鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

御蔵島日記~その4~

2010年09月12日 | 御蔵島ドルフィンスイム
御蔵島日記~その1~

御蔵島日記~その2~

御蔵島日記~その3~

からの続きの日記です。



7月25日 最終日。

朝食後、民宿のお父さんの自慢の逸品を見せていただきました。

お父さんは御蔵産の桑の木や黄楊の木を使って、
日本全国から選りすぐりの職人さんにさまざまな木製品に加工してもらうのが趣味なんだそうです。

木目と照りが美しすぎる木箱。



素人の私が見ても、素晴らしい品だとわかる逸品!


先祖代々受け継いで、100年くらい経ったものがこれ。
年月を感じさせるこの飴色!!すばらしい。



なんでも御蔵で育った木は、激しい雨風に打たれながら
たくましく育っているので、こんなに美しい木目が出来るのだとか。


将棋の駒も何セットもありました。




文字は漆で書かれてるねんて!すごいなぁ。




お父さんの宝物の中には、御蔵産の黄楊で作った櫛もありました。
(良質な御蔵産の黄楊の櫛は大奥の時代から使われていたそうです。)
普段から黄楊の櫛を愛用している私は、ぜひとも御蔵産の黄楊で作った櫛が欲しかったけど、
残念ながら売り物じゃないから、手に入れることはできませんでした。




そのあと、大きなスダジイの木にご挨拶しに行きました。




木の根元はオオミズナギドリが巣穴として使ってます。




ほら、オオミズナギドリの羽根が落ちてます。





それからこの沢を登ったところにある水源地まで水を汲みに行きました。



一般的に島というのは、水が不足がちになるそうですが、
御蔵島は豊かな森のおかげで水に恵まれた島なんです。

森のミネラルをいっぱい含んだお水はまろやかでとても美味しいです。


お水を汲んだあと、しばらくそれぞれ思い思いに過ごしました。

太陽、青い空、水のせせらぎ、濃い緑。
自分のまわりどこを見つめても、目を瞑っても、心地よい時間。


あめんぼの影は人の顔みたいでした。





最後にふくまる商店さんのジェラートを食べました。



宿まで持って帰って食べようと思ったけど、
数秒でダラダラにとけだしてしまったので、
その場に座り込んで食べた~!


そしていよいよお別れのとき。



さようなら御蔵島。




ありがとう御蔵島。




家に帰ってきて、御蔵の水源地で汲んで来たお水を
すーちゃんとひまちゃんにも飲んでもらって、しあわせな旅の思い出をおすそわけ。

ふたりとも喜んで飲んでました!






御蔵島、また来年も行けたらいいなぁ☆



おわり。






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