旅路 とまりぎ

いくつかのグループでのできごと(主に旅)

岩井海岸

2009年12月03日 | 
                           岩井海岸 
                                                  とまりぎ

 遠いむかし、夏の海へ来たことがあった。なぜかそのときは、竹芝桟橋から館山へ東海汽船に乗って、バスで岩井まで来た。

 木造の建物は古く、畳の部屋の奥の押入れを開けた途端に、中から大きなガガンボ集団がふわりと飛び出してきたのにはびっくり。

 真っ黒に日焼けした小学校5年生30人の3泊4日だった。          駅前に里見八犬伝の伏姫像

 その海へ一度来てみたいと思いつつ、寄る機会がなかったのだが、“とまりぎ”会で松っあんが来られなくて、5人の旅。飲みながらの電車を岩井駅で降り、昼食に中華の店へ入った。

 店の人に渋谷区の宿泊施設はまだあるのか聞いたところ、店からそう遠くないところにあるというので、もらった地図を頼りに歩いた。 もう冬を目前にした季節のことで、入口は閉じられていたが、あった。いつ建て替えたのか立派な白いコンクリートになっていた。


  海まではちょっと歩けば行けるところだったからと、細い裏道を行くと視界が開けて岩井海岸の海に出た。

  東京湾内だから、波は穏やかだ。



 湾になっていて、右側には見覚えのある山の形をした半島が突き出ていて、向い側にはぼんやりと三浦半島の先の辺りが見える。ここだ、やっと来たぞと思った。


  三浦半島の先には城ヶ島が見える。 

コメント (1)
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