2011年11月8日
今回、南オーストラリアまではるばるやって来たいちばんの理由は
“世界一美しいオウム”といわれてる野生のクルマサカオウム(Major Mitchell's Cockatoo)を見てみたかったから。
ここWyperfeld国立公園に着いてからも、ひとつ前のキャンプ地だったHattah-Kulkyne国立公園でも
頭上を飛び去っていく姿は何度も目撃したけど、どれもほんの一瞬の出来事。
一応見たことにはなるのかもしれないけど、もっとじっくり見てみたいと思ってました。
雨上がりの朝。
四駆車しか通れないという未舗装の道を走りながらクルマサカオウムを探しに行きました。
ぬかるんだデコボコ道をグニュグニュガタゴト揺られながら走るのは、
下手なアトラクションなんかよりもずいぶん楽しい。
私は車に酔わない体質でよかったわ。
そして、ついに・・
木にとまってるクルマサカオウムに出会えたのです!
ほら。木の上に2羽います!

予備知識では臆病だとか繊細だとか神経質だとかそういう話が多く、
とにかく警戒心が強そうなので、いつ飛び去るかわからないのを覚悟の上で、
じりじりと一歩ずつ、息を潜めながら“だるまさんがころんだ”状態で近づいて行きました。

うわぁ~☆

これはまさしく、間違いなく、野生のクルマサカオウム!
これまでのチラ見と違い、“やっと出会えた!”感がハンパなくって感動です!
じりじりと肉眼でもはっきりと観察できるような距離まで近づいたとき、
私と同行のO君共に心から尊敬している野鳥ガイドさんが、世紀の大発見をしたかのようにうれしそうに
「クルマサカオウムってお寿司についてるガリの色と同じじゃん!」的なことを言っていた。
確かにそんな色やけど・・・世界一美しいオウムが“お寿司のガリ”・・・って響きがなんかイヤです!と
心から尊敬する人の言うことを即却下してしまったわたくしでございました。
その後、クルマサカオウムは、何日か前に焼きマシュマロした、あのマシュマロの色と同じだ。
ということで皆で納得して、話は落ち着きました!そのほうがなんかしっくりくるでしょう?
というわけで・・・
世界一美しいといわれてるクルマサカオウムは、マシュマロみたくふわふわでかわいい色したオウムでした!
手前の1羽はなにやら足で持ってカジカジしたり

羽繕いしたり

のび~をしたりして、結構リラックスしてる様子。

臆病、繊細、神経質で、遭遇するのも写真撮るのも難しいんだろうなと思ってた
野生のクルマサカオウムのこんなくつろいだ姿を見れるなんてほんまに感動的。
じっと観察を続けていると、他の鳥が頭上を飛んで行くと
トサカがピコーンと開いた!

クルマサカオウムが世界一美しいオウムといわれる最大の要因は、このトサカの美しさ!
皆で思わず「おぉぉ~!」と感嘆の声をあげ、
オウムに向かって「もう一度トサカ、お願いします!」などと言っていると、
ほんまにまたトサカを全開してくれた!!

トサカ全開状態での伸び~!

そして最高のサービスショット。素敵すぎる!

私はこのトサカの中身が見たくて、
飛行機を乗り継いで、さらに慣れないキャンプしながらはるばるここまで来たんだよ。
来た甲斐あったー!ほんまに感動☆
クルマサカさん、どうもありがとう!
あ。奥にいたコが飛んだ!羽の内側のサーモンピンクも素敵~☆

その後、この2羽はどこかから飛んで来た別の2羽のクルマサカオウムと一緒に、別の木へと移動したのでした。

ずいぶん長い時間じっくりと観察したり、写真を撮ったり
憧れの野生のクルマサカオウムを満喫できた私たちは、「よかったね!」と皆で固い握手を交わしたあと
クルマサカオウムにさよならしたのでした。
つづく・・・
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今回、南オーストラリアまではるばるやって来たいちばんの理由は
“世界一美しいオウム”といわれてる野生のクルマサカオウム(Major Mitchell's Cockatoo)を見てみたかったから。
ここWyperfeld国立公園に着いてからも、ひとつ前のキャンプ地だったHattah-Kulkyne国立公園でも
頭上を飛び去っていく姿は何度も目撃したけど、どれもほんの一瞬の出来事。
一応見たことにはなるのかもしれないけど、もっとじっくり見てみたいと思ってました。
雨上がりの朝。
四駆車しか通れないという未舗装の道を走りながらクルマサカオウムを探しに行きました。
ぬかるんだデコボコ道をグニュグニュガタゴト揺られながら走るのは、
下手なアトラクションなんかよりもずいぶん楽しい。
私は車に酔わない体質でよかったわ。
そして、ついに・・
木にとまってるクルマサカオウムに出会えたのです!
ほら。木の上に2羽います!

予備知識では臆病だとか繊細だとか神経質だとかそういう話が多く、
とにかく警戒心が強そうなので、いつ飛び去るかわからないのを覚悟の上で、
じりじりと一歩ずつ、息を潜めながら“だるまさんがころんだ”状態で近づいて行きました。

うわぁ~☆

これはまさしく、間違いなく、野生のクルマサカオウム!
これまでのチラ見と違い、“やっと出会えた!”感がハンパなくって感動です!
じりじりと肉眼でもはっきりと観察できるような距離まで近づいたとき、
私と同行のO君共に心から尊敬している野鳥ガイドさんが、世紀の大発見をしたかのようにうれしそうに
「クルマサカオウムってお寿司についてるガリの色と同じじゃん!」的なことを言っていた。
確かにそんな色やけど・・・世界一美しいオウムが“お寿司のガリ”・・・って響きがなんかイヤです!と
心から尊敬する人の言うことを即却下してしまったわたくしでございました。
その後、クルマサカオウムは、何日か前に焼きマシュマロした、あのマシュマロの色と同じだ。
ということで皆で納得して、話は落ち着きました!そのほうがなんかしっくりくるでしょう?
というわけで・・・
世界一美しいといわれてるクルマサカオウムは、マシュマロみたくふわふわでかわいい色したオウムでした!
手前の1羽はなにやら足で持ってカジカジしたり

羽繕いしたり

のび~をしたりして、結構リラックスしてる様子。

臆病、繊細、神経質で、遭遇するのも写真撮るのも難しいんだろうなと思ってた
野生のクルマサカオウムのこんなくつろいだ姿を見れるなんてほんまに感動的。
じっと観察を続けていると、他の鳥が頭上を飛んで行くと
トサカがピコーンと開いた!

クルマサカオウムが世界一美しいオウムといわれる最大の要因は、このトサカの美しさ!
皆で思わず「おぉぉ~!」と感嘆の声をあげ、
オウムに向かって「もう一度トサカ、お願いします!」などと言っていると、
ほんまにまたトサカを全開してくれた!!

トサカ全開状態での伸び~!

そして最高のサービスショット。素敵すぎる!

私はこのトサカの中身が見たくて、
飛行機を乗り継いで、さらに慣れないキャンプしながらはるばるここまで来たんだよ。
来た甲斐あったー!ほんまに感動☆
クルマサカさん、どうもありがとう!
あ。奥にいたコが飛んだ!羽の内側のサーモンピンクも素敵~☆

その後、この2羽はどこかから飛んで来た別の2羽のクルマサカオウムと一緒に、別の木へと移動したのでした。

ずいぶん長い時間じっくりと観察したり、写真を撮ったり
憧れの野生のクルマサカオウムを満喫できた私たちは、「よかったね!」と皆で固い握手を交わしたあと
クルマサカオウムにさよならしたのでした。
つづく・・・
