鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

御蔵島日記~その3~

2010年09月11日 | 御蔵島ドルフィンスイム
御蔵島日記~その1~
御蔵島日記~その2~の続きの日記です。





7月24日

午後から森を散策。

山に入る前には、草祭りの神様に葉っぱを1枚お供えして行きます。



山から帰ってきたら、自分が供えた葉っぱを元の場所にかえします。

ここに葉っぱがあるときは、人が山に入っていてまだ降りてきていない事を意味しているんです。なるほど~。と感心してしまいます。




森の中は昨年同様、霧の世界でした。





森の芸術家の切り絵作品。





野生?のでんでん虫なんて大阪じゃぁなかなか見れません。




オオミズナギドリの卵の殻が落ちてました。
大きさは鶏の卵と変わらないくらい。

御蔵の森の木の洞にはオオミズナギドリの巣がたくさんあるんです。



黒崎高尾からは、東洋一の海食大断崖からの絶景を望めるのですが
昨年同様、あいにくの霧で何も見えず・・・
少し休憩してあきらめて帰ろうとすると、みるみる霧が消えて海が見えてきました!!・・・

それまでまわりが霧だらけで、
自分が高い場所にいるという実感はまったくなかったんです。
でも霧がなくなると、自分が断崖絶壁の上から海を見下ろしてるんだということがわかり、
高所恐怖症の私は一気に腰がひけて、ふわふわしてしまいました!


森から戻り、草祭りの神様にお供えした葉っぱを戻して、
ふれあい広場に夕日を見に行きました。


公園の芝生までイルカ!




桟橋を染める夕日は美しかった!




夕食は御蔵産のタカベという魚の塩焼き。
これもはじめて食べたかも。





夕食後はオオミズナギドリ(島ではカツオドリと呼ばれてます。)ウォッチングへ。

昼の間海で過ごしたオオミズナギドリは夜になると、
島の森の中にある巣へ帰ってきて眠ります。

島でこんな時間、こんな山奥に車なんて通らないから。と
みんなで道路に寝転んで、バサバサ音をたてて頭上を飛んでるオオミズナギドリの気配を感じて楽しんでました。

はっきりとは見えないけど、シルエットとか羽音や鳴き声で、続々と海から帰ってきてるのがわかります。
あんなにたくさんの鳥が真上を飛んでいても、奇跡的に誰の上にもウンチは落ちてこなかったです!

夏の夜、人工的な灯りがなんにもない月明かりの下で、
ほんのりあたたかいアスファルトの上に寝転んで夜空を見上げるのって、
めちゃくちゃ気持ちいいんです。

めちゃくちゃ気持ちよくまったりしていたら、まさかまさかで車が山のほうから下りてきました!!

みんな焦って飛び起きましたが、車を運転していた方も
あんな場所で人がゴロゴロ寝転んでてるのを見て、さぞかし驚かれたことでしょう・・・!!ごめんなさいね。


これがオオミズナギドリの写真です。



海鳥は海にいるときはすごくかっこいいけど、
陸にいるときはヨチヨチしていてすごくかわいいです。





御蔵島日記~その4~につづく・・・







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