昨日の鳥小屋つくりはここまで。
完成は1月6日になります。
1月8日鳥小屋神事を行います。
この火にあたりますと1年間風邪をひかないといわれます。
昨日はここまでが終了。
和気あいあいの作業風景です。
今年も無事に過ごせ来年は何を目標にと考えながら・・・
作業の基礎です。これが一番大事な作業です。
遠くに「甲塚」が見えます・・・・・
夏井川河川から、県の許可を得て刈ります。
今年の猛暑で、萱は最高のものが出来ました。
軽トラ5台フル活動でピストン。
刈り取った萱は鳥小屋に使う物と、
大國魂神社の茅葺の家の葺き替えに使うため、
この萱の家に保管します。
この時期に集めないと集まらないので。
今日の昼食は
豊間の民宿「えびすや」さんの差し入れで「どんこ汁」を!!
おいしくておかわり!!
カレーもおかわり。
大国玉神社内の「ユッカラン」です。
北米の原産で明治の中ごろ日本へ。
10年に1度くらいしか咲かないそうです?
会津地鶏を飼っています。
羽が大事です。「神楽」などに使うそうです。
好天の昨日、
恒例になりました、
大國魂神社の氏子さんを中心に30名弱ほどで、
大國魂神社のうぶすな広場で、
「鳥小屋」を作り、それに参加しました。
この「鳥小屋」は2日がかりでつくる大規模のもので、
竹などの太さにはびっくりさせられます。
一月六日に完成させます。
一月八日に六時以降に「神事」を行い火がともされます。
この火にあたりますと一年間風邪をひかないというありがたいものです。
ぜひ参加してみてはいかかがでしょうか。
「なるほど歴史塾」からも2名参加しました。
いのしし君は一昨年から3回目となります。
「鳥(酉)小屋」は茨城・いわきが盛んでした。
いのしし君の子供のころは酉(とり)小屋と読んでいました。
無病息災行事の一つで、
小屋にはボンデンと呼ばれる高い竿を立て、
中に正月様を飾る神棚を設け、
炉を切って餅などを焼いて参詣人を饗応する行事です。
昨年「なるほど歴史塾」で
今から、211年前に書かれた
「寛政十一年農家年中行事」を現代訳しましたが、
そこにも書かれていますし(「鳥追(P10)」と書かれています。)、
高木誠一さんの「石城北神谷誌」にも詳しく記述されています。
参加者が30名近くもいますので、分担して、
萱・竹などの作業班に分かれて、
午前中に「萱と竹切り」などが終了。
総代長さんの指導のもと、
氏子さんの皆さんの手慣れた作業で、
和気あいあいの雰囲気の中での作業になりました。
午後からはいよいよ組み立ての作業に入り、
順調に進み、
上記写真のような骨組みを造り、終了しました。
骨組みは頑丈なもので、押しても動きません。
屋根や脇は一月六日にして完成となります。
一月八日PM六時ごろから
火が燃やされる(焚き上げる)ます。
ぜひ参加していただいて、
これだけの立派な「鳥小屋」は他にありませんので、
伝統あふれる風景を味わうのもいいものです。
場所は、
大國魂神社のうぶすな広場です。
参加された皆さんご苦労さまでした。