革命家の 正体見たり 枯れ尾花

今日はちょっとだけ早く仕事が終わる予定なので映画を観ると決めていた。
２８日に始まったばかりだし今をときめく松ケンや妻夫木くんが出てるし、混んでるかもしれないなあと思って行ってみたら、ガラガラだった。「マイ・バック・ページ」を観ました。
なんの予備知識もなく観始めて、思ってた感じのと違ったのでちょっと全体が見えないまま観てしまったのだが、これはかなり面白いのではないかと・・・
１９７０年前後の学生運動全盛の時代に出遭った、若手記者沢田と東大の梅山という偽名を使う片桐という学生が巻き込み巻き込まれ巻き起こす事件を淡々と描いています。劇団系の役者さんがけっこう出ていてそれらがかなり良い味なのと、忽那汐里ちゃんが可愛い・・・
梅山という偽名を使う片桐という学生、こいつの胡散臭さから舌先三寸の様子からそれでいて憎めないようなひきこまれてしまうような魅力を持っているところから、絶妙なさじ加減で松山ケンイチくんが演じていて、恐ろしい演技力だわーと思いました。
スクープをねらい過ぎたあまり事件に間接的に関わってしまう沢田という記者（妻夫木くんです）が、（実際手は汚してないが）人ひとり殺している梅山（と名乗る片桐）を「彼は殺人犯でなく思想犯です！」とかばうので、人を殺してても思想犯なら許されんのかなー、許されたのかねえ、あの時代は。と思った。それくらいしといたほうが箔がついたのかねえ。
でこの映画は評論家の川本三郎というひとの朝日ジャーナル時代の実体験を基に書かれたものだそうで、原作も読んでみたいわーと思った。エンディング曲が民生と真心の「マイ・バック・ページズ」という、ボブ・ディランの曲をカバーしたへんてこな日本語ロックでそれがかなりぐっときて良かった。
劇場はガラガラでおっさん客しかおらず始めは心配してたが、思い出せば思い出すほど面白かったのでまた観に行こうかなと思っている。

のど飴と言う名のもとに

風邪は治った、と思う。
いまだにちょっとハスキー声なのでもしやこれは風邪ではなく、声変わりだったのかとも思うが・・・
あらゆる人（バイト仲間から店長から掃除のおばちゃんから配送屋さんから）からのど飴と言う名の愛をもらいまくり舐めまくりなんとかやってきた。
治った。

今日は焼きビーフンにしてみました・・・（残り物全部ぶち込んで）
久しぶりに食べる好物はうまさもひとしお。

メタリック

今日は仕事の後ごはんを食べてササヌキさんと一緒に東神田ファミリーバザールに行ってみた。
岩本町駅付近の繊維問屋等が寄り集まって青空市のようなことをやってるらしいので服か靴でも買うかと思って行ってみたのだが、オババ向けのものばかりで結局何も買わずに・・・帰りそうになったのだが、ついうっかりフライパンを買ってしまった。
大きめのフライパンがほしくて、ダイエーとかニトリで１０００円もしないのが売ってるけどどうもあの媚びたような赤とか黄色とかが気に入らず買ってなかったのだが、今回ついに出会った。
定価は８０００円するものを２０００円で売ってますということだったが、まあその８０００円というのはたぶんウソだろう。
MEYER社製

こいつはカッコイイ～
フライパンに自分が映り込んでいる・・・
でもこんな大きいの使う機会はあまりない。

SUNSET BLVD

今日はお休みだったので久しぶりに街へ出ることにしました。
まず「午前１０時の映画祭」をめがけて六本木へ。
いまＴＯＨＯシネマズ六本木ヒルズでかかっているのは「サンセット大通り」である。いつの時代の作品だとか内容とかキャストとか全く知らないけど何故かずっと観たかったの。たぶんタイトルが好きな感じなのだろう・・・
ハリウッドに住む売れない若手脚本家ジョー（ウィリアム・ホールデン）が借金取りに追われ、サンセット大通り沿いの大豪邸に迷い込む。そこはかつて無声映画時代に活躍した大女優ノーマ・デズモンド（グロリア・スワンソン）が奇妙な隠遁生活を送る家だったのだ。
五十代の自分を受け入れられず夢の世界で生きる彼女はハリウッド復帰を目指し自分本意の脚本「サロメ」を執筆している。そこへやって来たジョーに協力を求め部屋をあたえ脚本を書かせるうちノーマはジョーを愛してしまうのだがこんな軟禁生活に待っているのは不幸な結末だった。
というお話。まあまあよくある話だが当時はどうだったのだろう。
美輪さまがやりそうな話だなあ・・・
（調べてみると、実際無声映画で活躍していた大スターのグロリア・スワンソンがこの映画で復帰したり、彼女のカード仲間役も往年のスター達だったりして当時観ていたら「おぉー！」と感嘆の声を上げてしまいそうだ。１９５０年のモノクロ映画なので当時観るというのはあり得ないが）
映画の後は新宿へ。服でも買おうかなーと思ってたんだけど結局気に入るものは無かった。伊勢丹などをぶらぶらして帰ってきました。
髪切ろうかな・・・

もう一息だ

声が出ないのでここしばらく裏方の仕事ばかりしている。

昨日は、自分では出てるつもりなのだが、他人には聞こえていないようだった。
でもしばらく働いたらカサカサ声がちょっと出るようになったので帰り道ササヌキさんとしゃべりながら歩いてたら、前を行くサラリーマンの集団のうち数人がチラチラとこちらを見ているのがわかった。
スリムクラブ的な声の女がいたらそりゃ見るわな・・・

それに比べたら今日はまあいいほうだ。たまにおじいちゃんのようなむせ方をするが。
仕事のあと図書館ふたつはしごしたけど読みたい本がなかった。

カサカサ

１９日に喉が痛くなり頭が痛くなり、
ビタミン的なものをたくさん飲んで寝て
翌２０日はママの接客Gメンのバイトにくっついて茗荷谷まで行き
喉は痛いがまあ大丈夫だろうと思っていた。
２１日、問題なし。喉は痛いめ。
２２日、オカマ声に。
今日、声が出ない。
声が出なくなったらもうすぐ回復。
いつも回復直前に声が出なくなるのは何でだろ～

なぜこの時期にだ

今日は朝から喉が痛く昼過ぎから頭が痛く
もしかしてこれは風邪かいな。
明日はお休みだから夜ふかししたかったんだけどもう寝る。
C１０００飲んでパブロン飲んで寝る。
起きたら治ってますように～

ブラックスワン舞う

今日は仕事のあとオリナスの映画館へ。ナタリー・ポートマン主演（これでアカデミー賞とったんでなかったか？）の「ブラック・スワン」を観ました。監督はダーレン・アロノフスキーです。
バレエダンサーの女性が新釈の「白鳥の湖」の主役に抜擢され、白鳥と黒鳥ふたつを演じ分ける重圧から精神的に追い詰められ均衡を失っていくという、なんだかコワーい話のようでいて、怖さよりも痛さの表現がえげつなかった。
ささくれをむこうとしてピーっとむけて血がジュワーと出るとこなんて、客席から「ひえ～」といううすい悲鳴が多数あがっていた。
主人公が現実と夢の境がわからなくなるのだが観てるほうもわからなくなって振り回され、引きこまれるのであった。
ダンスは専門の人が踊ってるのをナタリー・ポートマンがやってるようにしてるらしいが、本人も１年間の特訓をうけたんだってさ。体もスゴイ。でもペチャパイっぷりにも度肝をぬかれた。
ウィノナ・ライダーが地で行くような役をやってて、哀しみが倍増した。

話は変わるが
好きな俳優さんが亡くなって、少々ショックを受けている。

漕ぐ UNDER THE CREW

今日は仕事に行ってその後、夜の新宿へ。
シアターモリエールでソラトビヨリst.（劇団名です）の「漕ぐ　UNDER THE CREW」を観ました。
西村さんが出てるのでチケットを取り置いてもらってたの。そそくさと最前列へ座る・・・
おととし龍馬ネタの「ほたえな～胸中が猿～」というめっちゃ面白いやつを観て以来ほぼ１年半、久しぶりの本公演でした。今回は「漕ぐ　UNDER　THE　CREW」という、豊臣の世が終わって間もない時代の海賊船を舞台にした笑いあり涙ありのおもしろーい作品となっております。
西村さんは今回は出番が少なく少々残念であったがお土産のパンを渡して初日を祝した。
新宿へ行くのも久しぶりだったが、やはりこういう都会はちょっと見ないうちに随分と変わっていた。三丁目交差点付近に若向けのファッションビルが何店も出現。今度はこっちを探索に行きたい。若くないが・・・

まほろ市

今日はレディスデーなので映画を観に行くことにしたのだ。
錦糸町にnana's greenteaという抹茶とか緑茶のカフェー的な店ができたので行ってみて、黒ゴマ白玉フローズンとかいうのを頼んだのだが今日は雨降りで非常に寒く、こんな冷え冷えのを食べてさらに冷えた。こめかみがズキーンとなった。
ブルブル震えながら楽天地へ・・・
今日は「まほろ駅前多田便利軒」という映画を観ました。これは三浦しをんの直木賞受賞作を映画化したもので、多田役が瑛太、行天役が松田龍平です。監督は大森立嗣です（ちゃっかり大森南朋と麿赤兒も出ている）
うむむ・・・松田龍平はあってる気がするが瑛太のほうはどんなものか。
原作の小説を読んだばかりでそれが妙に面白かったので期待半分不安半分で観たのですがなかなか面白かったような気がする・・・前半はかなり忠実な感じで後半はいろんなエピソードががっぽり削られてた。
地味でコンパクトで原作同様、神奈川に突き出した東京都まほろ市（つまり町田市のことである）が素敵に描かれている。今年の２月に初めて町田に上陸を果たしてこんなとこだったのかと少々衝撃を受けたが、また行きたくなっちゃった。
最後の方の重要な場面で瑛太がセリフを噛んだ。長回しの長セリフなので観てるこっちがヒヤーッとしたのだが、逆にそれがなんか、良かったのです。
良かったのです。