撮影に使ったのは、オリンパスのPen EMです。
1965年発売で、フィルムカメラなら当たり前と思っている機能の、オール電子化を最初に目指したカメラと言われています。
露出、シャッタースピード、フィルムの巻き上げ、巻き戻しが自動化されてます。
すっきりとしたデザインです。何と言っても自動カメラですから。
しかし、このカメラは肝心のオートが故障。。
巻き上げも単三電池二本で動くのですが、かなり遅いです。(新品でも変わらないらしいです。)
が、何故か取説を入手しておりました。
オートが駄目でもマニュアルに切り替えも可能で、30分の1秒で切れて、絞りの切り替えも出来るので、単体露出計で測れば、まあ、何とか撮影可能でした。
巻き戻しは、レリーズボタン(シャッター)を押し、巻き戻しボタン(R)を押して、レリーズを離すと巻き戻し開始です。ちゃんと巻き戻せたかどうかは、駒数計の数字で確認します。
何か便利なようで、便利でないカメラではあります。製造期間も1年持たなかったとか。