当初の計画では、しまなみ海道(70km)は、「往きはレンタサイクルで、帰りはバスで」の予定だった。やってやれないことはないが、今はそこまで元気はない。また、明日以降に疲れを残す可能性大である。そこで、高速バスで往復し、残りは尾道観光に当て、休足日とすることにした。
結果的に、自転車や歩行者専用のスペースがあるわけではないので、止めて正解だった。
しまなみ海道・往復
しまなみ海道と言われる、西瀬戸自動車道は、本州四国連絡道路の3ルートのうち、西に位置する尾道・今治ルートを成す高速道路である。 広島県尾道市の尾道福山自動車道西瀬戸尾道ICを起点とし、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などを経て愛媛県今治市の今治ICに至る、延長59.4 kmの高規格幹線道路である。
尾道から今治までの6つの島を結ぶ7つの橋からなり、歩くことも自転車で走ることもできる。大人気のサイクリングコースでもある。
高速乗合バス「しまなみスカイライナー」を利用することにしたが、乗り降り自由なのが、瀬戸田BSのみである。ほかは、乗車のみとか、降車のみとなっている。
往きは、始発の福山駅前からまっすぐ今治まで行き、2時間ほど今治観光を楽しんで、帰りのバスに乗った。
帰りは、瀬戸田で降りて、島内観光をしようと思ったが、見たい所がバス停からかなり遠いので止めた。因島大橋で降りて、尾道行きの路線バスに乗り換えて尾道まで戻った。
7:00、福山駅前始発のしまなみライナーに乗る。
以下は、しまなみ海道の7つの橋と橋からの眺めをセットにしてみた。
最初の尾道から向島を繋ぐ「新尾道大橋」。下は、帰りに旧尾道大橋から新尾道大橋を眺めたもの。
2つ目の向島と因島を繋ぐ「因島大橋」
3つ目の因島と生口島を繋ぐ「生口橋」。
4つ目の生口島と大三島を繋ぐ「多々羅大橋」。
5つ目の大三島と伯方島を繋ぐ「大三島橋」。
6つ目の伯方島と大島を繋ぐ「伯方・大島大橋」
最後の大島と今治を繋ぐ「来島海峡大橋」。
8:24、「タオルと造船のまち今治へ」の塔に迎えられて、今治駅前で下車。
今治は、四国遍路の時に2回通っている。
四国遍路の時も見ていない今治城。堀の水面に映す姿が美しい。
今治駅の裏にある天然温泉「喜助の湯」に入った。今回の旅では一度も入っていないので、どうしても入りたかった。
この温泉は、しまなみ海道を走ってくるサイクリスト利用される温泉でもある。
駅の売店で、愛媛の名物「じゃこちくわ」と「御簀巻」を買って食べた。
下は、バスの乗り換えの因島大橋のレストランで昼食に食べた「たこ甘酢揚げ定食」。
しまなみ海道から眺めた今治のドック。
因島大橋で路線バスに乗り換えて、11:50、尾道に到着。
尾道観光
尾道に戻って、駅前からウォーターフロントを歩く。
尾道の観光の目玉は、古寺巡りである。観光客は、全部で25ヵ所ほどの古寺を巡るコースマップを持って歩いている。
その中でも1番人気は、高いところにある千光寺である。
千光寺までの、4つの寺だけ巡った。
古寺巡りのコースは1間幅くらいしかない細い道や階段が多い。千光寺への階段は非常に長い(左上)。
なお、千光寺の上まではロープウェイもあるが、使わなかった。
千光寺の階段の横に建つ「天寧寺の三重の塔」。室町時代のもので、国の重要文化財に指定されている。
千光寺の下に建つ「みはらし亭」。これは大正時代の建物で、やはり、国の重要文化財に指定されている。
千光寺の手前にある「三重岩」だが、「石鎚山」と銘打って、鎖場を真似ている。ここは登ってみた。石鎚山の一の鎖や二の鎖はこの何十倍もあるが、懐かしかった。
右が千光寺の本堂
梵字岩やマスクをされた仏像を眺めながら、さらに上の山頂を目指す。
山頂には展望台がある。その隣の売店で食べたみかんソフトがおいしかった。
展望台から、尾道の町並みを眺める。左下の奥の橋は、新旧の尾道大橋からの。
尾道から電車で移動して、15:00に連泊となる「ホテルトレンド福山駅前」に戻った。
今日の歩数計 18000歩。千光寺の階段もあったが、良い休足日になった。明日から、また頑張れそう!
姫路、総社、倉敷あたりまではいろんな読み物なんかでいくらかの知識があって読み進めましたけど、ここいらになると守備範囲を越えだしまして、カシミールで追っかけでございます。
ところで記憶に残るしまなみ海道のマンガがありました。(違う瀬戸大橋かもしれないですけど)
「バイナリ畑でつかまえて」というヤツです。
雨で足止め喰ったらお読みください。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1307/10/news043.html
雨でも、嵐にならなければ、足止めは喰いません。
帰宅後によませてもらいます。
明日辺りから、天気が崩れるし、寒くなりそうです。