と木の祠と学校の統合記念登山会?などの木杭が立っていた。
360度遮るもののない展望は見事である。
陸奥湾の北側には釜臥山などの恐山の山々。
その右奥に海峡を挟んだ恵山や海向山とそこへ連なる山並みも見えた。ということは、逆にこの山も見えるということだ。今度注意して見てみよう。
南には、小川原湖や石油備蓄タンクや風力発電機などなど。写ってはいないが、こな右奥には八甲田山もうっすらと見えていた。そして、周りは海・海・海…。
また、下北半島と津軽半島が先の方で重なって見えるために、切れ目のない大きな湖のようにも見える。
左上はキノコ、右上はアキグミ、左下はノコギリソウ、右下はこれまでの山でどこにでも咲いていて一番目についたノコンギク。このほか、センブリ、アオモリアザミなどが目についた。
3連休の初日ということもあって、6人の登山者に会った。
今回の計画で、あと残っている山は、東北百名山で最も厄介な津軽半島の袴腰岳・丸屋形岳(セットで選ばれている)である。何が厄介かというと、もう10数年も登山道整備がされてなくて、ネマガリダケなどの藪に覆われているからである。最近は登る人もいなくて、ネット場での情報も見当たらない。
もともと登山道はあったのだから、GPSを武器に足元の登山道の痕跡を探しながら藪こぎすれば行って行けないことはないだろう。
明後日は雨予報なので、明日は疲れもあるが、行けるところまで行って偵察を目的にするつもりだ。いずれにしても、今回の山旅は明日で終了し、明日中には帰宅するつもりだ。
夕食は青森市内の長尾の煮干し中華そば
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます