凄いチラシが出来ました

2008年10月16日 | 店内外の話
                  (27年前は、白黒の手書きチラシ)

来月、11月22日(土)23日(日)は、全国のアトム電器チェーン全店一斉の大売出し、「アトム年末大感謝大漁祭」です。
本日午前中、家族(たった3人)で最後の戦略会議です。
どうしたら大勢ご来店していただけるか、どうしたら液晶テレビを買っていただけるか、
「ああでもない、こうでもない。こうでもない、ああでもない」と、侃々諤々(かんかんがくがく)、ガクガク、カンカンと話し合いです。
骨格は決まった、『よっしゃ、任すわ』と、息子にメッセージチラシの作成を頼みます。
夕刻、「出来たよ」と差し出すチラシ(A4カラー)を見て、『おお~、これはいける、面白い』とビックリです。

私も、34年前の創業直後から、手書きのチラシを何十枚も何百枚も書いてきました。
自分で云うのもなんですが、キャッチコピーと云い、イラストや文面と云い、手書きながら惚れ惚れする出来でした。
もちろんすべて白黒、息子なんか最新ソフトのパソコン作成、
私は負け惜しみで、『白黒でも、心つかむチラシ作れよ』なんて云います。
息子のチラシはエアコンチラシにしても、去年の年末チラシにしても、家族総出の鮮やかなカラー仕上げです。
昔のチラシと今のチラシ、34年の歴史を感じます。
惜しいですが、息子のチラシには脱帽、負けました。よく出来てます、反響もバッチリです。これからは口出しせずに任せます。

(10月28日ごろ本部より案内状がドサッと届きます。腕によりをかけた当店のご案内を11月5日ごろからお届け予定、どうかお楽しみにお待ちください、よろしくね。)

街の電気屋さん、重宝してます

2008年10月15日 | お客さん宅で
                  (防災無線システムの受信機)

昨日一番、「テレビが映らん、画面にメッセージが出るだけ」と、Sさんからお電話です。
Sさん宅は竹野町、当店から車で30分はかかる遠方のお客様です。
すぐ駆けつけますと、庭で「こんにゃく芋」の手入れ中、
『大きないい芋取れましたね』なんて挨拶した後、奥さんと二人をテレビの前にして説明です。
ちょっと前に、光テレビにしたそうです。
フムフム、リモコン手にして『ハイ、このボタンもう一回押してね』、eo光のチューナーに向けて操作です。
テレビ電源のボタンのすぐ下に、入力切替ボタンがあるため、知らぬ間にボタンが触れてCSに切り替わっていたようです。
こんな操作ミスとっても多いいのですよ、ボタン多くてごめんねと、売ってもない品に平謝りです。
お二人に、『画面表示も出たままよ、光チューナー設置の人に教えてもらったの』と聞きますと、「表示は消せませんと帰ってしまった、あんまり説明もなかったよ」です。

Sさん、悪いからと掃除機のご注文です。
その掃除機、早速本日配達です。なんでもテキパキが当店のモットー、防災無線の電池切れで警告ランプが点滅中、ついでに電池交換です。
デジタル110番ではありませんが、田舎のお年寄りのお客さま、ほんとに喜ばれます。
Sさん言います、「豊岡に大きな電気屋来ても関係ないわ、電池ひとつよう替えん、わたしら街の電気屋さんが頼りです、重宝してます」と、感謝の気持ちいっぱいです。
『ありがたいことです、量販店になんか負けてはおれん、頑張らないかんわ~』とつくづく思います。

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大石りくまつり

2008年10月14日 | ふるさとの話
                   (大石りくまつりポスター)

届け物を渡しにKさん宅を訪れると、道路に面した窓に「大石りくまつり」のポスターが張ってあります。
市内の通りには、とてもたくさんの「まつり」を案内するノボリ、今月25日26日、豊岡市内は「大石りくまつり」でおおいに賑わうのです。
「大石りく」は、赤穂浪士の討ち入りで知られる大石内蔵助の妻、
ポスターにも、『大石内蔵助の妻「りく」のふる里、但馬・豊岡』と書いてあります。
「りく」は、豊岡藩・京極家の筆頭家老・石束(いしづか)源五兵衛毎公(つねとも)の長女、
赤穂藩・浅野家筆頭家老の大石家に嫁してからのストーリーは、皆さんご存知のお話「忠臣蔵」の通りです。
町おこしのイベントに取り上げられ今年で11回目、コウノトリと共に、豊岡市の全国発信に欠かせない人物なのです。
25~26日の二日間の行事には、大石りく追悼法要や追悼お茶会、「りく」ゆかりの地バスツアーをはじめ、りく娘お披露目・市中パレード、それによさこい(よさこい踊りかな?)や、餅まきまであります。
「よさこい踊り」までやってしまうと、泉下の「りく」さんも、なんやらクススと笑ってしまいそうな気がします。

嬉しいこと、いっぱいありました

2008年10月13日 | 季節(秋)
                  (花畑牧場の生キャラメル)

今日は「体育の日」、祝日です。
朝6時30分、新聞を取りに外に出るとひんやりした冷気、そして朝霧です。
『今日はきっと、日本晴れの秋の空』と、予想した通りの一日となりました。
祝日には必ず掲げる国旗も、少し黄いばんでいます。『来年は新調するか』なんて考えながら、
44年前開催の東京オリンピック、社会人一年生の秋、テレビに映る快晴の東京の青空を思い出します。
この日を記念しての祝日、「体育の日(ずっと10月10日でした)」は、今年は13日になってます。
日にちは3日違いですが、あの日とまったく同じ快晴に恵れ、心もうきうきする一日です。
うきうきする訳は、今は書けませんがほんとなのです。ヒントは「鴛鴦(えんおう)」としておきましょう。
「鴛鴦」のおまけに、花畑牧場の「生キャラメル」をいただきました。
とても有名で人気の商品、よくぞいただけたものと嬉しくなります。
早速家族で、「口の中でホワッ~っととろける」美味しさを堪能します。

今日は、旧暦9月15日の十五夜月です。空にこうこうと昇ってきます。
先月の14日、中秋の名月・十五夜は、村のお祭り・阿弥陀祭り中に見ました。
一昨日の十三夜も、秋祭り前夜の篭り堂で見ました。
十五夜と十三夜、どちらもきっちり拝ませていただき、このあといい事ありそう、きっとあります、楽しみです。

ふるさとの秋祭り

2008年10月12日 | ふるさとの話

 わが町、豊岡市日高町池上区の氏神様は、「熊野権現」です。その権現様を祀るお社(やしろ)が、「熊野神社」。秋の大祭(秋祭り)が、日高町全域で一斉に始まりました。今年は私達の隣保が当番です。一週間以上前から準備に取り掛かり、本日は爽やかな秋の好天に恵まれ、区民挙げてのにぎやかで、楽しい秋祭りとなりました。

     午前中は、「子供だんじり」です。小さな子から小学生までお母さんお父さんと一緒に、そろいのはっぴに、掛け声元気に、一軒一軒回ります。「華」と書いた祝儀をいただき、子ども会の活動の糧とします。

        午後は、「大人だんじり」です。お神酒(みき)をいただいた後、担いだまま権現様を拝み、さあ、出発、掛け声勇ましく区内を練り歩きます。

           区長さん、宮総代さんと、7つの各隣保休憩所の家に立ち寄り、お酒やご馳走を振舞われます。池上区は近年若者の転入が多く担ぎ手はいっぱい、60代の出る幕はありません。

              夕刻、神社に帰ってきました。大勢集まった観衆を前にして、境内はクライマックスを迎えます。威勢のよい掛け声、響き渡る太鼓の音、若者の見せ場です。何回も何回も両手でだんじりを持ち上げ、そのたびに観衆から大きな拍手が沸き起こります。

                 最終は恒例の、「餅まき」です。今年は、餅を物凄くたくさん用意しました。篭り堂の屋根に8人、まけども、まけども餅があります。雨あられのごとく餅が境内に降り注ぎます。

                     上ばかり見てても餅は拾えませんよ。地面に這いつくばって拾います。屋根の上から見てますと、ほんとに楽しく、和やかで平和な風景なのです。

                        なぜそんなに血相変えて餅を拾うの、その答えは、池上区の餅は、「景品付き」なのです。用意した景品は特等、一等、二等、三等とその数なんと600個、景品の交換は、「ちゃんと並んで並んで」と、大賑わいです。さあ、秋祭りも終わりました。ニコニコと両手にいっぱい抱えた景品を、夕陽がやさしく照らします。「祭りも終わった、明日からまた頑張ろうね」、と。

                            


褒めるが勝ち・その4

2008年10月11日 | お客さん宅で
                (地区の秋祭り、当番隣保で準備です)

『Mさんちの映りが最高、むちゃくちゃ綺麗、商品最高・映りも最高、どのお家(うち)よりもきれいですよ』と、
地デジを設定しながら、奥さんと娘さんのいる前で、ご主人に言いました。
Mさんは、半年ほど前にアクオスのフルハイビジョン42V液晶をお買い上げでした。
ところが、UHFのアナログ放送はお世辞にもきれいと言えません。
どうしてもアナログ独特の画質の為、きれいに映っていたブラウン管テレビより見劣りです。
BS放送のデジタル画質で、『地デジ放送時はこうなりますよ』と説明しても、Mさんは少し不満でした。
本日、地デジを設定、『Mさんち最高、どこよりも綺麗』と驚きの声で、ゼスチャー大きくテレビを褒めると、
Mさんは、「ほんとにアクオスは綺麗だね、最高級のテレビだね」とやっと喜んでいただきました。半年ぶりの笑みでした。

次に向かったOさんのお宅、娘さんと奥さんの前で設定を終わり、『Oさんちの映りが最高』と、同じ口上を述べます。
すると奥さん笑いながら、「またまた冗談好きね、電気屋さんはどのお家(うち)に行っても最高、一番と云ってるのでしょう、褒めるの旨いね」です。
全部お見通しの、Oさんの奥さんでした。

(明日は秋祭り、今夜は宵宮です。地区の篭(こもり)堂にて当番隣保は篭ります。『12時になる~、ちょっと帰ってくるわ~』、大急ぎでブログを書きました。間に合った~)

解散なんていってる場合じゃありませんぞ

2008年10月10日 | 世相雑感
                   (あちこちススキがいっぱい)

己(おれ)は河原の 枯れ芒(すすき)
同じお前も 枯れ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒

死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何變(かわ)ろ
己もお前も 利根川の
船の船頭で 暮さうよ

枯れた眞菰(まこも)に 照らしてる
潮来(いたこ)出島(でじま)の お月さま
わたしやこれから 利根川の
船の船頭で 暮らすのよ

今から87年前、大正10年(1921年)に世に出、「船頭小唄」として人々に愛唱された歌です。
作詞が野口雨情(のぐちうじょう)、作曲が中山晋平(なかやましんぺい)、戦後になっても歌い継がれ、森繁久弥さんのしみじみとした熱唱はたまらないものがありましたね。

「船頭小唄」が世に出て8年後、1929年10月24日にニューヨーク株式市場(ウォール街)で、株価が大暴落したことに端を発した世界規模の恐慌を、「世界大恐慌」と云いますね。
その後、第二次世界大戦へと突き進む、「船頭小唄」が予言したかのような、暗~い世の中になってしまいます。
世界大恐慌から79年、奇しくも同じ10月、アメリカ発の金融・経済危機が世界を席捲しています。
おととい、10月8日の衆院予算委員会、鈴木宗男氏の質問に麻生首相は、「9252円・・・・900円も下がった・・・・。普通じゃない。きちんとした景気対策をしないといけない。国民からも『お前、選挙なんてやる前に景気だろ!』って・・・・」と答弁です。
その9252円が、本日10日の881円の下げで、なんと8276円になってしまいました。
麻生首相の口から、「1929年(の大恐慌)に匹敵する。」と言わしめているこの状況、景気の先行きに物凄く不安になります。

こんな時、解散だ、総選挙だ、政権交代だと浮かれている場合ではありません。
与野党の政治家も、政府も国民も一体になり、この危機に立ち向かわなければなりません。
世界に侮られ、国益が毀損するようなことの無いように、この時こそのリーダーシップです。
麻生さん、小沢さん、「何卒、何卒、この危機を一緒に力あわせてやってもらえませんか」、
これが国民の本当の気持ちではないでしょうか。 

これはすごい、簡単予約

2008年10月09日 | お客さん宅で
                  (Mさん宅で、予約を説明です)

日も暮れてまわりは真っ暗、
Tさんへ、商品を納品した後、Mさん宅を訪ねます。
家の前はとても狭く、脱輪の恐れもあるので近くの広場に車を止めて歩きます。
前を行くご婦人に、『Mさんですね』と声を掛けると、薄明かりの下で「あぁ、ビックリしたわ」と驚きです。
驚かせて申し訳ない、『怪しい者ではありません、電気屋さんですよ。地デジの設定に来ました』と釈明しきりです。

サクサクと設定、デジタルの画像が映るや否や、Mさんは「まあ~、きれい、凄い凄い、凄いね地デジは」と大喜びです。
「孫に予約頼まれるの」と云われます。
『予約はですね、この入力切替ボタン、そこでAQUOSレコーダーを選んでね』と、DVDとの接続を説明、
『これからがビックリよ、凄いよデジタルは』、『番組表で好きな番組選び、真ん中の決定ボタンで、ハイOKよ』と案内です。
奥さんは、番組表での超簡単予約にビックリ、さっそくやってみますとニコニコです。
ビデオデッキの習慣があるので、HDMI接続のファミリンク機能は省略し又の機会に説明です。

Mさん、
「豊岡にまた大型量販店来るね、大変ね」、「でも、こうして設定に来ていただける街の電気屋さんって大切ね」とか、「しょっちゅう掛ってくるオール電化の勧誘かなわんわ」です。
『ありがとうございます、オール電化は是非当店へ』と特選品カタログを差し出し、
何やかんやとお話、Mさんの喜びやら、お褒めの言葉やら、感謝がいっぱいの夜でした。

絶対手抜きはいたしません

2008年10月08日 | お客さん宅で
                    (Nさん宅のエアコン工事)

「量販店は工事代10,000円でやってくれるよ、デラックス工事なんていっても28,000円なんてアトムさんは高いわ~」とNさんはおっしゃいます。
『10,000円の工事は当店のレベル内容と当然違います。量販店でも化粧カバー仕上げは別料金、細かい仕上げ絶対自信もってます』と説明です。
新築で4台、2階から下までカバー仕上げもあります。
「4台付けるから安うしといて、置台は節約するけど、カバー仕上げで15,000円出すわ」と、とっても一方的、無茶苦茶な金額です。

当店は、値切りに値切られても、絶対手抜きはいたしません。
砂利の犬走りに、ブロックを見栄えを考え3分の2埋め、その上にプラロックです。
もちろんプラロックは置くだけではありません、ブロックにきっちりねじ止めです。
化粧カバーも建物に馴染むブラウン色、端末カバーも使用して後々カバーずれ無し、配管仕上げテープ巻きも当然ブラウン色です。
当店、
ドレン水処理は、コンクリートの犬走りなら塩ビ管(これも色を合わす)できっちり取り付けますが、写真のような砂利や土なら、ハイクオリティードレンホースに耐久性を増す為、テープをしっかり巻きつけます。
さらに、先端には虫が入らぬように、防虫キャップの取り付けです。

あちこち見かける工事の仕上げ、だらしなく放り出したドレンホースの状態を見ますと、ほとんど工事のレベルがわかります。
うるさく言ってたNさん、完璧な化粧カバーに、テープやドレンホースの仕上げをご覧になって、「物凄く丁寧だね」と一言、
量販店がどうのこうのと云ってた事を忘れ、こんなの15,000円では出来っこないと云う顔です。
とにかく魂が許しません。いくら値切られても受けたからには絶対手抜きしない、しないどころか、プロの意地をかけて最高の仕上げに挑戦です。

狭くて、腰が痛くなります

2008年10月07日 | お客さん宅で
                  (狭い場所のエアコン工事)

息子は、「狭ま~、しゃがんでばかりで腰が痛た~」と訴えます。
今日は、新築なったTさん宅の最後の工事、エアコンの移設です。
室外機の設置場所が、三角形の超狭ま~の小屋根です。ハシゴからは手が届かない、乗っかるスペースはぎりぎり一人分、しゃがんで配管の仕上げは窮屈そのものです。
『落ちるなよ~』といらぬ声を私は出します、駅前の通りを歩く、息子のお客様の奥さん、
「まあ、ここで工事なの」と声をかけられ、「ハイ頑張ってます」と返事を返す、『気をつけてよ、落ちるなよ』と又々声が出てしまいます。
思い出します、去年の秋にも超窮屈場所の工事をしました。
一昨日の運動会、リレー競技で足が痛いはず、それでもエアコン工事のプロの面目で、息子も頑張ってくれました。

夜、
食事の後、『今日のブログは何を書こうかな』なんて考えている時、
「ブログを見ました、アトムのこといろいろお尋ねしてよろしいですか」と、遠くの電気店さんからお電話です。
尋ねて頂いてとてもありがたいことです、嬉しくなりました。
このブログも誰かに読んでいただき、何かを感じて、お役に立って、ほんとうにほんとうに嬉しくなります。
ずっと以前には、私の小冊子を読んで、電話いただいた電気屋さんもありました。ブログや小冊子、ちょっとはアトムの正しい宣伝になってるのかな、何かワクワクしてきます。

感動する人、つくる人

2008年10月06日 | その他
                    (八代小学校の放課後)

八代小学校の保健室、天井灯から大きな唸り音、「修理お願いします」と、事務員のMさんから依頼です。
夕刻学校を訪ね、T先生の案内で照明器具を分解して点検、『これ、安定器と言います、これが唸っていますね、部品交換で直しましょうか』と説明です。
T先生、「つまらん修理ばかりで申し訳ありません」と恐縮です。
『いや~、F小学校もK小学校も、あちこちから同じような修理いっぱい来ますよ』、
『安定器の交換をせずに、商品丸ごと交換が普通のようですが、当店は修理をいたします』と、説明すると、
「どんなことでも親切だから、どこの事務員さんも電気屋さんにすぐたのむんだわ~」と感心、感動の様子でした。

「感動」について、5年ほど前に商工会報の依頼で書いた原稿が出てきました。
ちょっと長いが載せてみます。

『感動する人、つくる人』

『あっ、ブンセンのり』のキャッチコピー、少し前まで食品問屋の建物にあった看板です。
新宮町にある「ブンセン(株)」は、ごはんを食べよう国民運動キャンペーンの参加企業です。
私は二文字の超簡単キャッチコピー『あっ』に魅せられ、今も印象に残っています。
先日、お客様へ新しい洗濯機を納品したとき、2才の坊やは、『わぁ、洗濯機だ』、『お~、このボタンこのボタン』と次から次へ驚きの声を連発しながらおばあちゃんへの説明をさえぎり、大きな洗濯槽に落ちんばかりです。
子供にとっては洗濯機も好奇心の対象、感動の出来事なのです。
私たちは、お客様に感動を、わが町を訪れる人に感動を、と好印象づくりに腐心します。
大切なのは、まず自分が感動ある毎日を過ごすことです。純真な2才児のように『わぁ』、『お~』と不思議さや喜びを体全体で表現することです。
会話の頭に『おっ~』、『へえ~』、『まあ~』と感嘆詞を使い、見るもの聞くものに感動することです。そういう習慣の人は知らず知らずの内に、自然なかたちでまわりに感動を振りまいているものです。
「ブンセン(株)」の社長方針は、「食品会社としての発展は人口を増やすこと、子供を産み育む女子社員が安心して働ける諸施設の充実にあり」です。
すなわち、社員がまず感動する職場ありき、そこから世に感動ある商品の提供ありの精神が読みとれます。
感動ってとても大切なことですね。(大)

縁ありて集うもの、琴瑟(きんしつ)相和す

2008年10月05日 | 季節(秋)
                   (国府地区公民館の運動会)

先月、アトム旅行で山代温泉へ行った時、永平寺を訪ねました。
案内僧は、永平寺の教えとして、「座禅も修行、食事も修行、トイレも修行、寝ることも息をすることも修行、二十四時間、生かされている時間はすべて修行」とお話です。
なるほどと感心しながら、いつも私が思う、『人生・商売・交際すべては、縁のまわり持ち』と、よく似ているな~と気づきました。

本日は、国府地区公民館の運動会、運動会に合い集まって、皆が交流する事だって「縁」、慰労会でワイワイ話すことだって「縁」、不思議なものです。
国府地区に住み付いた「縁」故、嫁いできた「縁」故ですね。
アトムチェーンも、運命で出会った「縁」から、多くのお店と交流できる素晴しさ、
いつもお買い上げのお客様も、当店と波長が合った故の「縁」ですね。
永平寺が、二十四時間すべて修行ならば、私の人生、素晴しいめぐり合わせの「縁」がすべてと云うところです。

詩経の小雅(しょうが)に、常棣(じょうてい)之華で始まる漢詩があります。
その中に、「妻子好合、如鼓瑟琴。兄弟旣翕、和樂且湛《妻子好く合うこと琴瑟(きんしつ)を鼓するが如し・・・・・・・》」と、詠われています。
普通の「琴」と、古代の弦楽器で筝(そう)に似た大きなもので、弦をつまんで奏でる大琴の「瑟(しつ)」を、合奏してよく音が合うことから、
夫婦仲の良いことを、「琴瑟(きんしつ)相和す」と云いますね。
夫婦だけでなく、若い男女も、兄弟も、地域の人やお客様とも、そしてアトムのメンバー店とも同じこと、
「縁ありて集うもの、琴瑟(きんしつ)相和す」を感じる運動会でした。

アトム社長会の不思議・その3

2008年10月04日 | アトム電器
                  (沖縄M店作製のアトムのノボリ)

社長会の次の日は、これ又忙しさ満杯です。
2人とも出席なら、溜まる仕事にビックリしますが、今回息子は出席しないで頑張りました。
それでも、Nさん新築のエアコン工事に、Tさん新築のテレビその他の移動に、Kさん新築のエアコン設置場所の下見に、それにYさんからの修理も飛び込み、目の回る忙しさだったようでした。
本日、残り1台のエアコン工事とその他の納入を済ませ、Nさん宅もほぼ完了です。
昨日中に溜まった修理や工事依頼は、順次片付けることになります。
社長会の資料もほっちらかしで、バタバタと一日が過ぎてしまいました。

ところで社長会での出来事です。
沖縄M店から、「今度のノボリ一枚差し上げます」と、わざわざ持参です。
アトム本部でもノボリはどんどん作ります。それでも独自に作るお店もあるのです。
沖縄のアトムのお店は、このノボリを立ててとてもお客様に大好評、「ガイヤの夜明け」放映の影響で、アトムへの関心がすごく高まっているとの事、素晴しいお話です。
「大ホール・サブアリーナ」での会議の中、アトムのお店の活動事例の発表、
好成績を挙げてるお店も、おしなべて「普通の事しているだけです」と、いたって謙虚な話し振りです。

いつも思います。アトム本部提供の数々の販促ノウハウ、中身はこれ以上ないと云う濃さですが、
アトムの店って、てんでばらばらにそれを咀嚼(そしゃく)し、店独自のノウハウを駆使して頑張っているみたいです。
まじめで律儀に社長会に出席の店、チェーン店でありながらチェーン本部のノウハウをそのまま飲み込まず、勝手に工夫して活用する実に不思議な仲間です。
社長会に出席する度に思います。不思議がいっぱい、すごいお店がいっぱいです。
「アトム社長会の不思議」が、アトムの最大の強みじゃないかとつくづく感じます。

アトム社長会の不思議・その2

2008年10月03日 | アトム電器
                  (秋です、コスモスの花です)

秋桜(アキザクラ)とも書きますね、コスモスの花があちこちの野や道端に、お客様の庭に咲いています。
やっと秋らしい、サラッとした空気の季節になりました。
今日、アトム社長会への道中、南但馬の山々の中腹に朝霧がたなびき、高速道路の坂の向こうは霧に霞み、秋の気配がとんと濃くなってきました。

午前中は勉強会、そのため朝は7時に出発し、「はびきのコロセアム」の2階会議室に集合です。
本日も、熱心なアトムのお店がいっぱい、メーカーの商品説明に耳を傾けます。
社長会は、全国の店が羽曳野市に集合、「サブアリーナ」というとてつもなく広いホールで会議です。
その開始は、午後1時30分からとなっていますが、アトムの不思議が目の前に現れます。

勉強会を終え、1階のロビーに下りるとビックリします。
まだ正午前というのに、ロビーも、食事をする「喫茶エポック」も、アトムのメンバーでいっぱいなのです。
昼食をとる為、テーブルを探してもいっぱい、ロビーの椅子もいっぱいです。
座ることができなかったお店の人は、立って昼食です。
会議の開始は、午後1時30分と誰もわかっているのに、1時間30分前からどんどん集まるってどういうことでしょうか。
食事をした後まだ1時間もある、資料に目を通すにしても時間があり過ぎます。
いつも思います。
アトムのお店って、一刻も早く駆けつけて皆に会いたいのかな、それとも真面目過ぎるのかな、
月初めの「はびきのコロセアム」には、「アトム社長会の不思議」がいっぱいです。     

アトム社長会の不思議

2008年10月02日 | アトム電器
                  (開花しました、Uさん宅の月下美人)

昨日、Uさんの奥さんが、「今夜真夜中に咲くから、早朝なら間に合うわ」とおっしゃるので、朝は6時過ぎ駆けつけガッカリ、まだつぼみのままです。
今日の夕刻再び訪ねて、『奥さ~ん、昨夜は開花してませんでしたよ~、一日予想が早かったようですね』と、ご挨拶です。
奥さん、「悪かったわ、予想が外れちゃったね」です。ご主人が、「今夜は間違いない、ちょっと膨らんできてるから大丈夫、真夜中に写しに来たら」と、案内です。
深夜には無理、とうとう先ほど、夜9時過ぎ駆けつけ写しました。
いくつかのつぼみを残して、かわいい月下美人が咲いてます。夕刻から4時間ほど、一気に咲いたようですね。
夜にひっそりと咲いて朝にはしぼむ、はかない花の命、暗闇に誰にも見られず、な~んかかわいそうな気がしました。

明日は、10月のアトム社長会、早朝7時出発、帰りは夜9時を過ぎます。
社長会の前日は、どの店でも同じでしょうがとっても忙しい、今日中にということで目いっぱいの仕事ぶりです。
当店も朝一番から、「コタツがつかん」と修理です。その後地デジの設定訪問に、オール電化のおすすめに、そしてエアコン工事です。
夕刻、又々地デジの設定や修理訪問、訪問したTさんの奥さん、「遠方の業者ったら何回も何回もオール電化しませんかの電話なの」、「いいことは知ってますと答えたら、しってて何でしないのか~と脅迫口調なのよ」です。
『相手したら怖いですよ、ハイ特選品カタログ10月号、当店のご案内ですよ。ボイラー壊れたら当店に相談してね』です。
夜は7時過ぎにSさん宅に洗濯機の修理訪問、なんちゅう忙しい一日ですか。明日は息子一人でエアコン工事に向かわせます。
こんなに忙しくともまじめに社長会、全国のアトムのお店も同じ事、つくづく感心いたします。
強制でもないのに、毎月羽曳野に集まる全国のお店、私はいつも、「アトム社長会の不思議・不思議な魅力」と感心しているのです。