日常散策

日々の記録とその他のこと

大阪の建築ガイドブックによる散策について。御堂筋編。その3

2011年05月15日 | 町あるき



 淀屋橋を渡って、右手に行くとあるのが新住友ビルです。1962年竣工。日建設計。施工は大林組。
 思ったより古いですね。住友系列関係の貸しビルだそうです。隣の銀行ばかり見てましたが、気をつけて見てないといけません。



 御堂筋に戻って南に行くと東京銀行大阪支店(現大阪東銀ビル)です。1970竣工。村野・森建築事務所。施工竹中工務店です。
 これも村野さんでした。内部の営業室は2階まで吹き抜け。見に行かないといけません。



 斜め向かいの堂々たるビルが日本生命保険相互会社本館です。1962年竣工。日建設計。やっぱりの施工大林組です。
 外壁は北木石貼り。ウィキペディアによると岡山笠岡は北木島産の花崗岩で、歴史的建築物によく使われているそうですが、鉄分が多くてさびが出るとのことです。
 このビルはよくメンテナンスされているのかもしれません。



 この大阪地下鉄御堂筋線淀屋橋への入口が何時も渋いと思っております。



 また、反対側が大阪富士ビル。1960年竣工。松田・平田・坂本設計事務所。施工竹中工務店です。
 外壁は本石を使用とあります。本物の石のこと?

 隣が興銀ビルですが、写真をアップし忘れ。。次回へ。



 ちょっと通りを入って芝川ビルです。地下に喫茶店が出来てるんですね。
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大阪の建築ガイドブックによる散策について。御堂筋編。その2

2011年05月14日 | 近代建築



 少し行きすぎましたが、リクエストにお答えしまして、大阪駅前第3ビルです。1979年竣工。大阪市、大建設計。竹中工務店、鴻池組のJV。
 33階建て。高いんですね。わたしはもっぱら1階から地下にしか用がないので、上へは行っていませんが、展望室もあるらしいので、今度行こうと思います。



 それで、駅ビルで見かけた案内表示。国鉄です。今どき、国鉄って言ってもJRの昔の名前と分かる方も多数派とは云えないかもしれません。

 「省線。」って聞いたことありますか?

 わたしはあります。。



 で、いつもお巡りさんがいらっしゃるアメリカ領事館を横目にちょっと行くと曽根崎変電所です。
 昭和11年築。地下鉄への電気供給がおしごと。



 ここで、やっと本にもどって、日本銀行大阪支店です。辰野金吾。施工は直営だそうですが、基礎は大林組です。
 基礎は地下20尺に厚さ6尺のコンクリートをベタに打っています。福島第一もそれくらいは当然やっている?のでしょうか。。?



 中之島を渡ると石原ビルに美津濃ビルがあります。

 ここからがいよいよ御堂筋界隈の本番です。

 つづく。

○東京は、この手の本がたくさんでてます。曙橋・戸山ルート希望。

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大阪の建築ガイドブックによる散策について。御堂筋編。その1

2011年05月12日 | 町あるき





 御堂筋編。大阪駅から御堂筋を南下します。今回は本町あたりまでのコースです。
 出発は、駅前の歩道橋上。やっぱり屋根が大きいです。



 前回、紹介の大阪神ビルと新阪急ビルディングです。新阪急ビルディングは1962年竣工。竹中工務店の設計施工です。本にクローバーマークがあるので、何かなと見ると、建築業協会賞受賞でした。
 建て替え計画はこの二つ同時でしたっけ。



 新阪急ビルディング前に歩道橋を下りると梅田吸気塔があります。1963年。竣工時には噴水もあったそうです。
 その右隣に見えるのが、大阪富国生命ビルです。ドミニク・ペローさん設計のおしゃれビルです。前のビルにあったビアガーデンに行った覚えがありますが、今度はなさそうです。



 新阪急ビルディングのエントランス。中々良いカーブでございます。



 御堂筋を進んで、1号線をちょっと左に行くと尼信ビルがあります。1971年竣工。鹿島建設設計施工。避難階段がないすですね。

 つづく。
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大阪の建築ガイドブックによる散策について。その3。

2011年05月10日 | 読書



 堂ビルを過ぎて、裁判所を横に見て東へ進むと大阪弁護士会館があります。1969年竣工。大建設計でやっぱり大林組です。
 すごく重厚な感じです。上階の白い部分はテントだと思ってました。
 外装はブラウンの二丁窯変タイルで、アクセントに白いボンタイル使用とのことです。なるほど。



 京阪国道まで出ると、西天満5(旧富田町)に高橋ビルディング本社(現アールビル本館)があります。1969年竣工。村野・森建築事務所。施工は松村組です。
 外装は黒大理石。
 村野藤吾建築案内によると、近所にも何棟か現存しているらしいです。
 賃貸情報を検索してみると、なるほどこの値段でした。借りようかな。



 北に行って、関テレと読売が何かに変わって残ってないかなあと思いましたが、どうもなさそうです。
 堀川えびすさんを横目に天神橋方面へ向かいます。

 

 南森町から大阪天満宮を過ぎると、堀川小学校横にあるのが千代田ビル東館です。1971年竣工。金山工務店の設計施工です。
 ここの賃貸情報では、こんな値段です。ビルのイラストが綺麗。
 で、ここまで来ましたら、天神橋商店街を北上して何時もの居酒屋さんです。

 次回、御堂筋コースへつづく。

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大阪の建築ガイドブックによる散策について。その2。

2011年05月08日 | 読書



 渡辺橋北詰めまで来て、角に建つサントリービルです。1971年竣工。安井建築設計事務所で、施工が竹中工務店。
 中之島の景観に企業イメージをマッチさせたデザインとのことです。
 窓面が大きくて明るそうですね。本には万博チェコ館より移設されたガラスの彫刻が展示されているとあります。今もあるのかな。今度は平日に参りましょう。



 サントリービルの北にあるのが、やっと出ました近代建築の中央電気倶楽部です。1期工事が1930年で、葛野建築事務所。2期工事が1965年で竹腰建築事務所。施工はここも大林組です。
 色々利用されていて、地下には散髪屋さんもありますね。(今もあるのかな。)



 今日は中之島へは渡らずに東に折れるとあるのが、新ダイビルのはず。。と思ったら解体工事中。。あれっ、こちらもだったのか。そう云えば聞いたような気がいたします。
 4階すみの羊の彫刻はいずこへ。
 1958年竣工。村野・森建築事務所で、施工は大林組!です。



 大江橋までにあるのが、大阪三菱ビルです。1969年竣工。設計は三菱地所で、施工は大林組(またですね。)。
 外観特徴。外部窓廻りはカーテンウォールでアルミ自然発色ブロンズ色。壁部分及びバルコニーは稲田石貼りセメントブロック及びセラストン貼セメントブロック仕上げでございます。(本の解説より。)
 建物をぱっと見てすらすら解説出来たらええ感じですね。

 大林組めぐりはつづく。

 
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大阪の建築ガイドブックによる散策について。その1。

2011年05月07日 | 町あるき



 先日、入手した大阪府建築士会創立20年記念出版の「大阪の建築ガイドブック」に載っている建物を廻ってみようと行って来ました。

 本には、場所を印した地図が添付されているので非常に有効です。
 内容は、近代建築よりも発行が1972年であることから、50年代から70年にかけての現代建築が中心となっています。

 一回目は大阪駅~曽根崎~堂島~西天満~大阪天満宮のコースです。ま、結局立ち飲み屋さん方面へ行く道中ですね。



 まずは、先に紹介した大阪駅とともに改装なった大丸を出て、正面にある大阪神ビルです。名前良しです。1963年竣工。設計施工大林組。
 1階柱は黒花崗岩石貼で外壁はクリーム色タイル貼と記載してありますが、今はサイディングされてしまっています。建て替え計画ありです。

 附近で本に掲載されているのは、先代大阪駅(1940年)、大阪富国生命ビル(1964年)、阪急百貨店(1929年一期工事)、東宝梅田ビル(梅田北野劇場1937年)、梅田コマスタジアム(1956年)、大阪中央郵便局(1939年)、梅田ビルディング(1958年)、新阪急ビルディング(1962年)、西阪神ビル(1967年)、サンケイビル(1952年)などですが、ほとんど無いですねえ。郵便局と新阪急くらいでしょうか。残っているのは。

 梅田ビルもよく見ておけば良かったです。北野劇場。映画見に行ったことあり。



 そして、駅前再開発の大阪駅前第1ビルです。1970年竣工。設計大阪市、東畑建築事務所。施工はやっぱり大林組。
 その後、第2、第3、第4と建てられて行きます。

 私にとって馴染みは第1ですね。カメラ店が多いのと、立ち飲みもありですから。色んな店があるので面白いですが、結局ビル内なので迷路的散策にはなり得ません。そこが少し残念です。

 さて、カメラ店が出たのでちょっと説明いたします。
 
 1ビルでよく行くのが、梅田フォトサービス、カメラの大林(ここも大林さん)にマルシンカメラです。

 どの店も古くて梅田さんが、創業62年、大林さんは同68年でマルシンさんは昭和21年です。梅田さんには小学生時代に父親につれられて行ったことがあります。

 それぞれ特徴がありますが、大雑把に言って、大林さんはちょっと高級、梅田さんは大衆向け、マルシンさんはマニア向けと言えると思います。わたしは新製品や現行品を買うのは梅田さんで、カメラ集めに凝っていた頃はマルシンさんで中古、ジャンク品を買っていました。大林さんはここ一発、奮発して高級機を買う時に行きたい店ですね。ライカとか。マルシンさんは昔のパンフレットがあったりするので、最近はあまりカメラは買いませんが、冷やかしに寄っている感じです。

 そのほかのカメラ店については又別の機会に。
 
 大阪駅前の再開発にあたって、最後まで残っていたアーケードに、たこのてつがあって、行ったことがあります。(店はすぐ近所に今もあり。)たこ焼きを自分で焼く、不思議方式の店でしたね。

 つづく。
 

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連休、ビルめぐり

2011年05月05日 | 町あるき



 今年の連休は、遠くへ出かける計画もなく、取り敢えず思いついた所へ行って来ました。

 昨日(5月4日)開業した、大阪ステーションシティです。

 工事中にホームから見上げていた、時の広場です。
 初日とあって各種の規制がありました。向こうが伊勢丹などになります。デパートの中も入ってみましたが、入るのも人が多くてエスカレーターに乗るのも大変です。

 ヨドバシ前で、何時ものビッグイシューのおばちゃんとも話しましたが、あまりの人出で目が回りそうです。



 駅ビルから大阪駅ホームを見下ろします。ちょっとジオラマ風です。もう少し落ち着いたら、ゆっくり散策って感じですね。




 続いて環状線に乗って天王寺へと参りました。

 こちらも出来たばかりのあべのマーケットパーク、キューズモールです。ハンズ、ユニクロや、そして何故かあの109が天王寺に来たことで話題です。しかし、気になっていたのはこちらの店です。



 明治屋さん。

 あれっ、そのまま。。でも、ビルの中です。店は満員だったので、入りませんでしたが、中もほぼ同じ感じでした。ちんちん電車の音はここまでは届かないかも知れませんが、BGMで流すって手もあるかな。

 他に正宗屋さんなど界隈でお馴染みの店が入ってます。(古本屋さんは無かったですが。。)

 皆さま、どうでしょうか。

○原発関連備忘

 分かりやすい。


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万国博グラフ 日本万国博への手引き

2011年05月03日 | 日本万国博覧会
 天牛に寄って見かけた「日本万国博への手引き」です。

 万国博グラフ社が昭和44年7月に発行しました。博覧会開催1年前号です。内容は建設中の会場案内と各パビリオン解説です。建設中なので、建物は模型となってます。模型も力作が多く、かっこ良く作られていますので、ぜひ残っていれば欲しいです。

○明日、大阪駅ステーションシティー開業。吹き抜け好きには見逃せません。

○話題の木琴。合成なし。すばらしいですけど、最初のちょっと手で押すのと、最後の止まる場所が気になります。凹んだところに来ればと思うのですが、あの個所で止まるように何度も撮り直しをしたそうです。


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立ち飲み2件

2011年05月01日 | 町あるき



 いつもの立ち飲み。その前に居酒屋へ行っていたので、チューハイからです。肴はてんぷら。うまい。檸檬摂取。



 で、数少ない友人が何故か来たので、一度出てからまた1件目に2度目の訪問をしてから、二軒目へ。
 ここはとにかく日本酒と肴が豊富です。そら豆と玉ひもにひれです。うまいけど、よく考えたら昼から3軒目ですでにかなり酔ってます。
 震災応援で宮城と福島の酒を飲んで、わたしはさらば。友人は西九条までまだ行ったようです。元気。

 九州!行くぜ!!


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