日常散策

日々の記録とその他のこと

大阪の建築ガイドブックによる散策について。森ノ宮~天神橋。その1

2011年05月27日 | 町あるき



 森ノ宮駅を降りて、東へ進むとすぐに大阪府立成人病センターがあります。義父が入院していた病院でもあります。
 建築工事は何期かに分かれていて、本の出版時からも増改築がされているようです。1971年竣工。大阪府建築部営繕課。施工鴻池組です。



 中央大通を渡ると、日本住宅公団森之宮市街地住宅(現UR都市機構森之宮団地)です。竣工1968年。日本住宅公団大阪支所、三座建築事務所。施工大成建設、松村組。 



 ピロティ方式で、5棟が建っていますが、後に通りに面して賃貸用がもう1棟、追加されたみたいですね。



 今度は東へ大阪城公園を右に見て進みます。
 日生球場。建物は1997年に解体されましたが、跡地はそのままに残っていて、階段などもまだあります。近鉄ファンでもありませんので、馴染みないですね。。



 球場跡から城西学園を過ぎると、聖マリア大聖堂です。1963年竣工。長谷部鋭吉、東西建築サービス。施工石川工務店。
 長谷部さんの遺作らしいですが、細部は原案とかなり異なるとのことです。隣にあった塔も無くなってますね。前に見たような気もするのですが。。中も自由に見学出来ますが、撮影は禁止されています。高山右近像あり。



 中央大通方面へ向かいますが、途中にあるのが越中井です。この辺は、川越中守忠興(ただおき)の邸跡で、越中井はその邸内にあったものだそうです。
 細川ガラシャは石田三成に人質にとられるのを拒んで自害してしまいました。
 大阪人から見ると、結局石田三成を悪役にするのに一役買った方でありますね。

 つづく。


 

 
コメント
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