それから、このブログをどれだけみている「仲間」の方がいるかわかりませんが、当面、みなさんに「お願い」したいことがあります。それはだいたい、次のとおりです。
まず、今の大阪市議会の状況から考えると、このままでいけば大阪市の青少年会館条例は「廃止」となり、青少年施策に関する枠組みも予算も、大阪市は「子ども青少年局(仮称)」の設置により、大幅に変更されることになります。そのことは、前々から書いてきたように、私としてはとても納得のいくものではありませんが、現実に今起きていることととして理解して、その現実に沿った対処を考えていくしかありません。
と同時に、先ほどの書き込みでも少し触れましたが、「今まで青少年会館があること」によって支えられてきた子どもや保護者、周辺地区の住民の暮らしが、今回の措置に伴って、さまざまな変化を生じてきます。そのなかにはもちろん、いい面での変化もあるでしょうが、私の予想では、支障をきたすようになる方向での変化が多々あると思います。
そこで、ここからがお願いなのですが、すでに「廃止」を前提にして現在、12館ある青少年会館ではいろんな事業の「しめくくり」への対応が行われていると思いますが、その段階から見えてきた子どもや保護者、周辺地区住民の生活上の変化について、例えば「ここはかえってよくなった」「こういう面で困っている」「こういう点で先が見えなくて不安だ」など、できるだけ具体的に何がどう変わっているのか、みなさんの「声」を集めてください。
このとりくみは、利用者団体ができているところであれば、その団体がやればいいでしょうし、今、青少年会館にかかわっているNPOの人たちであっても、現場職員の人であってもかまいません。あるいは、こういう声を集約するグループを独自に立ち上げてもいいと思います。まずは、どんな変化が起きてきているのか、現状をきちんと把握するところから、今後の対応をいっしょに考えていきましょう。