院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

麻婆茄子

2005年07月22日 08時18分50秒 | 
今朝出勤したら、玄関の脇にある傘立てに

「どうぞ」みたいな感じにエロ本が一冊おいてありました。

院長です。

おはようございます。

エロ本ですよ、軽いイタズラなのか、はたまた何かの強いメッセージなのか分かりかねますが

院長は「これでもくらえ!!」とエロ本を置かれるような恨みをかった覚えはありません。

そのまま置いておくわけにもいかないのでソソクサと回収しましたが、古雑誌の日は

だいぶ先だし・・・来院してもらえれば先着1名様に差し上げますよ。

そっと「まだある?」と聞いてください。

さて、そんな院長もせっかくなので一応しっかり目を通しましたという話はサラっとやめて

今回は「麻婆ナス」です。

患者さんにナスを頂いたのでこれは今晩やるっきゃない(寒!)と献立が決まったわけです。

さて、この「麻婆ナス」は正式名称を「魚香茄子(ユィシャンチェヅ)」と言って、

魚醤やナンプラーみたいなので味付けて煮込む料理です。

でも、あまり日本には馴染まないせいか結局、肉味噌をスープで煮込む「麻婆なんとか」に

ナスを使った料理になっちゃいました。

だから日本ではユィシャン~では無くてマーボー~があってると思います。

さて、ベースは以前紹介した四川麻婆豆腐(7/13参照)と同じなんですが、

ナスの処理の仕方を紹介しておきましょう。ナスは油を良く吸う、と言われますがホントだよね。

フライパンにたっぷりめに油敷いたってナスが全部バカ丁寧に吸うもんね。

で、スポンジのように大量の油を吸ったナスを食べるのはなんか抵抗があったりするので、

そこんとこを何とかしましょう。

どうするかっていうと、灼熱の油で一瞬で火を通すやり方を使います。

揚げ用の油を200℃(菜箸を入れるとシュワーっと大量の泡が出る温度)にして、乱切りにした

ナスを一気に投入し、15秒で引き揚げます。ナスは揚げると縮むので二人分作るなら

4本は食べれちゃいます。


                    (作り方)

 1) ナス4本を乱切りにしておく。しょうが、ニンニクのミジン切りを小皿にわけておく。

    別の小皿に豆板醤、テンメンジャン、ラー油各オオサジ1をよく練り合わせておく。


 2)  中華鍋に揚げ油を入れて200℃に熱し、ナスを15秒揚げる。油をあけたら、その鍋で

    しょうが、ニンニク、豚ひき肉150gを脂がしみ出てくるまで炒め、混ぜておいた

    豆板醤と合わせる。


 3)  スープを1カップ、揚げたナスを加え、強火で煮込みながら醤油、砂糖、一味唐辛子

    日本酒を入れて味をみる。


4) 味が決まったらネギみじんをドバッといれ、トロミをつけたら完成!!


写真ではラー油の赤と、なすの紺がアーティスティックな調和を奏でています。

夏の食欲をガツンと刺激してくれますよ