セロトニンはヒトを含む動植物に一般的に含まれる化学物質でトリプトファンと呼ばれるアミノ酸から出来ています。
セロトニン減少は「うつ、神経症状の問題、精神疾患」に深いかかわりがあるのは、有名ですが・・・・しかし
セロトニンが不足すると目先の欲に捕らわれやすい!
ああ今日はもうねむいから勉強やめ~~っ 目先の欲(笑)
行列のできた人気飲食店とすぐに空腹を満たせるファストフード店のどちらにするか???
「奥さん今日だけ安いよ~~ あああっ 今日買わないとそんするよ~」
「最後の一個」 ・・・・ 「奥さん今日だけ2個おまけしておくから・・・」
こうした行動選択の際、脳内物質のセロトニンが不足すると、目先の利益にとらわれやすい
傾向があることを、国際電気通信基礎技術研究所と広島大のグループが解明し、米専門誌に発表しました。
その実験は、
20人の実験参加者に、24時間前からたんぱく質が少ない食事をしてもらい、人工的に体内のセロトニンが不足した状態を作り出し、その後、パソコン画面上で、「操作時間は長いが、20円がもらえる」あるいは「短時間操作で5円がもらえる」の選択肢を示し、制限時間内に選択を繰り返してもらった。その結果、セロトニンが不足していない場合に比べて、不足すると短時間操作を選ぶ割合が増える傾向だったそうです。 脳には、報酬が得られるまでの時間に応じて働く複数の神経回路があり、セロトニンは、これらの働きを調節しているようですなので、病気などでセロトニン不足になると、調節能力が失われ、
将来の報酬の大きさと、かかる時間を比べて、状況に応じた適切な行動を選なくなるそうです。
言われてみればな~るほど!
しかし目先の欲とは言うけれど、どちらが目先の欲か判断しかねないことも(笑)
文献↓