コアカイでは、一部の患者様、特に必要な方のみ施術後キネシオテープを張っています。
本日は、キネシオテープについてご紹介します
体の動をスムーズに行うためには、骨、関節、筋肉以外にも皮膚の可動性を助ける筋膜層があります筋膜には、浅筋膜と個々の筋肉を包み隠している深筋膜の2つに分けられます。
それは筋肉と筋膜の間には筋膜スペースがあそこに、リンパ液が流れています。人体は幾重にも重なった風船であり、隙間は水{リンパ液}で満たされ、循環して組織の熱をとり汚れを排除しています。
仮に筋肉痛や、足がつったりする場合は、筋肉、浅筋膜の収縮、伸展障害、血液やリンパ液が流れにくい、溜まったリンパ液が痛みを感じるなど、いろいろな要因が神経を刺激しています。
キネシオテープは、筋肉(浅筋膜)を伸ばした状態でテープを貼って、普通の状態に戻した時に皮膚の下に血液、リンパ液の流れるスペースが確保されることで、それらの流れが改善や症状の緩和、改善を促すことを目的としています。
仮に怪我や使いすぎによる筋肉障害、伸びすぎた浅筋膜、縮みすぎた浅筋膜等にテープを用いることで筋肉の伸縮機能や循環を助け、筋肉をコントロールする機能に働きかけます。たとえば痛みを感じたとき自然に障害部位に手をあてますが、これは痛神経学的に痛みを消す方法として有効な★ゲートコントロール機能です。キネシオテープを張ることで★ゲートコントロール機能が、活性化され坐骨神経痛、上腕神経痛、胃の痛み、腱鞘炎等々に痛みが軽減するなど臨床上よく聞く話です。
ところでこのキネシオテープ
弱点があります。肌の弱い人はかぶれるのです。私はちょうど皮膚が弱いので
自ら試したところ、殆どのメーカはすべて「ボツ」
今はダイヤ工業のテープを使っています。今のところかぶれません。患者さんも酷く被れた方はいません。(ただし痒みがあるときは外すことをお勧めしています。)
先日ある会社からのサンプルを頂いたのと、K先生にいただいた2種類のキネシオテープがそろいましたので、通常使っている物も含め一晩3種類張り付けて寝ます。
コアレディスカイロプラクティックオフィスではキネシオテープはかぶれにくいものを使用するため、院長自ら人体実験にて確かめています(笑)
結果報告は後日・・・・
(ご報告 一長一短でした。 悩みます )
★ゲートコントロールについて。抹消神経から脊髄神経へと痛みが伝わるときに、脊髄に痛みをコントロールするゲート(門)があって、痛みの情報を脳へ伝えるかどうか調節しているというのです。ゲートが開いているときはうんと痛く感じ、ゲートが閉じているとあまり痛みを感じなくなるというわけです。精神的なものにも関与します