院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「ウォーターチャージ」

2007年02月26日 07時07分18秒 | ノンジャンル
こないだルピアの軽食コーナーで軽食していたら、

小学生の男の子二人が店の人に

「すいません、ここの店ってお水ただで飲んでいいですか?」と

若干微妙な日本語で聞いていました。


軽食コーナーなので食べるものを注文して番号を呼ばれたら

勝手に取りに行って食べ終わった食器も自分たちで片付ける、

いわば高速のサービスエリアのようなところです。


水もセルフなので勝手に飲みゃいいのですが、不安なので一応ことわったのでしょう。


仲良く二人で水を飲んでいるのを見て、

「そういえば子供の頃はやたらと水が飲みたかったな・・・」ということを思いだしました。


今では軽い運動したくらいでは喉も渇かないし、そもそも食事以外で

積極的に水を飲むことなんてあまり無いのですが、

小学生の頃は休み時間のたびに先を競って水を飲んでいたのを覚えています。


廊下の真ん中くらいにあった水道にはいつもみんなが

列を作って水を飲む順番を待ってました。


「お前、飲み過ぎだブー」なんつってね。


そうだ、ホントにみんな良く水を飲んでたよ!


帰りは帰りで、通学路の何箇所かで水飲みポイントがあって

(たいていは人んちの庭先の水道)「水飲ましてください!」と大声で言って、

許可もないのに勝手に門を開けて敷地内に入り、しこたま水を飲んで

「ありがとうございました!」って出てくるの。


あ~、今考えると超変だけど、なぜか毎日そんなだったなぁ。


外の水道だから水が錆び臭くてすごくマズイんだけど、ガッブカブ飲んでたね。


今は誰かに許可を得てまで水を飲みたいなんてことは滅多にないけど

こないだの小学生がまさに院長の子供時代に重なりました。

水、見つけりゃとりあえず飲む!みたいなね。


健康のために常に傍らに水を常備してこまめに飲んでる人は多いけど

そんなんじゃなく、子供である自分に唯一許された嗜好品

という感覚だったのかもしれません。


お菓子もジュースも学校はもちろん、家でもそんなに堂々と

いつでも口に出来るものではなかったけど、水なら文句ねぇべ?

ってのが確かにありました。


小学生がタケコツに「お水下さい」ってきたら、たらふく飲ましてやろう・・・

そんなことを考えました。