昨日、Ckmさんに、指治った?と聞かれた。
実際の所もう治る事はないのだが、痛みが酷くてカチ系のルートにトライ出来なかった頃を知っているので心配してくれたんだろう。その頃を思えば、痛みは出づらくなっているので治るというより痛みの出方はマシになってると言っていいだろうし、傷まないように痛みと相談しながらトライしている。痛いのを我慢して登り続けてもいい事はないと知ってしまったから。
一度ガッツリやってしまったからブレーキをかけてしまう、そのことがまるで情熱が薄れてしまったかのような気がして自分自身に落胆する時もあるが、またガッツリ痛みがでるような事をしてしまったら元の木阿弥だから我慢するのもしょうがない。ちゃんと回復日を設ければまだ上のグレードへ挑戦することは可能だ。
一回り年上のAsmtさんは膝が悪く医者にクライミングを止めるよう言われたそうだが、私からクライミングを取ったら何も残らない!と嘆いていた。やりたいことをやれずに悶々とするくらいなら、膝によくなくても精神に良いからクライミングはする!と来ていた。彼女がここまでクライミングを好きだなんて知らなかった。永く永く続けてほしい。
いくつになってもクライミングジャンキーはいるのだ。