Happy Fun Move

嬉し楽しい!趣味の事など。。。
自分の覚え書き。毒も吐きます。

初ソロテント燕岳 1

2021年06月15日 | 

前夜、穂高神社南側の無料駐車場にて車中泊。
この時期、平日のバスは1日1本しかなく11:10発→12:05着、帰りは12:30発→13:25、う~む…天気は昼から少し崩れる予報。しかも前日は一時激しい雷雨。どうするか…1人欠席で席が空いているからとジャンボタクシーに乗せて貰えることになり出発が早くなった(バス代より高くなっちゃうけど、到着時間が早くなり雨山行の心配が軽減された)有難うございます。


中房登山口 7:50発。タクシーに乗せて頂いたが、ここからは独り歩き。




マイヅルソウ(舞鶴草)スズラン亜科マイヅルソウ属


ニガイチゴ?、クルマバソウ


第一ベンチ 8:25


ユキザサ(雪笹)ユリ科マイヅルソウ属 もしくは、ヤマトユキザサ(大和雪笹)?

先日、大峰へ行った時に見られるかと期待したが咲いていなくてガッカリしたが、ここで見る事が出来て大興奮!



イワカガミ(岩鏡)イワウメ科イワカガミ属

下りて来られた方が、上にいっぱい咲いてるわよと教えて下さった。
家の近所ではすっかり花は終わってしまっているので、また見る事が出来て嬉しい♪

合戦小屋へのロープウェイ。乗っけて~って!でもこれは下りでした。笑


第二ベンチ 9:00




イチヨウラン(一葉蘭 )ラン科イチヨウラン属

初めて見た蘭!ここで2輪だけしか見つける事が出来なかったよ。


お姉さんが言われた通り、イワカガミがいっぱい!


第三ベンチ 9:45


ゴゼンタチバナ(御前橘)ミズキ科ゴゼンタチバナ属




ムラサキヤシオツツジ(紫八汐躑躅)ツツジ科ツツジ属


オオカメノキ(大亀の木 )レンプクソウ科ガマズミ属


コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ツツジ科ヨウラクツツジ属

 ↑
可愛い提灯型の花
 ↓
クロウスゴ(黒臼子)ツツジ科スノキ属


富士見ベンチ 10:23 ここで初めて水分摂取休憩。


タケシマラン(竹縞蘭)​ユリ科タケシマラン属


クサソテツ?


ミツバオウレン(三葉黄蓮)キンポウゲ科オウレン属


ショウジョウバカマ(猩々袴)メランチウム科ショウジョウバカマ属

ちょっとシックな色目のショウジョウバカマ。

イワナシ(岩梨)ツツジ科イワナシ属


 

エンレイソウ(延齢草)シュロソウ科エンレイソウ属


合戦小屋 11:15-27 おにぎりで休憩。

暑い時にここで食べるスイカは格別なんだけど、スイカはまだだし今は週末のみの営業。

ナナカマド(七竈、花楸樹)バラ科ナナカマド属


オオバキスミレ(大葉黄菫 )​スミレ科スミレ属

花びらの裏の褐色がなんとも渋い。

なんと!まだ桜が咲いている。
タカネザクラ(高嶺桜)バラ科サクラ属


合戦の頭 11:50
 
下界は青空が見えていたが、午後に向けて下り坂予報だったこともあり、ガスが湧いてきていて景色は望めず。

ハイマツ(這松)マツ科マツ属


この先、少しだけ残雪有り。アイゼン履くほどでもない。


イワヒバリ(岩雲雀、岩鸐)


燕山荘が見えてきた。

まだ、冬道です。
 
途中、燕山荘から若者が3人背負子に大きな荷物を背負って下りて来た。ご苦労様です。そうそう、合戦小屋より下でも燕のTシャツを着たお兄さん達が道を整備してくれていました。有難うございます。

燕山荘着 12:35
 
到着前にポツポツ降りだした雨で、畦地像は髭オヤジに。笑
マスクを装着しアルコール除菌して、手続きを済ませ幕営手形を受け取る。1泊2,000円。高いなぁ…と思いつつ。もし雷が来たら小屋に来て下さいねと言って下さったのが心強かった。


兎も角、テント設営だ。まだ小雨が降っていたのでザックは小屋前のベンチに置かせてもらって、必要な物だけ抱えてテント場へ。設営後、ザックを持って行き室内を整える。そうこうしている間に雨は止んだので、小屋前のベンチにて、おにぎりひとつ。
 

ガスが減った。行くなら今だ!いざ燕岳へ!14:00




イルカ岩 14:10


ヒメイチゲ(姫一華)キンポウゲ科イチリンソウ属




メガネ岩 14:25


燕岳(2,763m)14:15-40

ガスが湧いてきてまた雨が降りだしそう…戻るか?進むか?少し迷って、進む事に。

ミヤマキンバイ(深山金梅)バラ科キジムシロ属

コマクサはまだこれから。イワウメ咲き出した。

北燕岳は少しガスってる。


ハクサンイチゲ(白山一花、白山一華)キンポウゲ科イチリンソウ属


北燕岳(2,723m)15:00-40 なんと、雷鳥!


 
ずっと眺めていたかったけれど、遠くでゴロゴロ鳴りだし、雨が降る前に戻ろう。
戻る時、燕岳に上がらないコースで急いで戻る。少し雨にあったが大したことなくテントに戻る事が出来た。テントで一服していると外から、彼女のテントはどこだ?と聞こえたので、入り口を開けI'm here!と手を振る。通訳案内士の卵さん達も無事に燕岳へ登頂できたようだ。ショートカットしなければ途中で会えたのかな?

Tシャツを買おうと物色に行き、通訳案内士さん達と小屋内のテラスで時間を過ごす。夕食時間になったので、私は引き上げる事にした。
テントに戻ると、お兄さんが雷鳥がいるよ!と教えて下さったので、急いでカメラ抱えて見に行く。ぷっくり膨れた雷鳥が、前も見て!後ろも見て!と素敵にポーズをとってくれた。

撮影会は、雷鳥が燕岳方面へ飛んで行ってしまいお開きになった。

晩御飯は、カップ麺と朝の食べ残したモチモチパン。なんとも変な取り合わせだが、食料に重量を取られたくなかったのでこんな事になってしまったが、腹が満たされれば問題無いのだ。

夜は、シュラフが温まるまで一寸寒かった。寝つきは良くなく何度も寝返りを打ったが、ジャンダルムに行った時の事を思えば快適なもんだ。

コメント
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