さくら・たわわにたわごと

四季折々、愛しきものたちとの日々と思いを綴ります。

今度は 情念系!?

2008-11-12 | 歌のおけいこ


「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」

「愛は欺いた」



今回の発表会、ソロで歌う2曲は

なんとも、おどろおどろしいタイトルの曲ですが、

想像できるとおり そのまんま、失恋した女の情念 の歌 です。



シューベルト作曲の「愛は欺いた」…は、

こんな曲(2008.7.25の記事)。


前々回の ぷち発表会で歌いましたが、
いつもとおなじく、
緊張しすぎて だめだめでした。


というわけで リベンジ?? 

 (いやもう、この曲にかぎらず ですが、何度でも!)


モーツアルト作曲 ルイーゼちゃんのほうはというと…

こんな歌です。 歌詞のご紹介。




     熱っぽい空想によってつくられ、

     灼熱した時間のうちに

     この世に 誕生したおまえたち

     感傷の産物よ、

     滅びゆくがいい!


     
     恋の炎があればこそ、おまえたちが存在したのだ

     だから おまえたちと 熱烈な歌をすべて

     炎にかえそう

     なぜなら、あのひとは

     わたしだけのために歌ったのではないのだから。



     いまや おまえたちは燃えている

     そうしてまもなく、

     なつかしい手紙よ、

     おまえたちの痕跡は ここで消え失せてしまう。



     だけれど、

     おまえたちを書いた男は、

     たぶん これからも永く

     わたしのこころのなかで 燃えつづけるだろう。





…どうです?


誇りをうしなわず 毅然とふるまってはいますが、

なんとも 未練たらたら、ねちねち、

こころのなかでは あきらめきれない、

相手の男性がいとおしくて にくらしくて、くるおしいほど… 



という感じに 恋する女の姿でしょう??



…似合わん歌やなあ  


でも、すきなんです。


なにが起こるか 予想できないのが本番。

ライブのおそろしさ、おもしろさ…

  (だからおもしろいんだ!なんて 言ってみたい。。。)



さて、どうなりますやら。



ところで、

つい先日、ある歌曲の会の サロンコンサートに出かけたのですが。。。


演奏者と聴く側が 至近距離にある空間で、


   こんなうまい人たちでも 緊張するんだな…と、


演奏する方たちの鼓動や 息づかいまで感じられてしまうような、

まるで 自分がそこで歌っているような(そんなえらそーな!)
ドキドキ感を あじわいながら 聴いたので


すごく 胸がいっぱいになって

映画でもみたような、

はじめてあうそのひとの人生に ふれたような


…そんな気がして、終わったあとしばらくは ぐったりしてしまいました。

もちろん それはここちよい疲れ なのですが…


いい刺激をいただきました。


道ははるか遠いけれど、わたしも がんばろうっと。


ああ、あいもかわらず、

リズム音痴で テンポ感のないわたし。。。







コメント (4)
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