生活

とりとめもなく

MILK

2009年05月09日 18時06分35秒 | Weblog
今日は暑かったのう。汗ばむわー
昨日はお休みにしてもらえたのでシネカノン有楽町に行ってきた。「MILK」を観ました。ショーン・ペンがアカデミー賞とったやつよ。ガス・ヴァン・サント監督作品です。
ハーヴィー・ミルクという実在のひと、ゲイだということをカミングアウトしたうえで大都市の公職に当選した初めてのひとの人生(といっても40歳から48歳までですが)を素敵に映画化。ほんと素敵なお話よ。40歳までNYで働いてた彼は「40歳なのに僕には何もない」と言ってたんだけど、若い彼氏スコット(これをジェームズ・フランコがやっててめちゃくちゃオットコ前)と一緒にサンフランシスコに移住したのをきっかけに社会的に差別されてるゲイのひとたちの地位を守るためにいろいろ活動したり市議に立候補したり当選したりするのだ。40歳まで何もなかった彼が、その後の8年で世界を変えるのだよ。
自分と違う人間(ここではゲイにひとたち)を排除しようという人たちに立ち向かうという話だが「理解できないものは排除する」というのは、ふたりとして同じ人間のいないこの世の中で自分以外を理解しないで生きてゆくということなのではないか、大雑把にいえば。でもそれを悪しとするならば、残虐な犯罪者も理解しなければならんということにもなるな・・・という禅問答的なモヤモヤをかかえて帰ってきました。
それにしてもショーン・ペンはやっぱすごいなあ~、というか出てくる人たちが魅力的で特にクリーヴ・ジョーンズ役のエミール・ハーシュくんという若い役者に今後じろじろと注目しようと思います
映画のあと数寄屋橋阪急の裏にあるAUX BACCHANALESというカフェでお茶しながら「さまよう刃」を読む。おもしれ~
 お腹へってないけどおやつ食べちゃった。
カプチーノとくるみのタルト食べた。
その後むかし宝塚1000日劇場だったとこのビックカメラとかMUJIとか行っていろいろ見て、外に出たら道ゆく人々が立ち止まって無表情で東の空に向け携帯電話をかまえているので何かと思ってそちらを観れば商工中金の後ろから・・・

人生で2度目の虹を観た。
天気は悪かったけど良い日だったね・・・
今日はこれからパンとお花を持って実家に行こうと思うがめんどくさい。でも行かねば。
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