生活

とりとめもなく

年明けこれ読んだよー

2012年01月16日 19時46分29秒 | Weblog
年末年始はそんなに読まなかった。なぜかと言いますと

森見登美彦「ペンギン・ハイウェイ」
これにやたらと時間かかって、なんか不思議な話だった。新興住宅地に住むアオヤマくんという小学生の男の子の日常を追ったストーリーで、あるとき急に街に現れたペンギンの謎を解こうと躍起になるのだが、そのうちに草原に出現した球体(海と名づける)と歯科医院のおねえさんとペンギンが関連してるのではないかとつきとめるのだ。トンでもない話だろ。でも途中までは「なんかトンでもなくて読むのめんどくさいなあ~」と思ってたんだけど、半分くらいからこのペンギンと海の謎が気になってしまうという。
これといったオチなんてないよ。


綾辻行人「アナザー」
久しぶりに綾辻行人の本読んだよ~(「十角館の殺人」の衝撃はどんな推理小説も超えられないよいまだに)
気胸を患って夜見山という街にやってきた榊原くんという中学3年の男の子が主人公なのですが、彼とメイという女の子を軸にした学園ホラーです。推理小説とはちょっと違う。なんか700ページくらいあって大変そうだなーと思ったんだけど面白いので意外とあっさり読めてしまうよ。


伊坂幸太郎「終末のフール」
あと3年で世界が終わる。と宣告されてる世界の、仙台の団地に生きる人たちの話。それぞれを主役にした8編がちょっとずつ重なり合っていて面白いし、これホントに良いですよ。
ホントに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする