今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

給食に鮒ずし

2013年02月12日 | 「う」のひきだし

解凍しすぎでうまく切れませんでした(半解凍で切るのがうまく切るコツ)





当地に鮒ずしという特産品があります。
春先に捕れたニゴロブナを、炊いたお米(ご飯)と一緒に漬け込み、半年ほど熟成させた食べ物です。
昨年、あるきっかけでおいしい鮒ずしに巡り会えました。
それは、漁業組合の副組合長さんが、自ら捕った鮒を地元でとれたお米で丁寧に漬けられた鮒ずしでした。
イヤなにおいが無く、ほどよい酸味で、やわらかく、何ともまろやかなおいしさです。
昔は各家庭でも漬けていて、今でもたまに漬けておられて、いただくこともありますが、味は千差万別です。
手間暇がかかるということで、今も昔も高級食材とされていまして、人がたくさん集まる時ぐらいしか食卓にのりません。ですので「風邪に効く」とか「夏ばての薬」とか「腰痛に」などとかこつけてはたまに登場したものでした。

そんな鮒ずしがこんど学校の給食に出る!というので、うちでも予行演習に食べさせてみることにしました。
結果・・・お兄ちゃんは口に入れたものの、吐き出し、弟はそれを見て箸も伸ばさずじまい。想像はつきましたが、中学生ならまだしも小学生ではまだこのおいしさはわかるまい・・・という結論に達したのでした。
「地元の特産品を子供たちにも知ってもらおう」という行政のねらいらしいのですが、逆効果にならないことを願うばかりです。



真空パックされているので、冷凍保存します。
冷凍することによって、熟成のしすぎを防ぎます。

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メリークリスマス! と デトックススープ

2012年12月25日 | 「う」のひきだし

  

  メリークリスマス!!    ♪クリスチャンでもないのに・・・♪

楽しいこと大好き、お祝い事大好き、という国民性は大変結構ですね。
この年齢になると、心浮き立つことも、うれしいこともなく、年内にやらなければならないことが目まぐるしく、頭の中を駆けめぐり、めまいを起こしそうになりながらも一応「メリークリスマス!」です。


ツリーのサラダ。


クリスマス、年末年始というと、どうしても食べ過ぎ飲み過ぎになってしまいます。
大勢集まるとついつい度を越してしまって・・・明くる日、自己嫌悪。なんてことも、過去には・・・
そんな時にもよさそうだなぁと思い作ってみました、その名もデトックス・ベジスープ。
私デトックス、とか血液サラサラ、とかいううたい文句に弱いんですよね~



基本のスープ

どんなスープかと言いますと、
☆切り干し大根
☆大根
☆しいたけ
☆トマト
☆タマネギ
☆キャベツ
以上が基本の材料です。切り干し大根というのが今までになく変わっていますが、干すことによって栄養がぎゅっと濃縮されて、カリウムは大根の14倍、カルシウムも23倍だそうです。そうして食物繊維も豊富でいいことだらけ、全ての材料を一口大に切って、ことこと煮るだけ、煮る時間もお好みで、変わっているのはお鍋の中では味付けしないで、それぞれのカップの中で好きな味付けをする、ということです。
今日はカレー味とか、今日はエスニック風にナンプラーを入れてとか、それが飽きないコツだそうで、なるほどな~です。

後はキノコとか、ゴボウとか、人参とかいろいろ説明がありますが、要は冷蔵庫にあるものを好きに入れたらいいんじゃないでしょうか。冷蔵庫のお掃除も兼ねて。
不思議と芋類は材料にありませんね、お芋を入れると腹持ちも良くなると思うのですが、糖質制限の人にもぴったりのスープです。
2日酔いの朝、熱々のこんなスープが出てきたらうれしいなぁ。誰も作ってくれないので自分で作りだめしとかないといけないんですけど。


詳しく載っています。  庄司いずみ /著






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ハロウィンのお菓子

2012年10月30日 | 「う」のひきだし
10月31日はハロウィン。チビちゃんたちのリクエストでお菓子を作りました。
ウェブで検索して、いろんな方のやり方を少しずつ取り入れさせていただきました。

本当はかぼちゃで作るのですが、家にあったかぼちゃはあまりほくほくじゃなかったので、さつまいもを加えました。

かぼちゃとさつまいもの皮むいて、レンジで蒸して柔らかくなったら、バターと砂糖とシナモンをそれぞれ、好みだけ適当に入れ、すりこぎでつぶします。
裏ごしするといいのですが、つぶつぶが残っててもまあいいでしょう。

とっておいたかぼちゃの皮をほんの軽くレンジします。これで顔のパーツを作ります。

顔のパーツは暇そう・・・もとい、器用な清吉さんにお願いしました。

「こんな感じに作ってな」と簡単なイラストを描いて渡し、私は顔本体を作り、できあがった目と口をくっつけ、卵黄を頭に塗って、まずは焼いてみました。




卵黄の焦げ目が髪の毛みたいで、なかなかかわいい。。。
ふっと気がつくと清吉さん、口もきかずに黙々と作業に専念しています。
「えらい熱心やな、おもしろうなってきたん?」と手元をのぞくと・・・
うわ~~ なんかいろんな顔ができています。めがねをかけたのやら、ウインクしてるのやら・・・




淡谷のりこさんがいるような・・・

昔はハロウィンなど、何も無かった気がしますが、最近は飾りやお菓子などたくさん売っていて、徐々に浸透しつつありますね。

チビちゃんたちは、もちろん大歓声で大喜びでした。




ハロウィンべんとう



コメント (2)
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栗の渋皮煮

2012年10月13日 | 「う」のひきだし

実りの秋です。

今年も栗を沢山いただきました。大きくて、重みのあるのをより分け、渋皮煮を作りました。
今年で三年目になりますが、試行錯誤してようやくベスとかなというスタイルができました。




 きれいに洗って、水から栗を煮て沸騰したらすぐ火を止めて少し冷まします。煮すぎると栗の実が柔らかくなりすぎて、渋皮が破れやすくなります。





 渋皮を傷つけないように注意して剥いていきます。私は「くりくりぼうず」という栗剥きを使っていますが、慣れないうちは刃の当て具合とか力の入れ具合で、「あっ!」となります。傷つけてしまった栗は煮ても ぼろぼろになりますので、あきらめて栗御飯用にします。我が家では渋皮煮を煮た日は栗ご飯、ということになっております。

 剥いた栗をひたひたの水と重曹を入れたお鍋でぐらぐらさせないように煮ます。





 すぐあくが出てきて、真っ黒の汁になります。10分くらいで火を止め、少しずつ水を入れ替えながらまだ水が温かい状態で、栗を指の腹でやさしくなでて余分な繊維やすじをとります。

を3回か4回様子を見ながら繰り返します。

 ゆで汁が少しきれいなワイン色ぐらいになってきた頃、砂糖を入れます。一度に入れずに味を見て2・3回に分けた方が良さそうです。

 そうして20分ほど弱火で煮て、私は一晩そのまま置きます。明くる日また砂糖を足して汁を煮詰める感じで煮ます。
 このとき香り付けに洋酒を入れます(好みです)

 栗にてりが出てきたら完成です。




渋皮の状態になったら、栗はいつも水の中に漬かっている状態にします。
煮るときはぐらぐらさせないように気をつけます。

以前は甘露煮を作っていましたが、どうしても形がくずれてしまってうまく行かないので、以来渋皮煮ばかりです。
剥くのが結構手間取りますが、剥いてしまえば後は結構他のことをしながらやれます。






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揚げない大学芋

2012年09月27日 | 「う」のひきだし



梨・ぶどう・栗・新米にさんま・サツマイモ・・・
私の場合、秋は食欲からやってまいりましたぁ。
涼しくなった途端、戻る食欲。歯止めのきかない自分がコワイ今日この頃です。

そんなことを言いながらもいろいろ作ります。
とっても簡単な大学芋の作り方。

☆ さつまいもを適当に拍子切りにして水にさらし、水はよく切っておきます。
 
☆ フライパンにサラダ油を少し多めに入れて、あまり熱くならないうちにお芋を投入。
  油はハネに注意してください。

☆ 上から砂糖をお好みの分量バラバラッとふりかけて、フタをします。

☆ 様子を見がてら2・3回かき混ぜたらできあがりです。

火加減は中火です。火にかけて他のことをしている間にできてしまいますので、子供達のリクエストにもすぐ答えられます。
知り合いの方に教えてもらってから、大学芋はずっとこのやり方です。

味見がてら、ひとつふたつ・・・ これがまたねぇ。
コメント (4)
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