癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

登山中止、午後礼文花散策

2007年06月06日 | 登山・旅行
夜半までの強い雨は上がったが、山はすっぽり黒い雲で覆われたまま。いつ降り出してもおかしくない天候に利尻山登山は中止。

再び降り出した雨が上がるのを待って、一便早い礼文へのフェリーまでの時間潰しに見返台園地までの道を途中まで往復2時間散歩。

13:15着のフェリーで花の島礼文入り。予約しておいた民宿知床の車で桃岩展望台コース入口まで送ってもらう。途中から元地海岸コースを往復。桃台・猫台経由で再び桃岩展望台コース戻る。民宿のある知床へ下りる予定だったが、桃岩展望台まで登ると、雷が鳴り雨が降ってくる。予定変更で元地トンネルまで戻ってタクシーを呼ぶ。

しかし、島で一番花の多いコースなので、この時期に見られる花のほとんどを楽しむことができた。レブンコザクラ、レブンシオガマ、ネムロシオガマ(画像)、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマオダマキ、サクラソウモドキ、センダイハギ、イワベンケイ、チシマフウロ、ノビネチドリ(白花多し)、ハクサンチドリ、キジムシロなどである。

評判の良い夕食を楽しむ。隣に座った名古屋の同年代の男性が、昨年四国遍路を経験された方で、意気投合し、話が弾む。食後は、宿で働いている男性の撮った花のアルバムを見せていただく。

 明日は、レブンアツモリ群生地も含む最長コースの観光バスを利用する予定である。


沓形ブラブラ

2007年06月05日 | 登山・旅行
民宿えびす荘にチェックイン後、昼飯と散策へ。街中のあちこちに山の頂上付近でしか目にすることができないリシリヒナゲシの栽培ものを目にできる。種も売っているので買い求めたが、無事咲かせることができるか?

レギュラーガソリンがリッター174円という価格に驚く。狭い街なので時間を持て余して、部屋へ戻り、ビールを飲み、ブログを打った後、昼寝体制に入ったが眠られず。夕食前に、昨年掘り当てたという町営ホテル利尻の温泉に入る。

楽しみな海のもの一色の夕食も終えて、明日の利尻山登山に備えて早めに就寝予定だが、天気が明日から崩れるらしい。さて、どうなるか?


利尻一周観光

2007年06月05日 | 登山・旅行
朝一のフェリーに乗り、鴛泊から利尻島上陸。利尻山は海上からはすっきりと見えていたが、着いた頃には、頂上に雲がかかり始める。

島一周の観光バスに乗る。まずは、姫沼へ。湖面に映る利尻山が売りなのだが、雲に覆われた頂上と湖面のさざ波が残念。

次が利尻富士町郷土博物館、そして、銘菓「白い恋人」のケースの写真になっている利尻山の撮影スポットのオタドマリ沼へ。さらに、海岸の奇岩と花の仙法志御崎公園。刻々と姿を変える利尻山を眺めながら、最後は、沓形岬公園。

ここで、泊まる民宿の関係で下車。ここまで来たら、頂上の雲がとれて、すっきりとした姿をようやく見せたが、姫沼やオタドマリ沼で晴れて欲しかった。


サロベツ原野

2007年06月04日 | 登山・旅行
三頭山下山後、豊富町のサロベツ原野目指して、4時間ほど北上。遊歩道を30分ほどで一周。一番の見頃のエゾカンゾウにはまだ早かった。ヒメシャクナゲ(画像)、ショウジョウバカマ、綿毛になりかかったワタスゲが目につく程度だった。

その後、稚内温泉を目指したが、生憎定休日。ノシャップ岬に沈む夕陽を見て、稚内市街地へ。探し当てた銭湯も2軒が休み。3軒目でようやく汗を流すことができた。夕食のラーメンを食べて、フェリーターミナルに落ち着いたのが9時。


三頭山~熊に出会う!

2007年06月04日 | 登山・旅行
 天塩山地の第2峰の1009mの山。9年前はガス中登山で眺望もなければこの山の山容も分からないままであった。しかし、今回は、ドピーカンで、一等三角点にふさわしい見事な展望が広がり、リベンジは叶った。また、下からずっと春に見られる花はすべて目にできるほどの花の山でもあった。

 しかし、見なくてもいいものまで見てしまった・・・9合目の直ぐ下の大きな雪渓上で、後ろを歩いていたカミさんの「熊じゃないよね?岩かな?」という声に戻ったら、なんと、横30~40m離れたところで、座りこんでいたのがやおら立ち上がり、早足で上の方へ歩き始めた熊ではないか!成獣の若熊といった感じの大きさである。これまで何度か目にしたことはあるが、もっとも至近距離である。「鉢合わせはしたくないが、カメラに収められる距離なら見てみたい」が叶った瞬間である。なんとか小さいなりにカメラには収まったが、戻るか進むかが問題である。

頂上を目の前にして退却も悔しい。幸いこちらの進路と90度ほど違うことを幸いに、笛を吹きながら進むことにした。ところが、その先の登山道が熊の進んだ方向へ向かっている。「熊だって遭いたくないはず」とさらに強く笛を吹きながら進む。ご丁寧に2ヶ所も登山道を覆う雪の上を横切っていた。

頂上に着いても何となく落ち着かない。20分ほどで下山開始。9合目の下まで笛を二人で吹き続けながら下った。


利尻・礼文再訪の旅へ

2007年06月03日 | 登山・旅行
 今日、これから8日まで、利尻・礼文・サロベツ方面への観光メインの旅に出る。以前、利尻島にも礼文島にも利尻山(11年前)礼文岳(9年前)目的で訪れただけで、ゆっくりと離島観光をすることができなかった。

 そこで、今回は、レブンアツモリソウの見頃のこの時期に妻同伴で再訪することにした。それぞれ1泊ずつではあるが民宿に泊まってゆっくり楽しむ予定である。効率よく観光するために、半日の観光バス利用も考えている。

 しかし、利尻山と前回はガス中登山だった途中の三頭山(幌加内)へも再訪するつもりである。いまのところ期間中は好天が続くらしいが、悪い方に外れないでほしい。

予定は下記であるが、果たして・・・・?

6/3(日)札幌経由で空知街道を北上~北竜町道の駅(泊)
6/4(月)三頭山登山(幌加内)~サロベツ原野観光~豊富温泉~稚内FT(泊)
6/5(火)利尻島へ~利尻島観光~民宿(泊)
6/6(水)利尻山登山(沓形コース~鴛泊コース)~礼文島へ~民宿(泊)
6/7(木)礼文島観光~稚内へ~稚内FT(泊)
6/8(金)留萌経由で日本海側を走って帰宅

 速報は、例によって携帯電話から、このブログに更新するので、覗いていただきたい。

偶然の掲示板メンバー顔合わせ

2007年06月03日 | 日常生活・つぶやき
 昨日と今日は、今年で38回(年に1回)を数える新卒時代7年勤めた職場のOB・OG会が恵山の麓にあるホテル恵風に泊まりがけで開催された。私の山の元祖師匠でもあり、最近の海外トレッキングや近郊の山にご一緒するようになり、このサイトの掲示板でもお馴染みのyamaさんもその一人である。

 そのホテルの駐車場で、思わぬ出会いが待っていた。ちょうど我々がそのホテルへ到着してまもなく、myサイトの掲示板で交流をしているマンタンさんとヨッシ~さんと札幌から遠征してきたhirokoさんが恵山から下山したところが、このホテルの駐車場である。

 そこで、yamaさんも含めて、まさに現在進行形のお付き合いのメンバー5人が顔を合わせるという洒落た時間を持つことができた。

二股口古戦場跡&峠下台場山探訪

2007年06月01日 | 登山・旅行
 函館近郊には台場山や台場と称される地名があちこちに残されている。もちろん、すべて箱館戦争の史跡である。それらは、榎本武揚率いる旧幕府軍が、新政府軍の侵攻に備えて築いた砲台跡だ。

 今日は、その中の二股口古戦場跡となっている二股口の台場山(旧大野町)と峠下台場山(七飯町)を歩いてきた。

             
           
 二股口の台場山は地図にも載っているが、激戦の戦場となり、塹壕跡は残っているが台場跡は残っていないようだ。標識に従って、古戦場跡まで登山道状態のところを往復で30分ほどであった。

              

 しかし、大沼方面と函館方面が望める峠下の台場山は戦場にならなかったので、今でも山頂部にはっきりと多稜形土塁や砲台スロープ跡などの痕跡が残っている。こちらは、林道と刈り分け道を繋いでの循環縦走で1時間ほどであった。

             

 また、今回の探訪で、箱館戦争の火蓋が切られたのは、峠下であることが初めて判った・・・・明治元年に、鷲ノ木に上陸した旧幕府軍のうち「大鳥圭介隊」は大沼を経由して、「峠下」に下ったが、ここで待ち伏せていた新政府軍と戦ったのが初めてだったとのことである。七飯発電所の東側にその戦いの戦死者の墓碑群があるが、その中に「戊辰之役勃発之地」の石碑もある。


 詳しい記録と写真は、本サイトの下記ページにアップしてあるので、興味のある方はどうぞ!
 http://sakag.web.infoseek.co.jp/siseki-daiba.htm