あ~。いつ読んでもいいですね。この方の陰陽師。
忘れてる頃に新刊がでる、というのも良いです。
季節は梅雨明けから、初冬にかけてその季節に見合った庭でその季節に見合った酒を、安倍晴明と源博雅が酌み交わしながら過ごす時間たるやこの世の物とは思えませぬ。
今回は、ムカデ、犬、白ヘビ、ネズミなど動物が多く登場します。まあ動物といえば何かの化身やもしれませんわなぁ。
そうして今回は、清明さまにはどれも問題が簡単すぎたのではないでしょうか。
あっさり解決してしまうのです。危うし清明!とか妖怪達との手に汗握るバトルというものがございませなんだ。
ちょっとネタ切れ?でしょうか。
このシリーズも長く続いて欲しいひとつなので、夢枕先生には是非ともがんばっていただきたいものです。
(たなぞうより)
陰陽師 醍醐ノ巻/夢枕 獏著
★★★★★