院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「たっぷり煮物。」

2007年02月28日 07時05分27秒 | 
奥さんがおとといから腹痛を訴えていて、元気がありませんでした。

痛み止めの薬を飲んでもあまり変わらないし、トイレに行っても

良くならない。


病院で検査を受けるように言おうとしていましたが、

痛み方などを聞いているとどうも痛いのはお腹じゃなくて

腹筋なのではないか?と思えたので、腹直筋に沿って軽く圧迫を

してみたところ「痛ーーい!」と言うので、腹筋痛と判断して

「心配ない!」と言い切りました。


院長は大体の痛みを「筋肉だ」と言い切るので、奥さんはちょっと不信がってましたが

腹筋に沿ってテーピングをしてやるとあっという間に痛みが楽になったので

やっぱり腹筋だったのか・・と意外そうにしてました。


内科的な検査や治療の必要なものを見逃さないことと、

そうでないものは必要以上に患者をびびらせない、

というのが我々の役目だと思います。


そんなに難しいことじゃないハズなんだけど、この国の

「患者満足度の医療費用対効果」の低さを見ると無駄なものが

多すぎるのだろうな~と感じます。


悩んでる痛みが治ればそれでいいんじゃない?

と思うのはおかしいことでしょうか。



さて、昨晩は「こんにゃくと根菜の煮物」をしました。

煮込んでる間にパン焼きの準備を済ませたので無駄の無さが

惚れ惚れモンです。




                (作り方)

 1) こんにゃく1個は手でちぎって軽く下茹でしておく。必ずね。

   人参1本は皮を剥いて薄く輪切りにスライス。

   大根半分は細いものならそのまま輪切りにスライスで、普通の大根なら

   輪切りにしてから半月切り。

   じゃがいも1個も輪切りから半月に。


 2)鍋にサラダ油をたっぷり敷いて、荒ミジンにしたニンニク2片を炒め、

   香りがたってきたら豚のバラか小間切れを200くらいを炒める。


 3)肉が軽く炒まったらさっきの野菜とこんにゃくをドカッと入れ、

   全体に油を馴染ませる。

   この際、フライパンから溢れそうなボリュームになるけど強気で

   頑張ってください。なんとかなります。

   

 4) 水1カップ、醤油オオサジ2、ミリン、酒、砂糖、各オオサジ1づつ、

    カレー粉コサジ1を入れ、落としぶたをして7~8分煮込み、

    さらに醤油オオサジ2を足す。

 
 5) じゃがいもを崩さないように、たまにしゃもじで全体を混ぜて、味見。

   煮汁はしょっぱいくらいでちょうどいいでです。

   なんかパッとしないなら塩胡椒しましょう。


1人分がどんぶりいっぱいになりますが、軽く全部食えてしまいます。

「おかずな煮物」のお手本ですな。