生活

とりとめもなく

ついにファミリーだ

2011年04月28日 22時57分42秒 | Weblog
今日はちょっと早めに仕事が終わるので久しぶりにIKEAに行こうと朝からうきうきだった。
ちょっと遠いが、昼過ぎから南船橋へ・・・IKEAのついでにららぽーとにも行こうかなと思ってたのだが、結局IKEAを満喫しすぎてそんな余裕はなくなった。何度来ても楽しい。
べつに家具とかお部屋の内装にとくにこだわったりしないのだがそんな私でもここは楽しい。そしてカフェテリアみたいなとこがひじょうに居心地がよく、何時間もいてしまう。とうとうIKEA FAMILY CLUBに入ってしまった。
何時間もいたわりにはちょっとしか買わなかった。
シャワーカーテン、ちょっとした収納具、写真立て購入。
もっと近所にあればいいのになあ~
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SOMEWHERE

2011年04月27日 21時19分20秒 | Weblog
今日はレディスデーなので仕事の後映画を観に行くことにした。
久しぶりにヒューマントラストシネマ有楽町へ・・・「SOMEWHERE」という作品を観ました。
けっこう前に着いたのに、レディスデーのせいかもうすでに2席しか空いてなかった。人気あんのかなー。
ソフィア・コッポラの最新作ということで、特になんということのない話であった。ハリウッド俳優の男が主人公でそれがスティーブン・ドーフなんですが、なんかスティーブン・ドーフを久しぶりに観たという微妙な心持ちになった。そしてその俳優がプロモーションなので世界を飛び回ったり別れた妻との間の娘(エル・ファニングちゃんです)と過ごしたりする夏の話だ。本当になんということもないのだ。でも・・・こういうの好きだ。
双子の出張ポールダンサーひじょうに良い。
なんだろうあの夏の日差しを思い出すと胸がしめつけられるようだ。でも、どうということもない夏の話だ。
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清張先生二本立て

2011年04月25日 20時36分15秒 | Weblog
今日も天気がいい。
またもおスーと待ち合わせ、銀座シネパトスで「松本清張 特選映画集」というのを観る。今日は「点と線」という言わずもがなの傑作、そしてずっと気になっていた「霧の旗」の二本です。

シネパトスは東銀座の三原橋の地下街にありその昔は大人のお○○ちゃ屋などがあっていかがわしい雰囲気がぷんぷんしてたが今はそこも牛カツ屋となった。
さて1本目は「点と線」である。これについては昔、昼に古い映画のテレビ放映があった時最初の部分をチラッと観たことがあって、その時はタイトルを確認しなかったのだが「アレッ、これ「点と線」じゃね?」と思ったのだが、果たして、その時に観たのと同じ作品であった(冒頭のシーンがちょっと怖いので覚えている)。小説のほうは中学生のときに読んだきりなので内容はほとんど覚えてないが、2007年の秋にビートたけしとか高橋克典でドラマ化されたときに観たからなんとなく話はわかる。
ページ数のそんなに多くない小説だったのだが内容は濃く、その割にはバッサバッサと削ってずいぶん短くコンパクトな映画になってた。演者は加藤嘉と志村喬しか知ってるひとがなかった。犯人のイメージが違った。もっとこう、奥さんを大切にしてるような気がしたのだが。古い映画は昔の日常生活の感じを観るのも楽しみだったりする。小説はまた読もうと思った。
2本目の「霧の旗」は意外なストーリー展開で面白かった。というか、終わってみれば感心するほど面白かった。
この特集の作品紹介では「殺人容疑で逮捕された兄の弁護を貧しさがゆえに断られ、兄を獄中死で失った女の復讐劇。「ゼロの焦点」で橋本忍と共同脚本の山田洋次を監督に抜擢。倍賞千恵子が演出に応える」という説明がされてたので、私はてっきり妹が真犯人をあばいて復讐するのかと思いきや、なんと復讐の矛先は弁護を断った弁護士なのだ。観てるうちに「ずいぶん長いこと観てるけど、事件の真相に近づかないし、いったいこの子は何をやってるのだ?」思っていたのだが、兄貴の事件はそれはそれ、弁護を断った件に関する執着が本当にすごくておっそろしーのだ。
ところで倍賞千恵子さんがまだほんとうにあどけないほど若くて、20歳の役なんだけど私14~15くらいにしか見えませんでしたよ(当時実際の倍賞さんは24くらいだったみたい)。
こちらもぜひ小説を読んでみたい。百恵ちゃん版の映画もあるみたいなのでそちらも機会があったら観たいなあ。

映画の後は勝どきまで行ってバナナジュースでご飯食べてきた。安くてボリウムまんてんである。
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ラーメン審美眼

2011年04月22日 18時17分16秒 | Weblog
今日は仕事帰りにササヌキさんとラーメン食べに行った。
万豚記という、けっこういろんなとこで見るチェーン店なのだがやたらしょっぱくてラーメンなのにぬるくてそのうえ高くて、こんな店を選んだ自分の観る目のなさを呪った。餃子は普通な気がしたけどササヌキさんはぬるかったと言ってた(しかも高い)。
今度自分で餃子作ろ。
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シュルレアリスム宣言

2011年04月20日 20時00分59秒 | Weblog
今日はいい天気だ。気持ちが良い。
おスーと待ち合わせをしているので六本木ヒルズへ向かう。TOHO前で落ち合い「エンジェル・ウォーズ」(原題: Sucker Punch, 「予想外の殴打」の意)を観ました。
これは「300」とか「ウォッチメン」の監督の作品で、若い女子が空想世界で戦いまくるとゆーヘンテコな映画だった。セーラー服の女の子が日本刀を振り回す予告編を観たときなんか日本のアニメでこういうのあったなーと思ったのだが(工藤夕貴さんが声やってるやつ)そっちは観たことないから何とも言えないけど、「エンジェル・ウォーズ」は日本風な要素がけっこうあった。でも変だった。お寺みたいのとか武者みたいのとか。
映画というもの事態が空想のものなのに、さらにその中に空想世界が出てきてさっぱり入れ込めなかったのだった。とんでもない映画を観てしまった・・・。
駅近のBURGERKINGでお昼を食べてその後は国立新美術館へ行きました。いま「シュルレアリスム展ーパリ、ポンピドゥセンター所蔵作品によるー」を観てきました。
行きたい行きたいと思ってた国立新美術館だが、素敵な建物だったわー
なんじゃこりゃー

私はシュルレアリスム画家だとマグリットがとても好きで、ポスターとかチケットでマグリットの画がメインで使われてたのでたくさん出てるのかなーとちょっと期待してたのだが、少なかった。
それにしてもシュールって、堂々とふざけてるよね・・・
アトリウムみたいなとこでこの展覧会のイメージキャラクターであるリサとガスパールが募金活動をしてたので募金して一緒に写真を撮ってもらった。ふたりともとても小さくて、中に入ってる人たいへんそうだなーと思った。140センチくらいの女性が入ってるのだろうか?それともめっちゃ体力のある子供か?

私が大女に見える。
気ぐるみに逢うとテンション上がる。
例1

例2
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THE FIGHTER

2011年04月14日 19時15分12秒 | Weblog
今日はお休みである。
14日はTOHOの日で1000円で観られるからオリナスのTOHOシネマズで映画を観ることにした。
クリスチャン・ベイルが兄、マーク・ウォルバーグが弟の兄弟ボクサーを演じているのだが兄はもうボクサーとしてはアウトで薬におぼれ過去の名声(というか、シュガー・レイを一度だけダウンさせたことがあるだけ)にすがって怠惰な日々を送っている。しかし弟についてセコンドとかトレーナーをやることについては天才的なカンがある。
いっぽう弟のほうはいまひとつパッとしない努力家。頑張りと結果が比例しないような・・・それでいてハチャメチャな家族に振り回されているうえ、恋人ができたと思ったら家族と恋人の間で板挟みになったりしていてなんだか気の毒で見てられなかった。家族(母親と姉たち)と彼女が彼の前で口汚くののしり合っていて、アメリカってこうなのか??と思い恐ろしかった。
一筋縄ではいかない人間のしがらみのようなものがなんかいろいろ恐ろしかった。
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阻止の一票になり得なかった

2011年04月10日 20時18分32秒 | Weblog
今日はおスーと待ち合わせてル・テアトル銀座にて「美輪明宏版 愛の讃歌 エディット・ピアフ物語」を観ました。
美輪さまは年のせいか舞台などでいまひとつ何言ってるかわかんないときとかあるので初めて美輪さまの舞台を観ることになったおスーは内容わかるかしらとちょっと心配してたのだが、かなり気に入ってくれた様子なので安心した。
私は愛の讃歌はたぶん4回目だったような気がしますが、やっぱり他の演目に比べてお得感がスゴイ。だってお芝居であるにもかかわらず美輪さまの歌も存分に堪能できるからですよ。
「愛の讃歌」は音楽会で歌うかどうかはわからないけど、この舞台では必ず歌ってくださるからねー(当たり前か)。
今回はあの40代女子(?)に絶大な人気を誇るタレントのYOUさんがピアフの妹役をやっていて、お芝居の雰囲気がいつもと違う感じで面白かった。声が個性的で存在感がありました。
秋の音楽会も楽しみだなあ~
さてこの舞台は長丁場で、2回の休憩をはさみ、14時半に開演してから終演が18時10分頃だったか。美輪さま70代とは思えない体力(私たちも負けじとお昼を「ステーキくいしんぼ」で食べてからのぞんだ)。

今日は都知事選挙に朝行けなかったので大急ぎで帰って投票しに行った。なんとか慎太郎の再選を阻止しようとキョーコさんとふたりで対策を練ってきたのだが、それは叶わなかった。かといって他に誰という候補もいないのがいけない。私が投票しに行ったのは19時半くらいだったし大差をつけての圧勝だったらしいので、もはや私の1票は何の意味もなかったのだと思うとむなしい。
今夜からむーちゃんとおまめが実家に連泊しに来てるのでしばらくは私も実家に入り浸りだ。
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そこは緑が丘

2011年04月09日 22時59分50秒 | Weblog
しずたろうが日本に帰ってきているのでまたキョーコさんを含め3人で会うことにした。
しずたろうとは4時に自由が丘で待ち合わせてぶらぶらしたのち6時に奥沢でキョーコさんとおち合うのだ。
まずふたりで自由が丘ぶらぶらしようと思ったんだけどいまひとつよくわからず結局ドーナッツ屋さんでお茶して時間をつぶすことにした。15分前に出て奥沢に向ったつもりが、気がつけばそこは緑が丘だった。
すでに待ち合わせの6時である。キョーコさんに電話して遅れますすいませんと言って、交番にかけこみ地図を見せてもらうと、まさに道を90度間違えていたのだった。元来た道を戻って奥沢に着いたのが6時20分でキョーコさんに平謝りしたのち駅近の鶏料理屋へ行った。以前行ったことのある鶏料理屋がつぶれてまた鶏料理屋ができてたので気になってたのだが、なんか心ひかれるメニューがなく、ひと通り食べたのちキョーコさんとしずたろうが「なんかお腹減ってきた」と言い出し、私が「キョーコさんちでホットケーキを食べよう」と提案したのだがやんわりと却下されて結局駅前のスーパーでラーメンを買ってキョーコさんちで食べた。食べ過ぎてお腹こわした・・・
またシールバザーがあったので欲張ってよくわかんなくなったがたくさんもらったよ。
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犬山編

2011年04月08日 18時32分36秒 | Weblog
前回のつづき

3月9日
きのうの某喫茶店のモーニングがふるわなかったので今朝はどこかいい喫茶店を探そうかと思ってたのだが、ホテルで無料の朝食サービスやってるというのでもったいないからそれを利用することにしました。予約するとき「朝食なしのお値段ですが無料の朝食つきなのでどうぞ」と言われたのだが、だったら「朝食つきでこの値段です」と言ってもいいのにと思った。そしたら朝食に文句つける奴がいそうだけど。無料で食べられるなんてお得~!!という気持ちにさせる作戦だろうか。
というわけでそんなに期待してなかったんだけど、パンが何種類かとおにぎりと、ヨーグルトまであって、お茶やコーヒー・ジュース類も勝手に飲めてなんか良かった。
さて身支度を整えチェックアウトして名古屋駅に向かう。
今日の夜の帰り間際にわちゃわちゃするのが嫌だったのでお土産を買ったら膨大な数に・・・(この旅でいちばんの出費ではなかろうか)
今日は名古屋を離れてアグレッシヴに動く予定なので駅のロッカーに荷物を預けた。
そして名鉄犬山線で犬山へ行きました。名古屋から急行かなんかで30分くらいだった。
目指すは国宝・犬山城です。
私は犬山駅で降りたんだけどそひとつ先の犬山遊園駅のほうがちょっと近いみたい。でも犬山からのほうがたぶん道がわかりやすいと思うんだ。10時ごろに行ったかなあ、観光地だし、お城までの参道(とは呼ばないと思うがメインストリート)にけっこう観光客向けのお店がありそうな感じだったのに、早いせいか、もともとなのか、ほとんど閉まっててかなり淋しかった。駅から歩くこと20分・・・
 着いたどー
しかしここからが長い。そして坂道。

この階段とも言えないようなボッコボコのうっすら段になってるようなとこを上ってゆくのだ。やはり城というからにはご老人の観光客が多いが、足腰の弱い方・杖が必要なかたはちょっと考え直したほうがよろしいかも。
名古屋城はあんなにバリアフリーだったのに・・・
でもまあ城というものは本来攻め落とせないように建てられた要塞であるからして、こうでなくてはならん。
そして辿り着いた犬山城の、そのお姿の美しさといったら・・・

うおっほー
コンパクトで上品なたたずまいである。城好きでもない私もさすがにぐっときた。
国宝に指定されてる4つの城(姫路城、彦根城、松本城、犬山城)のなかでももっとも古く1537年に信長の叔父の織田与次郎信康という人が建てたんだって(まあ建てたのは大工さんでしょうけど)。そのの戦国の世にいろいろ城主が代わって、1617年から尾張藩の成瀬家のものになってからもうずっと最近まで成瀬さんちで代々受け継がれてきたんだってさ。
 
スタンプはオリジナルのやつと100名城シリーズのやつ、あとスタンプラリーようのもあった。
お城に入ってみると薄暗く、階段も階段というよりハシゴのようで、その一段一段が高くて(一段が私の膝の下くらいの高さなのだよ)ジジババ客はもとより比較的若めのお客もヒーハー言いながら登っていました。
せまくて寒くて展示物も手作り感ムンムンで個人所有の城というのもうなずけるなあ・・・と思いました。最上階まで行くとさすがに高く、遠く名古屋駅周辺の高層ビルまで見えます。
監視員みたいなおじさんというよりもうおじいちゃんがいたので「犬山城は個人の所有なんですよね」と聞いたら、平成16年に財団法人化されて今は犬山市が管理してるんだって。で、いろいろ説明してもらって、周りに回廊があるから見てみなさいよと言われたのだが「いえ、怖くて無理です」と言ったら「怖くないよ」と言われたので出てみたら

めちゃめちゃ怖いじゃんかよ
なんだろうこの恐怖は。アンコールワットの第三回廊に行ったとき以来の感覚だ(あの時は外階段だったのでもっと怖かったが)
で、この↑写真でお城の足元に流れてる川が木曽川といって、その向こうはもう岐阜県なんだって。
岐阜かあ~
この人生で、この目に、生の岐阜県を映す日が来るとは思ってなかった(先月は生まれて初めてカエルの卵見たし、何が起きるかわからんね・・・)。そして「あの山の上に岐阜城があります」と言われて俄然いきたくなったのである。
もしかしたらいつの日か、岐阜の土を踏む日が来るやもしれぬ。

ありがとう犬山城。ちょっと天気悪くなってきた??
あまりに素敵なお城だったので名残惜しく後ろ髪ひかれる気持ちでお城をあとにした。
お城のチケットで別のふたつの施設(犬山市文化史料館と別館からくり展示館)も入れるそうなのでせっかくだから入った。私はまったく存じ上げなかったのですが、犬山は4月にやる犬山祭りというのが有名みたいなんですね。車山という、大きいものでは高さが8mくらいある山鉾みたいなやつが町に繰り出して、そのからくりなんかを競うみたいですね。今年は4月の3と4でやったみたいよ。
お昼は何を食べようかな~と思いながら朝は閉まっていた観光客相手のお店をちらちら見ながら歩いたのだがこれというものがなく、朝の行きがけに駅の近くで見て気になってたパン屋さんに行ってみようと思った。なにも旅に出てまでパン屋に入らなくてもよかろうとか言わないの。
城下町のパン屋さん「茶蔵 I’s(ちゃくらあいず)」というお店なのですが、これがまー良い店だった。こぢんまりとしたイートイン有りの、手作り雑貨もおいてるような、下北沢とか自由が丘にありそうな感じのパン屋さんなのですが、店員さんが素晴らしいのだ!「え~何?全員オーナーさんなの?」みたいなくらい、みんなが店を愛してる、よってお客様に対して非常に親切なのだなあという感じがした。なんか気分がすごく良くなった。たぶんもう一生逢わないかもしれないのに。やはり接し方というのは本当に大切なんだなあと思ったのだった。
パン3つ購入。どっかで食べよう。
時間がさしせまっているので急いで駅へ。お城は東側にあるのだが、この後に乗りたいバスは西口から出るので慌てて線路を越える。そして間に合った。
ちょっと予定より遅れてしまったが無事明治村行きのバスに乗れました。始発から終点まで乗るのだが時間にすると約20分。なのにどんどんどんどん景色が田舎めいてゆくのであせって無駄に緊張した。緊張感が妙に高まったころに明治村に到着。
明治村は、その名を正式には「博物館 明治村Ⓡ」といい、取り壊されてゆく文化財を惜しんで保存するために昭和37年に財団法人が発足し、そして40年に開村したのだ。
前々からその存在は知ってたので犬山城とあわせてぜひ訪れたいと思ってたのです。ただ、とにかく広いらしいので気合充分で臨まねばならない!
入村料は1600円もした。けっこう高いな。元をとるべく、あますところなく隅々まで観なければいけないなと決心する。でも到着したのが12時半で、閉村時間が17時ということだったので最後までいれば4時間半もあるし、そんなに急がなくても全部観られるのではないかと思った。事前にサイトで調べて園内スタンプラリーがあるのを知ってたので、正門入ってすぐのとこにある売店にてスタンプ帳(100円)を購入。
明治村はその100万平方メートルの敷地内に67もの建物やSL等が散在し全部みてまわると4時間かかるというが、時間のない方はこのスタンプラリーを中心にまわり方を組み立ててみたり、国の重要文化財に指定されてる物件が10個あるからそれだけでも観てみたりというやり方がある。私は全部回るつもりだが天気が良かったのでさっき買ったパンをベンチで食べることにした。あの、ものすごーく感じの良いパン屋さんのパンはとてもおいしかった・・・
さて、腹いっぱいになりましたら心おきなく見学させていただく。
広い広い敷地でいったいどうやって観てけばいいのじゃーと思ってたのだが、最初にもらった地図を見ながら番号に従って歩いて行くと自然と最短距離を歩けるようになってるのである。「あら、地図ではこういう順番になってるけどこっちからまわったほうが早いんじゃないかしら」と思って我を通してしまうと結局は遠回りになってしまうのだ。道や階段をうまく配置しているんだねーすごいね。
全部紹介してるときりがないので印象的なものをちょっとだけあげてみます・・・

西郷従道邸(重要文化財)
ここを観てるときに小雨が降ってきて、出て行こうとしたときに強めになってきたのでここの係員さんに心配されたので向かいにある休憩所で雨待ちするので大丈夫です~と言って出てったのだが、やむどころかどんどんひどくなり、やがて雪になりそのうちにけっこう吹雪いてきちゃったのだよ。
ガ~ン
まだまだ初めのほうなのに~
と思いながら休憩所でボーっとしたりおトイレに入ったりしてたら、そのうち晴れてきたのだ。
そういうわけで散策再開。でもなんか寒くなってきた。
その後もたくさんあったけど抜粋してご紹介します・・・

ここは森鷗外と夏目漱石が住んでた家なんだって。
なんと!鷗外と漱石は同棲してたのか~・・・
と思ったらそういうことではなくて、明治20年から1年半鷗外が住んで、そのあと時を隔てて明治36年から39年まで漱石が借りて住んでたんだって。元々はお医者様の家を借りてんだって。この家には上がれるようになっている。

明治村の素晴らしいのははさー、じゃんじゃん入れ、じゃんじゃん上がれって感じで出し惜しんでないとこだよ。

三重県庁舎(重要文化財)
あれーここなんか知ってる気がする。と思ったら、NHKの「坂の上の雲」というドラマで使われてたんだって。東大予備門の建物として出演している。ほれ、モックン演ずる秋山真之がバルコニーから子規(香川照之)とか漱石(小澤征悦)を見下ろすシーンがあったよね。

こんなふうに。
それにしてもさっき雪ふったくせにずいぶん晴れたなー。
さて次は

東松家(とうまつけ)住宅(重要文化財)
名古屋の中心部にあった商家で、増築を繰り返して元々平屋だったのを3階建にしたもの。私が行ったときちょうどガイドのおじさんがいて、たまたま一緒になった高校生(と思われる)カップルとともに案内してもらったのだ。
これがなかなか面白い家でねー
なんていうんだろうね、さりげない風流とかおしゃれとか、たぶんガイドさんがいなかったら見逃しまくるであろ細工や工夫があって面白かったっす。そして一緒にまわった高校生カップルが良い子でさ・・・日本の未来に希望が・・・。
他にも

品川灯台とか

六郷川鉄橋とか
とにかくいろんな建物があって、そんな中でも「これが観たくて来たのだ!」というもののうちのひとつ

新大橋である。これだよ。
隅田川にかかってたのを、長さを8分の1にして移築したんだって。新大橋は地元といっていいくらい近所だからのー。現在かかってる橋の前に使われてたやつが第二の人生(人じゃないから人生じゃなくて橋生だ)を遠く犬山で送っているのだ。トラス橋だったんだね~・・・

ママにこの写真見せたら、おぼえてた。
ちなみに今かかってる新大橋はこちら。

私が生まれた年に完成したんじゃなかったか。
(この写真だと手前側が中央区、向こうが江東区です)
もうここまで来るとかなり後半も後半で67個のうちの55番目なのだが、時間はもう4時過ぎ。もしや全部観てたら閉村時間に間に合わないのではないか?という恐怖から、あまり興味のないやつは中に入ったりじろじろ見たりせずにサーっと駆け足で通り過ぎながら横目で見るという作戦に切り替えた(切り替えるの遅すぎた気もしますが)。そしてサーっとやって来たのが最後の67番目のこれ。

もうひとつ楽しみにしてた帝国ホテルです。かのフランク・ロイド・ライトの設計による名門ホテル。1923年から1968年まで使われてた建物の玄関部分。
 車寄せ
これよこれ~これが観たかったのよ!!と思ったんだけど、もう本当に時間がなくて隅々まで観てられない。内部も玄関ホールが再現されてて、もっとちゃんと観たかったんだけどさーっと観て出てきた。こんなことならば途中のブラジル移民の家とか病院とかまじめに観るんじゃなかった・・・
そして建物はここが最後なんだけど、私がやってるスタンプラリーはこの後にもうひとつSL東京駅というところがあるのだ。帝国ホテルを飛び出してそこへ向かう。小走りになりながら、犬山駅行きの最終バスの時刻表を取り出して見てみると、5時10分である。しかもそれまでに今まで来た道を引き返し、正門まで戻らねばならぬ。正門行きの園内バスに乗るにはどうしたらいいのだ、と案内書を見ると・・・
なぬー!!
帝国ホテル前発4時40分。
そして今は4時35分。
必死でSL東京駅まで行きスタンプ押して即引き返し、ハーハー言いながら帝国ホテルに戻ると、バスがいたのでホッとひと安心であった。運転手さんも親切で客は私ひとりだった。
5時ちょうどに正門に戻り、10分後のバスで明治村をあとにしました。ペース配分ミスで最後のほうは時間がなくなってとばしたところもあったが、67個中62個くらいはちゃんと中に入って観たし、入らなかったとこも通りすがりにさーっと眺めたからまあいいだろう。がんばったよ。
スタンプラリーも完成して、全部で18種類押せました。全部載せるのめんどくさいから1個だけ↓


犬山駅に着いて、思い立って駅近くのイトーヨーカドーに入った。昨日食べた味噌カツがおいしかったので、そういえば愛知県には「つけてみそかけてみそ」というご当地調味料があったではないか、あれ買って帰ろ!と思って名古屋駅のお土産屋を探したら、わざわざ2本入りにして700円という高値だったので(ひとり暮らしでいきなり2本はいらないよ)たぶんこっちの人は普段使いの調味料だからきっとスーパーとかで安く売ってるはず、と思いヨーカドーに行ったのだ。そしたら1本298円だったので迷わず購入。
 これです
帰りにまたあの感じのいいパン屋に寄りたいなあと思ったんだけど、電車の都合もあって諦めた。再び訪れる日が来るのだろうか、来ないのだろうか。
そしてまた名鉄線に乗って名古屋へ帰った。
名鉄の駅ビルで夕飯を食べることにしました。山本屋総本家という味噌煮込みうどん屋さんに入った。卵入りのやつにしました。

ぐつぐつぐつぐつ

煮えとるな~
でも麺が生煮えのように固くて(こういうスタイルらしい)私は固め麺が好きなのでこれはよろしいと思った。味はめちゃくちゃ濃い目だ。別にご飯を頼んでかけて食べるのもよろしいみたい。
味噌煮込みうどんの有名な店は「山本屋総本家」と「山本屋本店」という、似た名前でまったく違うふたつがあるみたいなんだけど、なんでかしら。両社間でいろいろすったもんだがあったのかしら。
そしてその後は新幹線の出発時間まで駅ナカのイートインつきパン屋で時間をつぶしたのである。
ちなみにJR名古屋駅はメジャーすぎるほどメジャーな駅であるにも関わらず、いま現在は駅スタンプがないらしい。JR東海、なんという怠慢!!しかたないので近鉄の駅長室にお邪魔して押させてもらった。

近鉄には乗ってないけど。
そして21時半の新幹線で東を目指した。
何度も言うようだが新幹線は非常に速く、ついつい窓の外を観てしまうが夜おそいのでほとんど何も見えない。暗い中でいまどの辺を走っているのか当てようと、ずっと窓の外を観てたのだがあまりよくわからなかった。しかしどんなに速くとも暗くとも、ボウリング場だけははっききわかるのだ。あの巨大ピンのおかげで。
名古屋にいる間は全然花粉症の症状が出なかったなあ、やはりあれは東京の独特の病なのだろうか、と思ってたら、新横浜を過ぎたあたりから鼻がズビズバーハックシュンズビーとなり始めて、私だけではなくそこらじゅうでハックシュンズビーとやっているのだ。すごい、新幹線に乗ってても東京に近づけば症状が出始めるものなんだなあ・・・
東京駅に着いたのはもうすぐ日付が変わるという遅い時間だった。
前日の早朝から今日の夜まで、みっちりと名古屋・犬山を満喫できたので我ながらなかなかやるなーと思った。
ところで名古屋にははち丸くんという可愛いご当地キャラクターがいるのだ。

かわいいねえ~
(お土産のタオルを写した画像ですいません)
あれっ、ぜんまいざむらい・・・?と言ってはいけませんよ。
ちなみに犬山にもわん丸くんというキャラがいます。

目をつぶって股間をおさえてる写真しかなくてすいません。
それにしても、犬山のひとの異常な親切さに心打たれた旅だった。
おしまい
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名古屋編

2011年04月08日 18時31分27秒 | Weblog
じつは私は3月の8日から9日にかけて名古屋のほうへひとり旅に出かけていたのです。
帰ってきてすぐ大地震があり、思うところあってなかなか日記が書けないでいたが、1カ月が過ぎてしまったので記憶が薄れる前に残しておくことにする。
長くなってしまったので2回に分けて1日ぶんずつにしました。

3月8日
1泊2日の旅程のうちなるべくたくさん現地で過ごしたいので早起きをして6時16分東京発のぞみで一路名古屋を目指す。それにしても・・・新幹線は速いですな!!乗るたびにいちいち思うが、新幹線は速い!!
車内ではほとんど寝て過ごした。熟睡するのも危ないので紙一重のところでうつらうつらと過ごした。
新横浜の次はもう名古屋だ~
8時前に着いたので名古屋名物「モーニング」をいただこうと駅地下をうろうろしてたのだが、ガイドブックとか観光サイトなどでよく見かけた「朝は飲み物代だけでパン食べ放題」という喫茶店をたまたま見つけたので入ってみた。

パンもコーヒーも美味しくなかったので、480円だったけど「何だかなあ~」と思った。美味しくないと思いながらもパンけっこう食べたけどさ。
お腹がいっぱいになったので地下鉄に乗り市役所のほうへ行った。

県庁と市役所が並んであるんだよね。古くて情緒のある建物でとても素敵(写真ですと手前が市役所で奥が県庁です)。
県庁には記念スタンプが3種もあった!!
このたびの一番の目的はスタンプであると言っても過言ではない。
県庁にあったやつでこれが一番地域特性があっていいのではないかと。

その後、県庁近くの白壁地区というところにある市政資料館というとこに行ってみました。

大正11年に地方裁判所、区裁判所を含む名古屋控訴院として建設された赤煉瓦の建物です。素敵ですよ・・・
裁判の様子を再現してあったり名古屋の街の発展だとかの資料が展示してあるのですが、まあ地元の人のほうが楽しめるかもしれないね・・・
地下には独房と雑居房があってそちらも公開されてますが

ここに入ると思うだけで心が折れるな。
ちゃんとスタンプもあって

黄土色のスタンプインキって初めて見ました。
その次はいよいよ今日のメインイベント、名古屋城へ向かう。
お城の周りにはお濠があって、近くには市庁舎などがあり、まるで東京における皇居に雰囲気がすごく似てるんだけど、何が違うって、こんなところなのにひと気がない。皇居の周りなんて休日平日区別なく散策の人がいたり、あほみたいな量の人がジョギングしてるんだけど、名古屋城の周りのひと気のなさはいったいんなんだ。
この旅でいちばん不思議に思ったのが、名古屋というそこそこの大都会、中部日本の兄貴分と思ってたのに意外とすいてることだった(そりゃ名駅とか栄はうじゃうじゃいたが)。
 いいでしょ。
私いままでお城って興味がなくて、こういう天守閣のあるところって来たことなかったんだ。こないだ行った千葉城は現代の耐震技術の髄を集めて建てられた城だしね(しかも千葉城はかつてあったものの復元ですらない、観光用の城だった)。

名古屋城は江戸幕府を開いた後に家康が建てさせた城で、明治維新までは御三家の尾張徳川家の居城だったんだって。第二次大戦中に天守閣とか鯱鉾とかほとんど焼けちゃったんだけど、焼失を免れた三つのやぐらと三つの門と本丸御殿障壁画が重要文化財なんだって。いまある天守閣は昭和34年に再建されたもので、現在は本丸御殿の復元工事の真っ最中だった。
さすが天下の名古屋城ともなると

バリアフリー的設備が、ズブリッ!!と。
建物内も資料とアミューズメント要素が豊富で飽きさせない。最上階からはこんな眺め。

テレビ塔が観えました。
 
スタンプはオリジナルのやつと100名城のやつがあった。
さすがに天守閣内は混みあってたけど、二の丸庭園にいったらあんなに広いのに私ひとりだった・・・なんてのどかなんだ。いいところだ。
城を満喫して名駅まで戻った。チェックインの時間までまだ少々あるのでホテル近くの「ノリタケの森」というとこへ行ってみた。陶磁器メーカーの「ノリタケ」が敷地内にいろいろ作って公開している。資料館やファクトリーの他、レストランやギャラリーやアウトレットなどがあったんだけどとくにこれといった印象はない・・・食器類に興味がある人には良いんじゃないでしょうか。
ホテルに行ったら14時だと思ってたチェックインが15時だったので荷物だけ預けてご飯食べることにしました。1階にフリードリンクの喫茶室みたいのがあったのでそこで

地雷也の天むす。駅の高島屋の地下で買ってきたの。一口サイズで食べやすくておいしーよ。
白米のが3つ、黒米のが2つのミックスというセットで651円だったかな。
モグモグしてるうちに時間が来たのでチェックインした。ホテルはビジネスホテルなんだけど、もしかしたらできたばかりなのかもしれん、とても綺麗で良かった。
部屋に入って一息ついてお昼寝でもしたいところだがもったいないのでまたすぐにお出かけした。
丸の内というところにある市営交通資料センターというとこに行って(スタンプが豊富だというので行ってみたのだが道を間違えて大変なことに・・・)その後テレビ塔に行ってみた。
展望台まで行こうかと思ってたんだけど、市内はさっき名古屋城から見下ろしてしまったし、ふだんから東京スカイツリーを見慣れてるせいか

テレビ塔がショボーンと観えて、結局展望台までは行かなかったのだった。
この久屋大通とか栄とかいう駅のあたりは若者が好きそうなショッピングビルが多くて人がうじゃうじゃした。地下街もかなり混みあっていた。
この旅のもうひとつの目的は名古屋めしである。味噌カツは絶対食べねばと思って、矢場とんに行こうと思ってたんだけど栄にある「とんかつ いし河」というお店が美味しいというのをちょくちょく読んだのでそこに行ってみることにしました。サンシャインサカエという、観覧車が突き刺さってるビルの隣の名古屋国際ホテルにくっついてる栄町ビルの地下にある。なんかね・・・有楽町ビルの地下をすごーく淋しくしたようなひと気のなさでちょっと心配になったんだけど、ええいままよと入ってみた。そして果敢にもロースかつ(味噌)を注文。
ズモーン。
 ズモモモーン。
泥のように味噌がかかっていて非常に味が濃いぞ。お味噌汁も赤だしだし、こりゃ名古屋の人たちはこんな食生活では生活習慣病になってしまうぞと思ったのだが、やっぱり美味しかったのだ・・・
これで830円はお安いのではないかと。直前まで矢場とんとどっちにしようか迷ったのだが、あっちは同じようなメニューでもお値段は2倍くらいするもんね。ご飯もキャベツもお味噌汁もおかわり自由らしいので大食漢の人はカツをちょっとずーつ食べながらご飯やキャベツをたくさん食べる作戦もよろしいね。
また来たいな~
向かいには「ハンバーグ いし河」というお店があってそちらも美味しそうだった。
脂っこい食事を存分に楽しんだ罪悪感から、宿まで歩いて帰ったのだが、その道すがらコンビニでチーズケーキ買って宿で食べちゃった。
明日は犬山まで足をのばすつもりなので早めに寝ます。

次回につづく
コメント
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