院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

ノスタルジック昭和カレー

2005年07月26日 08時15分00秒 | 
絶好の長靴日和のこんな雨の日に、

どうしても革靴で出勤しなくてはならなかった今朝の院長です。

おはようございます。


悪い事って重なるもので、スーツを入れた紙袋が雨で濡れて底が破け、

ワイシャツが地面にフサッと静かに落ちました。

今日は獅子座への仕打がひどすぎるんじゃないの!?と思いつつ、

こんな事でもブログの記事にはなるんですから、

そう悪い事ばかりでもありません。

こんな土砂降りの日は借りているDVDもじっくり観れそうだって話は

エヘッとやめて今回は「昭和初期カレー」です。


カレー作りにしばらくハマってたりすると、色の深い黒っぽいカレーこそが

エライ!みたいな考え方になってきます。

「黒カレー礼賛」というやつですな。でも世のオッサン達はいつになったって

黄色いカレーに強いノスタルジーを感じるそうです。

チャツネ入り?すりおろしリンゴ?数十種類のスパイス?

どんなカレーも「電柱が木だった頃のカレー」にはかなわないんだ、と。

若干ウザイですが、そういうジェネレーションって脈々と存在します。

温故知新なんて言葉も書初めで書いたことだし、オールドスタイルの

おばあちゃんカレーを作ってみました。


                    (作り方)


 1) 豚肉300gは食べやすい大きさに、ニンジン1本、じゃがいも2個は

    乱切りに、玉ねぎ1個は薄切りにして分けておく。


 2) 鍋につぶしたニンニク1片とサラダ油を入れて熱し、香りがたってきたら

   ニンニクを取り出して豚肉を炒める。

   表明が色づいたら玉ねぎとニンジンを加え、玉ねぎがしんなりしたら

   胡椒を振り、水500ccとコンソメの素2個を加え煮込み始める。

   ニンジンが柔らかくなったらじゃがいもを加え、さらに煮込む。

   その間アクはとるんだよ、当たり前だけど。


 3)隣でバター50g、小麦粉オオサジ4をフライパンで炒める。弱火で

   焦げないように注意しながらね。全体がよく馴染んで

   サラサラしてきたらエスビーのカレー粉オオサジ3を加え、更に

   香り立つまで炒め、隣の煮込み鍋からお玉2杯の煮汁をフライパンに

   足し、粉を良く溶かす。これがルウです。


 4)このルウを煮汁に入れてきちんと全体に溶かし水を更に300cc足したら

   野菜がトロけるまで20分ほど煮込んで完成。


ノスタルジックなこのカレーは正直、かなり美味しいです。ルウを使って

作るカレーとは違う懐かしさがあります。