ブクログより
青梅警察署山岳救助隊員である著者が長年にわたる救助活動の内容を記したものである。
奥多摩の山域といえば標高もそれほどなく、穏やかな山容のイメージがあるが、道迷い、転倒、転落、最悪は死亡事故まで、日夜救助活動に明け暮れておられる様子にまず驚く。
遭難者の特徴として目を引くのが中高年の単独行、にぎやかなのを好まず、一人で静かな山を満喫したいのであろうがそういう登山者の遭難数はダントツである。
何か起こった時にはまず周りの人が頼りなので、単独の行動は危険ということだ。
一件一件、事例をあげて細かく検証されているのを読んでいると、ほんの少しの気のゆるみ、不注意、これぐらいならという怠慢等々、
頷けることが多々あり、人ごとではないなぁと身の引き締まる思いである。
また奥多摩には山野井夫妻が住んでおられるので(その当時、今は引越しされています)泰史さんがクマに襲われ重傷を負ったことや、妙子さんが丹精込めて世話をしている畑の作物をサルから守るエピーソードなど、興味深い話など満載。
なんにしても、山に入れば、誰にでもどこででも、遭難は<すぐそこにある>のである。
心しておきたい。
すぐそこにある遭難事故 / 金邦夫
家にある鉢植えの金のなる木、特に世話もせずまあ枯れない程度に水をやるだけでしたが
ある日ふと見ると…つぼみがついているではありませんか
しばらくすると咲きました。
何十年と育ててきたものですが、花が咲くなんて初めてです。
何かいいことがあるかな~ お金が入ってくるのかな~ うふふ・・・